1979年8月1日付をもって清水仁、松尾一彦、大間ジローがレギュラー・メンバーとなり、オフコースは正式に5人組となった。ここにおいて彼らは本当に自分のやりたい音楽を見つけたといっていい。それが凝縮されたのがアルバム『Three and Two』(10月20日発売)だった。そのアルバムは内容の良さから、発売されるやすぐにアルバム・チャートのトップにランクされてしまった。このとき、彼らは「いける」と確信した。いや、正確には「もうやれるはずだ」と思った。小田和正は述懐する。
「“さよなら”に関してはヒットさせたいんじゃなく、ヒットさせようと思った。ぼくたちはみんな長くやってきて、もはや今のところにとどまっているだけの時間はなかった。とにかく、次のステップに進みたいと思った。それにはぜひ大ヒットが必要だった」