PUNKSPRING 07参戦!“ステリオグラム節”が日本で炸裂! ここんところしばしご無沙汰だった、南半球ニュージーランドはオークランドに活動基盤を置く5人組ステリオグラムが、所属レーベルを変えるなどの環境を一新し、久しぶりに動き始めた。約3年ぶりとなる通算2枚目の新作『This Is Not The Target Market』を発売し、開催が間近に迫ったPUNKSPRING 07参戦で通算4度目の来日も果たす。
ミクスチャー/ラウド・ロックが隆盛期にあった2003年頃、このステリオグラムはもっとも名を知られ、高い人気を博したニューカマーのひとつだった。突如ニュージーランドのオークランドよりデビュー作『Schumack!』をもって彗星のごとく現われ、“聴きやすく、入りやすく、覚えやすい”という三拍子揃ったヴォーカル/ラップ、メロディ、楽曲、サウンド、ノリなどの合体型でいきなりここ日本で頭角を現し、フジロックやSONIC MANIAなどのフェス出演を含めて短期間で3度も来日するなど、すっかり人気者となった。デビュー作収録曲「ウォーキー・トーキー・マン」がiPodの世界共通CMソングとして使われたのも、その流れにおいて非常に大きい効力を発揮した。が、しかし、デビュー作発売に伴う全ライヴ活動を終えた2005年。所属していたアメリカのCapitol Recordsの、バンドのために尽力していたスタッフが大方辞めていたことがきっかけとなり、彼らは同レーベルとの契約を解除し、まるでいちから出直すような感じで、どこかのレーベルに専属することなく、自分たち主導でやる“D.I.Y.精神”を貫くやり方を選んだ。その結果、新作は本国では半ば自主発売に近い形でリリースされている。
新作では、以前より多少エッジが立ち、ヘヴィにもなっている。だけど上記した“聴きやすく、入りやすく、覚えやすい”という三拍子揃ったヴォーカル/ラップ、メロディ、楽曲、サウンド、ノリなどの合体型、つまり“ステリオグラム節”は今なお健在どころかさらに磨きがかかっていて、相変わらず聴いてて楽しくなるし、ウキウキ&高揚もしてくる。彼らの魅力、個性、そして聴きどころは間違いなく、この点につきる。PUNKSPRING 07での、ひと回り大きくなった彼らのライヴ・パフォーマンスが楽しみだ。新作が日本盤発売される直前の時期に公開された彼らのビジュアルは前とは打って変わって一気にモサくなってて驚いたけど、そのビジュアルがどう変化しているのかも気になるところだ(笑)。 |