| ペット・ショップ・ボーイズは「ウェスト・エンド・ガールズ」がメガ・ヒットを記録。その後も電子的なユーロ・ダンスを中心に、ニヒルなユーモアラスや独自の優雅なサウンド操作で唯一無二な存在となった。さまざまな音響効果を担っているのはクリス・ロウの方だが、その成功はニール・テナントの力に依るところが大きい。彼のヴォーカル・スタイルにはジョン・レノンを彷彿させる、どこか超然とした味わいがあり、彼自身もジョニ・ミッチェルやニール・ヤングなどといったまったりとした叙情派を好む。最新アルバム『ファンダメンタル』は黄金期を彷彿させる素晴らしい出来映えであり、不動の地位をものにしたと言えよう。 |