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> 2007/11/28 世良公則&ツイスト
vol.73
世良公則&ツイスト 「あんたのバラード」
悔しさからプロになることを決意!「あんたのバラード」のロック魂!
1977年11月に行われた〈第8回世界歌謡祭〉で、世良公則&ツイストが
「あんたのバラード」
でグランプリを獲得したとき、既に黙っていてもスターへのレールは敷かれていた。後はそのレールに乗って走ればよかったのだ。しかし、実は世良公則&ツイストは大学卒業を機に“解散”することが決定していたのである。ポプコンに出場したのは、そのけじめをつけるためだった。だが、幸か不幸か、勝ち抜いてとうとう世界歌謡祭のグランプリまでも獲得してしまった。それだけに、当時大阪芸術大学四年生だった世良は「プロになるべきかどうか」を真剣に悩んでいた。最終的にプロになることを決意させたのは“悔しさ”だったという。
「おれがプロになろうとしているとき、オフクロが『お前のやっている音楽はどういうんだ?』ときいたんだ。おれは『
矢沢永吉
って知ってる?』といった。オフクロは『知らない』という。ものすごく歯がゆかった。おれがプロになりたいと思っている職業をあまり知らないんだ、世間は。古賀政男、美空ひばりは知っていても、内田裕也は知らないという社会に対して、だから一矢を報いてやりたいという気持ちがあった。テレビに出てる歌だけが日本の歌だと思われている現実に、おれは、こんなものもあるんだぞ!と言いたかったんだ」
ロックは食えないという定説、ロックに市民権はないという現実、に対する反発をバネに、彼はプロになることを決意した。
「あんたのバラード」
は77年11月25日に発売され、あっという間に50万枚を超える大ヒットとなったのである。
世良公則&ツイスト
「あんたのバラード」
1977 Release
ダウンロード価格
トラック \210(税込)
あんたのバラード
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アーティスト詳細へ
1951年、長野県須坂市生まれ。70年、東京大学文科V類に入学。その後、現状にあきたらず、大学を中退。71年、音楽誌への投稿を機に音楽評論活動に専念。現在、ジャパニーズ・ポップス専門の音楽評論家として、独自の人間生きざま論を投影させ、広く評論活動を展開。
著書は、ベストセラーになった『松山千春──さすらいの青春』『さだまさし──終りなき夢』『俺の井上陽水』をはじめとして、『新宿ルイード物語』『俺が言う@』『俺が言うA』『フォークが聴きたい』『Mの黙示録 ミリオンセラーは教えてくれる』『フォーク名曲事典300曲』『フォーク検定』など全56冊。
【WEEK-END PARTY〜forever young〜】(FM NACK5/毎週土曜深夜0時〜3時)【SPIRAL OF MUSIC】(TOKYO FM/毎週金曜夕方5時〜5時30分)【ミュージック・ゼミナール】(STAR digio/毎週土曜夜11時半〜0時)【DAY BREAK FRIDAY富澤一誠 青春のバイブル】(JFN系列27局ネット/第一金曜日深夜3時〜5時)などのプロデューサー&パーソナリティーとしても熱いメッセージを送り続けている。全国的ヒットとなった『MOTER MAN』のSUPER BELL"Zを始めとして、骨骨先生、K-SAMA☆ロマンフィルム、yumirose、ミス・ゴブリン、さくまひでき、熊猫xiongmaoなどのプロデューサーとして、新しい才能を発掘・育成もしている。と同時に、評論家生活を通じて収集した膨大な量のプレスシート、パンフレット、アナログレコードなどを展示した<MUSIC & ARTIST DATA BANK フォーク&ニューミュージック資料館>を2005年春より公開、エルダー・マーケットの開拓にも力を注いでいる。
ブログ公開中(
http://tomisawaissei.blog72.fc2.com/
)。
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