総合TOP > お役立ちインデックス > OnGenアーカイブス > 富澤一誠のフォークが好き! > 2006/12/13青い三角定規
もともと岩久茂と高田真理は一緒にグループを組んでいた。一方、西口久美子は歌手をめざしてレッスンに励んでいた。そんな三人が青い三角定規を結成したのには深い理由があった。その辺のいきさつを当時の担当ディレクターの渥美章さんは語る。 「いずみたくさんのオールスタッフ・プロから岩久茂と高田真理をまず預けられたんです。色あいはないけど、もうひとり女の子を入れて三人組にしたらなんとかなるんじゃないかって……。そうこうしているうちに、バレエ団で踊りを習っていて、歌もそこそこにうたえる子がいるって西口久美子を紹介されたんです。それで三人を組ませてグループにしたんです」 それぞれ個別のときはそれほど個性のなかった三人だが、グループを組んでレッスンを重ねていくうちにグループの“カラー”が生まれてきた。「これならいける」と判断した渥美さんは彼らをデビューさせることにした。うまい具合に日本テレビ系ドラマ<飛び出せ青春>のテーマ・ソング「太陽がくれた季節」が決定した。グループ名は「太陽がくれた季節」の作曲家・いずみたくが名づけた。 こうして、青い三角定規のデビュー曲「太陽がくれた季節」は、1972年2月10日に発売された。そしてドラマの人気と相乗効果を生んで80万枚の大ヒットになってしまったのである。 「ボーカルのクーコ(西口久美子)の底抜けに明るいキャラクターとさわやかなボーカルが<飛び出せ青春>の明るいイメージにぴったりと合致した結果でしょう。それと“青い三角定規”というネーミングがいかにも新鮮でよかったと思います」 渥美さんはそう述懐している。