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総合TOP > お役立ちインデックス > OnGenアーカイブス > 有島博志のロック道 > 2008/02/20ブレット・フォー・マイ・ヴァレンタイン

有島博志のロック道
ブレット・フォー・マイ・ヴァレンタイン 『Scream Aim Fire』
『Scream Aim Fire』
TRACK LIST
破竹の快進撃を続ける新世代メタル・バンド!

今もっとも勢いがあり、まさに破竹の快進撃状態真っ只中にある新世代メタル・バンドのひとつが、このブレット・フォー・マイ・ヴァレンタイン(以下BFMV)だ。そのBFMVがアメリカではなく、イギリスから出てきた、バンドというのも、非常に意義深い。

 BFMVは日本でのデビュー盤となった、2005年7月発売の6曲入りEP『BULLET FOR MY VALENTINE』、初フル・アルバム『THE POISON』(2005年)と作品を続け、その間や後に計3度の来日公演も行うことでキャリアを重ね、期待度、注目度、支持率を高め、一気に頭角を現す、という理想的な上昇経緯を描き、急激にステップ・アップしたバンドだ。『THE POISON』発売以降はその人気は本国やヨーロッパ、そして日本だけじゃなく、大国アメリカにまで飛び火し、同作は最終的にワールドワイドで100万枚のセールスを突破した。ここ何年かの間で、ここまで大きな実績を残すことが出来た若手メタル・バンドはアヴェンジド・セヴンフォールドと、このBFMVだけだ。が、やはり成功への道程には痛みというものが伴うものだ。「成功を予期していたし、それを掴みたいと思っていた」とマシュー・“マット”・タック(vo,g)は以前言い切ったけど、突然訪れた大きな成功というものは重圧となり、さらに過酷なツアー・スケジュールも加わり、マットは喉を痛め、しばらく歌えない状態に陥ってしまう。それが原因で通算3度目の来日公演は公演日程が延期され(後に実現)、通算2枚目のフル・アルバム『SCREAM AIM FIRE』も発売延期を繰り返した。そうした経緯を経て、ある種難産だったと言える、この『SCREAM AIM FIRE』が発売されたのは、つい先月のことだった。その途端、同作が世界中のチャートを勢いよく滑走したことは言うまでもない。

 『THE POISON』と比較すると、この『SCREAM AIM FIRE』でBFMVが大きく成長、進化し、音楽的な面も含めて著しくスケール・アップしたことが明確に見て取れる。“BFMVらしさ”はまったくブレていない。だけど初めてメジャー・キー展開の楽曲に挑戦したり、音像をよりスラッシーにしたり、と率先して新境地を切り開くなどして、音楽的領域も一回り、二回り押し広げていることも、この『SCREAM AIM FIRE』の特筆すべき点だ。BFMVは5月に4度目の来日公演を行う。今もっとも作品を聴き、ライヴも体感してほしい新世代メタル・バンドのひとつだ。

プロフィール 有島博志
東京都出身。US/UKのモダンロックを中心に日本のマーケットへと紹介するロック・ジャーナリスト。
長くフリーランスとしてロック界にて活躍してきたが、2000年ロック・メディア『GrindHouse Magazine』を立ち上げパブリッシャーに。現在でも“現場”を常に尊重し、リアルなシーンを多くのロックキッズへ伝えていくことを信念とし、活動を続けている。その幅は執筆/ラジオDJ/クラブDJと多岐に渡る。
主な解説書執筆はレイジ・アゲインスト・ザ・マシーン/レッド・ホット・チリ・ペッパーズ/グリーンデイ/スリップノット/マリリン・マンソンなど。
GrindHouse Webサイト
ニュース
・有島博志&Grind Houseスタッフがモダンロック&目黒区最新情報をお届け!?
Grind House Blog 祐天寺激音録」がスタート!
・有島博志のスペシャル選曲もお届け!USEN440/SOUND PLANET・BF-30「メロコア(グラインドハウス)」絶賛放送中。





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  僕を含め海外の音楽を好んで聴いている人にすると、その種の洋楽向け音楽雑誌かラジオ
  トラックバック時刻:2008年03月08日 01時13分



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