 |
 |
 |
 |
JASRAC許諾番号
9005801003Y
30005900580
1003Y30007 |
 |
 |
 |
 |
JRC許諾番号:
X000140A02L
JRC許諾番号:
X000140A03L |
 |
 |
 |
 |
このマークは、レコード会社が提供するコンテンツを示す登録商標です
RIAJ60001008 |
 |
 |
 |
 |
e-License
許諾番号
ID12060
ID15548 |
|
|
 |
 |
 |
 |


開始から2回、邦楽をテーマに展開してきた当コーナー。そろそろ洋楽にも触手を― 思い立ち、各方面を当たること数週間。 なんと、創刊20周年・国内随一(唯一!?)のハードロック/ヘビーメタル専門誌『BURRN!』初代編集長にして現・発行人である、酒井康氏をキャッチすることに成功!氏との交流が深い者、USENきっての激音狂という後見人を(弱気にも)伴い、 猛暑の谷間、雨降りしきる夏らしさの薄い夜に和食店の個室にて取材を行った。 外部から見れば、常に“安定”と思われがちなHR/HMの世界。しかし、音楽配信など様々な地殻変動の起きている時代の現状を、率直に語って頂いた。 そして、リコメンドの題材は、奇しくも先般よりオリジナル・ボーカリストの復帰で盛り上がりを見せる、ジューダス・プリースト1974年発表の1stアルバム『ロッカ・ローラ』。30年の時を経て、デジタル配信で聴く“鋼鉄神”とは…?歴戦の編集長、DJ、そしてバーン・コーポレーション社長の氏から、リコメンド・トークを引き出すことはできたのだろうか?

原田(以下・原)「こんなものをお持ちしたのですが…記念すべき『BURRN!』創刊号(1984年10月発行)です」
 
酒井(以下・酒)「いま、世間では5,000円はしますね。で、コレをお持ちしました。最新号('05年10月号)のコンテンツです」
 
原「拝見します…変わらず並ぶ名前もあれば、最新号には、BURRNらしからぬ?というネタも」
 
酒「結局ですね、21年経っても表紙はボン・ジョヴィで、ポスターはザック・ワイルドなんですよ。アンスラックスなんて名前もありますし。今は広瀬(和生・BURRN!編集長)に任せている中で言うのもなんですが、昔ならBURRN!らしからぬバンドも出稿して頂いてますので…売れないんですよね(笑)」
 
原「その発言の後に何ですが(笑)いわゆる、ニュー・メタルと呼ばれるものもフォローしてますね」
 
酒「でも、いまのメタルってのもおかしな言い方ですけれど、ロックビジネスといえどショウビズですからね。坊主に刺青で短パンって…汚いじゃないですか?ロックっていうのはですね、たとえメタルでも“女の子が騒ぐもの”であるべきなんですよ。クイーンはもちろん、キッス、ツェッペリンだって。LAメタルの全盛期は、グルーピーの嵐でした。いま、女の子がキャーキャー言いそうなバンドも出てきていますけど…曲がダメなんですよね」
 
※しばし、英国首相もファンという“D”が俎上に上がる※
 
酒「もちろん、曲がいいってのは最低条件ですよ。メタルとかハードロック好きな人間にとってパンクは敵ですけど、クラッシュの曲は好きですよ。車にはポリスのベストがありますし。逆を言えば、ディープ・パープルがダメな曲を作ったら絶対に認めません」
 
原「いいものはいい、と。非常に明快ですね」
 
酒「僕自身は、レコード店で偶然耳にして『なんていい曲だ!』と店員にたずねたらエンヤだった(笑)なんてこともあったくらいですから。全部揃えましたよ」
 
原「意外過ぎます(笑)。でも、それだけフラットに音楽に接しているのはスゴいことです。確かに、BURRN!名物の100点満点制レビューにも出てますね。普通、5点とか書けませんよ!」
 
酒「カミソリ入りレターをもらったこともありますよ。媒体にとっては、ミュージシャンやメーカーが大事かもしれませんが。本音を言わせて頂けば、お金を握り締めて本を買ってくれる読者がいちばんありがたいです。A&R担当の顔を思い浮かべて、70点を80点に…なんてことをしてはいけないですよ」
 
原「非常に正しいですが…耳が痛いかもしれないです!」
 
 

原「そろそろ、では本題に…」
 
酒「もう喋りませんよ(笑)」
 
原「いえ、いえ!お願いします!!創刊号、最新号ともに登場しているジューダス・プリースト、しかもフ
ァースト『ロッカ・ローラ』です。'74年の作が、いま新たな形で世に出ることについては?」
 
酒「まぁ、時代でしょうね」
 
原「ちなみに、音楽配信をご利用されたことは?」
 
酒「それはありませんが。正直なところ、パッケージへの愛着はやはりありますし、ジャケットのアートワークがあって、曲順の並びがあって、ブックレットのクレジットまで含めて、やはり作品だ、アルバムだ、という意識はありますね」
 
原「それも確かです…ただ、ジューダスの様に歴々としたディスコグラフィがあり、どれが入り口なんだろう?と迷ってしまうアーティストの場合に、若いファンが1曲からでも聴けることができるというのは、良いことだと思いますが」
 
酒「そうとも言える、かもしれません」
 
原「ロブ・ハルフォード(vo)が復帰して、今年の新譜、日本ツアーと非常に盛り上がっている中でもあり」
 
酒「BURRN!でも今年、3月号、7月号と表紙に登場して、非常に売り上げは良かったです。しかしですね、同じ話になってしまいますけれど、それは同時に新しいアーティストが出てきてないことの証明になっているんですよね。8月がオジー(オズボーン)、9月がアイアン・メイデン、それで今度はボン・ジョヴィですしね。問題ですよ」
 
原「なかなか快いリコメンドが頂けませんが…!ちなみに、この作品はリアルタイムですか」
 
酒「そうですね」
 
原「その当時、ヘビーメタルという言葉はもうありました?」
 
酒「日本では、まだ通っていなかったかもしれませんが。…この「ロッカ・ローラ」が'74年で、N.W.O.B.H.M(註:ニューウェーブ・オブ・ブリティッシュ・ヘビーメタルの略)が70年代後半に勃発して。本当は、BURRN!は80年に創刊したかったんです。ただ、会社の中でその説得材料が無かったんです。のちのち、出版社がやっていたロックグッズの店のセールを会社の役員まで総出でやるんですけれど(笑)“オジー・オズボーンってTシャツ、やたらと売れるなぁ!”って気づいてGOサインが出ました(一同爆笑)」
 
原「どこにチャンスがあるか分からない!…で、強引に話を引き戻せば、黄金時代の序章を飾った作品かと。『ロッカ・ローラ』は」
 
酒「“メタル・ゴッド”ですからね、何せ。そこは認めますよ(笑)」
 
後見人・K「でも、ハルフォードって、ステージではハードなルックスだけど舞台裏じゃあゴルフウェアらしいよ(笑)」
 
原「で、ですから…マッチョなメタルゴッドになる前、彼らの黎明期を飾る英国的な繊細さが、今だからこそ新鮮かと。自らまとめにかかり出してしまいましたが…リベンジの、リコメンドをいつかきっと!」
 
酒「うん、インタビュアーの力量不足ですね(笑)」
 
原「いやぁ…巻末の編集者が選ぶ“今月のベスト”があるじゃないですか(註:「FROM EDITORS & PLAY LIST」)。そこに“編集後記+スタッフがカセットに入れて今月聞きまくる10曲”ってあったので、アナログへの拘りが強く、苦戦するかな…と、思ってはいましたが」
 
酒「…今日、唯一良い事を言いましたね!明日、即・言います。今どきカセットじゃないですよね!!」
 
原「…一矢報いた、んでしょうか?」(了)
|
 |
 |
|
 |
 |
 |
|
| 新作『HAVE A NICE DAY』をリリースするボン・ジョビを巻頭大特集。今回ピックアップしたジューダス・プリーストは、クイーンズ・ライチと共にサーキット中の全米ツアー・熱狂の模様をフォト・レポートで紹介! |
 |
 |
|
|
 |
 |
|
| |


 |
|


 |
|
|
|
|
 |
この記事のトラックバックURL |
| |
http://www.ongen.net/trackback/tb.php?no=852074 |
|
|
|
|