総合TOP > リコメンドインデックス > 富澤一誠のフォークが好き! > 2008/03/12 ベッツィ&クリス
ベッツィ&クリスは1967年にハワイで、ベッツィことエリザベス・バージニア・ワーグナー、クリスことクリスティーン・アル・ロルセスのふたりによって結成された。同じハイ・スクールの学生だったふたりは、ともにフォークに興味を持っていてことがきっかけで自然に一緒にうたうようになったのだ。 69年8月、“サウンズ・オブ・ハワイ”と名づけられた30人余りのハワイのハイ・スクールの学生たちが来日し、チャリティー・コンサートを行った。その中にベッツィ&クリスもいた。当時コロムビア・レコードのデノン・レーベルのプロジェクト・チームにいた飯塚恒雄さんは、招聘元の青山音楽事務所から「サウンズ・オブ・ハワイの中にふたりほどいい女の子がいますから見に来ませんか」と誘われたので、見に行ったという。 「コンサートの中にベッツィ&クリスのコーナーがあって、クリスがギターを弾いてベッツィがうたったんですが、とてもうまいのにはびっくりしました。クリスのスリー・フィンガーのギター・テクニック。ベッツィのかわいいルックスと美しいボーカル。それとふたりのハーモニーのさわやかさは群を抜いていました。声質が合っているのか、ユニゾンでうたってもハモっているように聴こえて絶妙のコンビだと思いました。それでデノン・レーベルでやることにしたんです」 ベッツィ&クリスの魅力を最大限に生かすためにはさわやかな作品が必要だということで、“北山修・加藤和彦”コンビに作品を依頼して「白い色は恋人の色」ができあがった。レコーディングは来日中に行われ10月1日に発売された。 「白い色は恋人の色」は結果として80万枚の大ヒットとなり、“北山修・加藤和彦”もこれを機に“ヒット・メーカー”コンビとなった。