ナビゲーションスキップ(本文エリアへジャンプ)
>>広告出稿のお問い合わせ
ようこそ
ゲストさん
ログイン
0件の商品がショッピングカートに入ってます。
今
会員登録
すると…
レビューを書いてプレゼント!
検索オプション
(もっと絞り込んで検索)
検索方法について
アーティストで探す
ジャンルから探す
(詳細ジャンル検索はこちら)
タイアップから探す
新着タイトルを一覧表示
USENリコメンド 2008年8月/第4週
USENリコメンド 2008年8月/第3週
USENリコメンド 2008年8月/第2週
USENリコメンド 2008年8月/第1週
USENリコメンド 2008年7月/第4週
USENリコメンド 2008年7月/第3週
USENリコメンド 2008年7月/第2週
USENリコメンド 2008年7月/第1週
USENリコメンド 2008年6月/第4週
USENリコメンド 2008年6月/第3週
USENリコメンド 2008年6月/第2週
USENリコメンド 2008年6月/第1週
USENリコメンド 2008年5月/第4週
USENリコメンド 2008年5月/第3週
USENリコメンド 2008年5月/第2週
USENリコメンド 2007年5月/第1週
USENリコメンド 2007年4月/第4週
USENリコメンド 2007年4月/第3週
USENリコメンド 2008年4月/第2週
USENリコメンド 2008年4月/第1週
USENリコメンド 2008年3月/第4週
and more...
レビューを書いてプレゼントをもらおう
JASRAC許諾番号
9005801003Y
30005900580
1003Y30007
JRC許諾番号:
X000140A02L
JRC許諾番号:
X000140A03L
このマークは、レコード会社が提供するコンテンツを示す登録商標です
RIAJ60001008
e-License
許諾番号
ID12060
ID15548
>> 過去のロゴ一覧はこちら
総合TOP
>
連載
>
USENリコメンド
>
3月/第4週
> 30代
世代別!連続ショートストーリーを読んで聴く、春のJ-POP。
別れ、旅立ち、引越し、不安、そして出会い、始まり、新生活と、人生でのさまざまな出来事が起こる春。3月のマンスリー特集は20代、30代、40代と、三つの世代の“春の物語”と、それにぴったりな音楽をテーマに毎週連続でお送りいたします。オリジナルショートストーリーを読みながら、それにあった音楽を聴いてみてください。
未貴の退院後、しばらくして英紀と未貴は結婚した。紗知を含めた3人は、正式な家族になったのだ。初めはどこか緊張していた様子の紗知も、日が経つにつれて…。
少しずつ笑顔が増えていった。
数ヶ月が過ぎたそんなある日、仕事から帰宅したばかりの英紀に未貴はある話を打ち明けた。
「お帰りなさい。ねえ英紀、実はすごいビッグニュースがあるの。私、赤ちゃんができたみたい」
「本当か!!未貴、おめでとう、やったな!」
「あなたにそんなに喜んでもらえて私も嬉しいわ〜、ありがとう。でもあまり大きい声を出さないでね。まだ紗知には話していないから。今日の夕食の時、打ち明けるつもりよ。少し心配だけど大丈夫よね?」
「紗知はきっとわかってくれるさ」
その夜、紗知に新しい弟ができることを打ち明ける英紀と未貴。
英紀の言う通り、最初は驚いた表情の紗知だったが、何とか自分なりに納得したように見えた。
翌日の夜、仕事中の英紀の携帯電話に未貴から連絡が入った。
電話越しに聞こえてくる未貴の声は、微かに震えていた。
「どうしよう、もう8時になるのに、紗知が帰ってこないのよ。心配すると思って今まで電話をしなかったけど、遊びに行った友達のうちからは、夕方6時過ぎに帰ったって言うし、思い当たる場所は全て探したんだけど、見つからないの。今警察に連絡したところ。あなた帰ってこれる?」
「もちろん!とにかく、すぐそっちへ帰るから!」
英紀が家に着くと、玄関で警察官が未貴に事情聴取をしていた。
未貴も何か手がかりが見つかればと必至に思い出そうとしている。
「あ、英紀!今警察の方に事情を説明しているのよ」警官は英紀に質問を始める。
「ご主人ですね?最後にお子さんと話した会話の内容は?」
「よく遊びに行くのはどこです?」
などの質問を受け、必死に思い出そうとしていた英紀の横で
「すみません。」と女性の声がした。
そこには未貴の母親が紗知と手を繋いで立っていた。
「お母さん!紗知!」
「何度も連絡したのに何で電話に出てくれなかったの!?こっちは沙知がいなくなったと思って、ずーっと探していたのよ。警察にまで連絡して!本当に心配してたんだから」
「私も今日は1日中出かけていて、家に帰ったら玄関の前に紗知ちゃんがいたのよ。この家と未貴の携帯電話に連絡したんだけど、両方とも出なかったから、私も慌ててここに連れてきたのよ」
「もう!」
「まあまあ、いいじゃないか。とにかく沙知が無事で戻ってきたんだから」
英紀は優しい眼差しで沙知を見つめながらそう言った。
「おまわりさん、このたびはお騒がせしました」
「大きな事にならなくて良かったですね。ご両親も、今後このようなことが起きないように気を付けてください。それでは失礼します」
警官が帰ったあと、疲れたのだろうか、沙知は自分の部屋でグッスリと眠ってしまった。
居間で話し合う未貴と母親、そして英紀。
未貴の母親の話では、英紀と未貴の“2人の本当の子供”が出来ることを知り、自分を邪魔者のように感じてしまったらしい。そして、自分の父親をあてどなく探した挙句、何度も遊びに連れて行ってもらい、行き方を覚えていた未貴の母親のところへ行ったのだという。
昨日、子供が出来ることを話したとき、沙知は笑顔で妊娠を喜んでくれた。
が、実はその笑顔の裏で沙知は泣いていたのだ!
沙知のガラス細工のような心を見抜けなかった自分への苛立たしさ、
そして沙知の幼いながらの苦悩を感じ、2人は頭をハンマーで殴られたようなショックを受けた。
と、同時に今度産まれる子供と同じ愛情を沙知にも
注いでいくことを固く誓ったのだった。
―それから10年―
紗知も高校生になり、弟の裕太も元気に小学校へ通っている。
“どこよりも仲の良い姉弟”と、近所の人たちに言われる程、沙知と裕太は気が合っている。
思えば、英紀と未貴の物語は別れから始まり、いくつもの障害が2人に降りかかった。
でも、その障害を乗り越える度に、より強い絆で結ばれていったのだった。
以前の高級車ではなく、ファミリー用のBOXワゴンに家族4人乗って、バーベキューに向かっている最中、そんな事をふと思い出す英紀と未貴の笑顔は世界中の誰にも負けないくらい輝いていた。
前のページへ戻る
「悲しみにさよなら」/安全地帯
このページはトラックバックが可能です。
(
トラックバックとは
)
この記事のトラックバックURL
http://www.ongen.net/trackback/tb.php?no=1343951
■トラックバック一覧