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JASRAC許諾番号
9005801003Y
30005900580
1003Y30007 |
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JRC許諾番号:
X000140A02L
JRC許諾番号:
X000140A03L |
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このマークは、レコード会社が提供するコンテンツを示す登録商標です
RIAJ60001008 |
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e-License
許諾番号
ID12060
ID15548 |
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担当者の偏愛ゆえ、思わずロックを題材とする傾向にある「マガ・リコ!」。日々、次なるお相手を求めて書店に足を運べど、つい、ロングヘアー(男性)やらブロンド(こちらも同)やらモヒカン(当然、同)が表紙を飾る雑誌ばかりを手に取り「アレだな、次こそココで取材しよう」などと、夢想の日々を送っている。 しかし、古今東西・多種多様の楽曲を扱うOnGenにおいて、そんな偏りはもってのほか。今回のリコメンダーには、創刊より300号を超える日本のブラック・ミュージック専門誌の草分け『bmr(ブラック・ミュージック・リヴュー)』の前編集長、現“編集スーパーヴァイザー”岩間慎一氏を迎えた。
ピックアップは、ニューオリンズ・ファンクの代名詞(同名アルバムもリリースした)ザ・ミーターズ。不運にもハリケーン被害で注目を集める“音楽の都”発のスーパーバンド、そして、ニューオリンズの歴史にも注目する。
取材場所は、赤坂のオフィス街にひっそり佇むソウルフルな名店にて。軒並み美味なおまかせメニューを満喫しつつ、雑誌の歴史から、インタビューはスタートした。

原田(以下・原)「最新号が、スゴい!326号ですか(註:取材時)。随分とさかのぼりますが、媒体の歴史を教えてください」
 
岩間(以下・岩)「前身は『ザ・ブルース』という誌名です。とは言っても、ブルースに凝り固まっている訳ではなく、アフロポップスやラテンであったり、広義の黒人音楽を取り上げていましたね」
 
原「月刊だとすると…25年ほど?」
 
岩「いや、さらに前身があったりして、ファウンダーもよく分からないかもしれません(笑)。本当に初めは下北沢の小さなオフィスでガリ版刷りで作ってたものなんかもありますしね」
 
原「謎の歴史ですね(笑)誌面を拝見していると、イマもののアーティストが大フィーチャーされ、ファッション系ページもありと、誌名で抱いていたイメージよりも、柔軟な構成ですね」
 
岩「古いものを掘り起こすのではなく、常に新しいものを取り上げてきたメディアなんです。それは、ヒップホップが登場した時であったり。新しい流れをクローズアップする、というのは、唯一のポリシー かもしれませんね。そうしない方が、この国では売れるのかもしれませんが(笑)」
 
原「定番のモノを扱えば、確実に売れますからねぇ」
 
岩「基本的、編集部には新しいもの好きが多くて。黒人のアーティスト自身も、強迫観念的に新しいことをやろうとする。中には“なんじゃこりゃ”っていうとんでもないモノもあるんですけど、それも含めて常に面白がっていたい」
 
原「強引さはありますよね。80'sのヒップホップなら、異常にデカい時計を首からブラ下げたり(笑)」
 
岩「僕もナックル・リングしたり、その頃はハマりましたね(笑)。ただ、僕がスゴいと思ったのは、媒体の先達たちが、ヒップホップをお遊びではなく、ブラック・ミュージックの流れとして、ちゃんと捉えていたことですね」
 
原「そんな中で、最近は90年代のセミクラシックスも特集していますが」
 
岩「さすがに、だいぶ読者の低年齢化が進んでいるので“過去にはこんな流れがあった”のだと提示しないと、分からないのではと思うので」
 
原「確かに。でも、ちゃんとスニーカーの話だったり、今の日本のラッパーやレゲエもピックアップして、時流は提示しているんですね」
 
岩「そうですね、“クロい”感じが出ているものならば、ジャンルなどに拘らず取り上げています」
 
原「“クロい”という感覚の意味は?」
 
岩「…ちゃんと音楽と、ブラック・ミュージックと向き合って、そして、愛しているということですね」
 
原「あぁ、なるほど。バカっぽいですが“超ロックだね!”なんて言う感覚です…かね。カッコいいなぁ、その言葉は」
 
原「という流れですが、リコメンドのお題は“ザ・ミーターズ”です…次号で、ハリケーン災害を通して、ニューオリンズのシーンを再考するという特集を展開するということで、あえて“原点”を」
 
岩「音楽的に、どれだけのルーツをもって発展してきたか?ということを取り上げてます。社会的カルチャーまで語り出すとメチャメチャ複雑なので、数ページではやれるものではないんです。本当はそこまでやって分かる所もあるんですが…教科書ではないので」
 
原「今回の災害で、ニューオリンズの“特別”な状況が露呈されましたよね」
 
岩「逃亡奴隷をネイティブアメリカンが助けて、といった時代があったり…1920年代までさかのぼりますが。本当はカルチャーって、こういった時代背景だとか、もっと深く見なきゃなんですよ」
 
原「そうですね…」
 
岩「今回のケースは、のん気に暮らしてる日本人に向けての警鐘にもなるでしょうし。基本的にやっぱり、あの大統領とかにコビてないで、ここぞとばかりに攻め立てないと(笑)」
 
原「カニエ(・ウェスト)の発言もありましたしね…。さて、ザ・ミーターズについて」
 
岩「60年代から活動してましたが、いちばん知られているのは70年代ですね。初期の「Sissy Strut」や「Hey Pocky A-way」なんてメチャメチャいい曲で。強力なリズム隊がスゴくて、このサウンドが 無かったら、ジェームズ・ブラウンの全盛期はああいうサウンドにはならなかった、と言われてます」
 
原「正直、名前をわずか知っているだけだったんですが」
 
岩「ただ、ファンキーだけどロックっぽかったり、決してマニア向けの音楽ではないし。特に初期のヤツはオススメです」
 
原「そうなんですか!ほんとに、明日ダウンロードしてみます(笑)。日本に登場した当時、やはり騒がれたんですか?」
 
岩「取り上げたのは…『ニュー・ミュージック・マガジン』くらいかな?」
 
原「やはり濃い(笑)。改めて、聴き所を」
 
岩「セカンドラインという独特のリズムですね。Dr.ジョンの「Iko Iko」、エリック・クラプトンが『461オーシャン・ブールヴァード』でカバーしたジョニー・オーティスの「ウィリー・アンド・ザ・ハンド・ジャイヴ」なんかにも影響を与えてる…ザ・バンドのロビー・ロバートソンもハマったという。もともとはニューオリンズでお葬式の時に、本体の列と、もう一つの陽気なビートを叩いていた列、つまり“セカンドライン”がいて、そのビートが元になっているんです」
 
原「過酷な環境下で、死そして葬儀が、日常茶飯事であり、最後は陽気に送ってあげよう…という事だったんですかね」
 
岩「そうかもしれませんね。死者に対する感覚が違うんでしょうね。ブードゥーみたいなハイチ(共和国)のカルチャーも入っているし」
 
原「カルチャーまで知る、と言いますか、カルチャーまで聴く…というのが、今のお話を聞いて、大切なんだな、と思いましたね」
 
岩「ダウンロードカルチャーが手軽にできるように活発化してきたら、もっと温故知新モノも誌面で展開してもいいんですけどね」
 
原「ルーツだけにのめり込むのでも、新しさだけに走るのでも、いけない…と」
 
岩「ニューオリンズって、流行にひよった人はあんまりいなかったんでは。ギタリストがジミヘン(ドリックス)ぽくなるくらいで(笑)」
 
原「“ブードゥー”つながりで(笑)。ところで、ジミヘンの名が出たのですが、実はロック好きでもあるとか?」
 
岩「ジェフ・ベックの紙ジャケは最高でしたね!…(と、ここからは主にリイシュー、リマスターネタを中心に、結局、ロック談義へと流れていった…)(了)
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アリシア・キーズが表紙を飾る最新号。今回ピックアップしたザ・ミーターズは、特集「New Orleans Hooray!〜ハリケーン災害と、「音楽の都」ニューオーリンズ〜」にフィーチャー。アフター“カトリーナ”へのブラックアクトの言動、そしてかの地のシーンを再考している。
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USENのCS放送「SOUND PLANET」で『bmr』チャンネル開始!
 
創刊以来、熱心なブラック・ミュージック・ファンを魅了し続け、かつ日本のヒップホップ・カルチャーの底上げも担ってきた音楽情報誌『bmr』とUSENがついにコラボレート!
bmr誌で連載されている名物コーナー「critical eyes」を始め、特集と連動した「Monthly Special」など、今まで活字と写真とで表現されていた内容をサウンド版『bmr』としてお届けします。
現在のヒップホップ・カルチャーと、その背景にあるブラック・ミュージックのルーツまでを掘り下げたリアルな音楽バイブル誌、『bmr』ならではのディープな特集に基づく選曲や、最先端のナンバー。リスナーの期待にお応えします!
 
>>SOUND PLANET AE-55 『bmr(ブラック・ミュージック・リヴュー)』 |
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