“世界最強バンド”の最高傑作!オリコン総合チャート初登場1位の快挙!
レッド・ホット・チリ・ペッパーズの待望の新作『Stadium
Arcadium』がついに発売された。ライヴ盤やベスト盤という企画盤の類を除くと、通算9枚目となる最新スタジオ録音作だ。しかも20年以上に及ぶレッチリ史上初の2枚組で、全28曲入りという豪華絢爛盤でもある。ここ日本でも初動セールスが空前の大ヒット状態を継続中で、めでたくオリコン総合チャート初登場1位もマークした。洋楽アーティストの2枚組作品がオリコン総合チャートにて初登場1位を獲るのは、今回が初だ。これまた、“レッチリ=最強バンド”の何よりの証だ。さすがである。
この新作制作中、いつにも増してバンドの状態はよかったという。もはや“5人目のメンバー”と言っても差し支えないだろう、大御所プロデューサー、リック・ルービンを含めた5人全員がほぼ同時期に新しい恋に落ちる、というほとんどあり得ない“マジック”が起こった。また曲作りの最中、メンバー全員が特に今回生産性と創造性に満ちあふれ、次から次へと楽曲が出来上がっていった。しかもそのすべてを全員が気に入り、納得したというから凄い。そうしたハッピーで、ポジティヴで、ヘルシーな雰囲気やヴァイブやフィーリングが作品全体を通して漂い、ときに勢いよくパアッーと広がったり、ときに優しく包み込んだりして、28曲なる長丁場ながら聴き手を捕らえてひとときたりとも離さない。前スタジオ録音作『Bye
The Way』(2002年)から明確に放ち始めた人間味や優しさやピースフルな感覚などにより磨きがかかっているのも特徴だ。前作制作時からの2、3年という歳月が彼らをさらに人間として、アーティストとして成長、進化させ、より強く円熟味を醸し出すまでになった産物だろう。メンバー自身も断言していたけど、間違いなく“世界最強バンド”の最高傑作だ。個人的には『By The Way』ではなりを潜めたファンク・チューンが、「Charlie」「Hump
De Bump」「Warlocks」「Tell
Me Baby」「Readymade」「Storm
In A Teacup」などと多数やってくれているのも嬉しい。
今夏で開催10周年を迎えるフジロックに再び出演し、中日のトリを務める彼ら。この新作から一体どの曲を披露してくれるのか興味はつきない。1stシングル曲で、抱腹絶倒なプロモーション・ビデオを製作した「Dani
California」は確実だけど、あとは果たして…。実に楽しみだ。
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