総合TOP > お役立ちインデックス > OnGenアーカイブス > 富澤一誠のフォークが好き!> 2005/04/27 ザ・リガニーズ
毎年夏になるとラジオから流れてくる曲がある。ザ・リガニーズの「海は恋してる」だ。この曲は1968年7月1日に東芝レコードから発売され10万枚を超えるヒットとなり“カレッジ・ポップス”の先鞭となった。
ザ・リガニーズは早稲田大学の学生たち(新田和長、武藤敏史、常富喜雄、内山修、所太郎)によって結成された。名前は当時新田が住んでいた横浜の田んぼにザリガニがたくさんいて、それをもじって命名したらしい。
彼らは始めの頃はキングストン・トリオやブラザーズ・フォーのコピーをしていたが、「オリジナルを作ろう」ということで、新田が作曲を、慶応の学生だった垣見源一郎が作詞を担当して「海は恋してる」を作った。加山雄三の「君といつまでも」ふうに、「海も失恋するのか」「涙をいっぱいためるのか」といったセリフ入りで、アマチュア・コンテストで“人気曲”となった。
ちょうどその頃、東芝レコードは“カレッジ・ポップス”という新シリーズをスタートさせようとしていた。そのアンテナにひっかかったのがザ・リガニーズの「海は恋してる」だった。カレッジ・ポップスのキャッチ・フレーズは“若者が若者のために作る若者の歌”。「海は恋してる」のヒットで“カレッジ・ポップス”は一躍“若者の歌”として認知されたのである。そして「海は恋してる」は永遠のスタンダード・ナンバーとして今も聴き継がれている。