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総合TOP > お役立ちインデックス > OnGenアーカイブス > 有島博志のロック道 > 2006.06.21 フーバスタンク

有島博志のロック道
フーバスタンク『欲望』
『欲望』
TRACK LIST
Album
フーバスタンク
『欲望』
2006 Release
ダウンロード価格
各曲150円
アルバム1,500円(共に税込)



*はアルバム購入時のみダウンロードできます。
アーティスト詳細へ
ラウド・ロックの重量感とメロウな持ち味、これが“フーバスタンク節”!

今やここ日本でもすっかり人気者となったフーバスタンク。先日、東京オンリーのスペシャル・プレミアム・ライヴのため通算5度目の来日を果たしたばかりだけど、そのチケットが数分でソールド・アウトになったほどの加熱状態だ。そんな彼らの、5月に発売になったばかりの新作『Every Man For Himself』(邦題:『欲望』)を早くも取り上げる。自主制作で発売し、今では完全絶版状態となっている事実上のデビュー作『They Sure Don’t Make Basketball Shorts Like They Used To…』(‘98年)を含めると、通算4枚目の作品となる。

 2003年発売の前作『The Reason』のタイトル曲で、珠玉のメロウ・チューンである「The Reason」の大ヒットで人気や評価を不動のものとした彼らだけど、その作品の発売に伴うツアーの後半に“大の親日家”として有名なフィンランド人のマークー・ラパレイネン(b)が性格的な違い、音楽的方向性の相違を理由に脱退した。よって、この新作はダグラス・ロブ(vo)、ダン・エストリン(g)、クリス・ヘッセ(ds)というお馴染みの3人のままで主にレコーディングされ、ベースはポール・ブッシュネルなる人物と、再結成ジェーンズ・アディクション〜THE PANIC CHANNELのクリス・チェイニーの2人が弾き分けた。プロデューサーは前2作同様、ハワード・ベンソンだ。これまでにゼブラヘッド、P.O.D.、マイ・ケミカル・ロマンスほかとの仕事で実に高名な大御所だ。

 ポップ・ミュージックと聴きまがうほどのわかりやすさ、入りやすさ、聴きやすさに優しさ、そして独特のキャッチー感と、ラウド・ロック風のエッジに重量感の“実に塩梅のいい共存共栄具合”が、いわゆる“フーバスタンク節”なわけだけど、それがこの新作ではさらに磨きがかかり、より幅広くなり、深みも増している。いかにもフーバスといった感じのアップ・テンポなナンバー「Born To Lead」「Without A Fight」をはじめ、物悲しいメロディが振り幅激しく聴く者を刺激する「Moving Forward」「The First Of Me」、ロックンロール・チューン「Look Where We Are」、1stシングル曲でソフトなバラード・チューン「If I Were You」、ホーンやアコーディオンをフィーチャーした革新的ナンバー「More Than A Memory」と、インパクトの強い楽曲がズラリと並ぶ。今夏のサマソニへの出演も決まった。ライヴを観る前にぜひ、聴いてほしい作品だ。

プロフィール 有島博志
東京都出身。US/UKのモダンロックを中心に日本のマーケットへと紹介するロック・ジャーナリスト。
長くフリーランスとしてロック界にて活躍してきたが、2000年ロック・メディア『GrindHouse Magazine』を立ち上げパブリッシャーに。現在でも“現場”を常に尊重し、リアルなシーンを多くのロックキッズへ伝えていくことを信念とし、活動を続けている。その幅は執筆/ラジオDJ/クラブDJと多岐に渡る。
主な解説書執筆はレイジ・アゲインスト・ザ・マシーン/レッド・ホット・チリ・ペッパーズ/グリーンデイ/スリップノット/マリリン・マンソンなど。
GrindHouse Webサイト
ニュース
・有島博志&Grind Houseスタッフがモダンロック&目黒区最新情報をお届け!?
Grind House Blog 祐天寺激音録」がスタート!
・有島博志のスペシャル選曲もお届け!USEN440/SOUND PLANET・BF-30「メロコア(グラインドハウス)」絶賛放送中。





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