OnGen|音楽ダウンロード・音楽配信サイト

日本最大級!無料試聴&音楽配信サービス

  •  
  • ログイン
  • 会員登録
  • ショータイム決済
  • はじめての方へ
  • ヘルプ
  • サイトマップ
  • MusicTree
  • MusicTree

    「MUSIC TREE(ミュージック・トゥリー)」は、温かい気持ちを持っているアーティストの活動を応援するために「株式会社USEN(代表:宇野康秀)」と、森を守り育てるエコ活動を行っている「more trees (代表:坂本龍一)」とのコラボレーションによって誕生した、チャリティープロジェクトです。アーティストのみなさんは自分で作った楽曲を配信することで、リスナーのみなさんはその楽曲をダウンロードすることで、チャリティーに参加することができます。

 

[PR]

>>広告出稿のお問い合わせ

 

OnGenサイト内検索β版

 

OnGen全ページからお求めのページを検索

 
 
DJ19のレコ麺
今回のPICK UPエリック・B.&ラキム『Paid In Full - Platinum Edition』
エリック・B.&ラキム『Paid In Full - Platinum Edition』
TRACK LIST
Album
エリック・B.&ラキム
『Paid In Full - Platinum Edition』
1999 Release
ダウンロード価格
アルバム¥2,400 トラック¥150(共に税込)

アーティスト詳細

 音楽の聴き方が時代によって変わってくるのは当然ですが、ダウンロードに移行したがために、クレジットやライナーノーツを真剣に読むことがなくなり、音楽の関連性、例えばプロデューサーだったり、サンプリング・ネタだったりを知らずに聴いているリスナーが増え、一粒で何度も味わえるところを一回で終わらせているのを見て非常にもったいないなと思っている今日この頃です。そのために、OnGenのコラムだったり、それこそ今やYouTubeで好きな曲を観たあと、続けて“Related Videos”で関連するものをいくらでも無料で楽しめる便利な時代なので、使えるものは活用しましょう。

 で、なんでそんなことを書いたかというと、周りの若いDJの子達と喋っていると、今の時代のものしか聴かず、いわゆるクラシックなマスターピースを知らないので、画一的な同時代の音しか作れないことが多いからです。そんな人達に是非聴いて欲しい一枚が、エリック・B.&ラキムによる’87年の名盤『ペイド・イン・フル』に、貴重なリミックス集をディスク2(ここでは11曲目以降)に追加した’99年(アメリカでは’98年)の『ペイド・イン・フル+グレイト・リミキシーズ/Paid In Full The Platinum Edition』です。実は『ペイド・イン・フル』、以前ここの連載陣のひとりである印南敦史さんの『インナミリコメン』でもピックアップされています。なので、概要はそちらにお譲りしつつ、僕は少し違う観点から書いてみたいと思います。

 もともとアメリカのゲイ・シーンで支持されていたアンダーグラウンドなサウンドであるハウスが、イギリスに渡り市民権を得てメジャーになるんですが、そんなハウスの黎明期によく声ネタとして使用されたのが、ラップ系ではエリック・B.&ラキムやパブリック・エネミーでした。イギリス産ハウスとして、初めて全英チャートのNo.1(’87年)を獲得したM/A/R/R/Sの「Pump Up The Volume」は、エリック・B.&ラキムの「I Know You Got Soul」から例の“Pump Up The Volume”という声ネタをサンプリングしています。更に掘り起こしておけば、この曲自体がボビー・バードの「I Know You Got Soul」を拝借しているんですが(笑)。また「I Know You Got Soul (Acapella)」を聴けば、ネタ元というのが良く解るでしょう。他にもいろんな曲で使われています。

 あと、重要なのはアルバムタイトルにもなっている「Paid In Full」です。ただし、この曲をメジャーにしたのはコールドカットによる画期的なリミックス・バージョン「Paid In Full (Seven Minutes Of Music - The Coldcut Remix)」があってこそ。“Pump Up The Volume”というサンプリグを挟み込んだだけでなく、当時まだ世界的には無名だったオフラ・ハザ(残念ながら2000年没)の「Im Nin'Alu」を取り入れ、モリ・カンテの「Yeke Yeke」など同じくワールド・ミュージックのダンス・ミュージック化を牽引しました。余談ですが、個人的に「Im Nin'Alu」が大好きで、昔クラブ用にブートレッグでハウス・バージョンを作ったことがあります(笑)。閑話休題。そんな訳で、オリジナルよりもリミックスがメジャーになったため、ビデオクリップはリミックスがベースに作られていました。

 リミックス系についてもう少し触れましょう。「Move The Crowd (The Wild Bunch Remix)」なんて、マッシヴ・アタックの前身であるワイルド・バンチがリミックスを手掛けています。「I Know You Got Soul (The Richie Rich Mega Mix)」は、のちに「Salsa House」でブームを引き起こすヒップ・ハウサー(駐:ヒップハウスはハウスにラップが乗ったもの)で、ステレオMC’sを発掘するGEE STREETの設立者、リッチー・リッチの手によるものです。UKハウスの立役者で、ネタ発掘師としても知られるサイモン・ハリスの門下生であるデレク・Bによる「Paid In Full (Derek B's Urban Respray)」は、ジョン・クーガー・メレンキャンプの「Jack And Diane」を大胆に使用。ロック・ネタ使いが斬新でした。「As The Rhyme Goes On (Pumpin' The Turbo - Chad Jay In Effect)」のチャッド・ジェイという名前は聞き覚えがないかも知れませんが、’90年に「Hear the Drummer (Get Wicked)」のヒットを放つチャッド・ジャクソンといえば解るでしょうか。彼は’87年にDMCチャンピオンにもなったことがある業師です。

 こういった面子を見ての通り、NYのヒップホップが、UKの職人達の手によってどう変わるか、という格好のショーケースのような作品でもあります。しかも、ジャンルの細分化が行われる前の、一番活気のあった時代。カットアップでツギハギだらけだけど、新しいサウンドを創造し始めた息吹が聴こえるものばかりです。是非、ご賞味下さい。


PROFILE
Profile of DJ19(ディージェィ ナインティーン)
様々な側面を持つ、ジャパニーズ・クラブ・シーンのパイオニア。倖田來未、globe、S.E.N.Sといった著名アーティストのリミッ クスだけでなく、これまでにTHOMAS PENTON、STEVE MAY、C-JAY、KRIECE、AUSTIN LEEDSなど世界各国のアーティストとオリジナル作品を制作し、海外レーベルにオリジナルとリミックスも提供。DJとしても、海外のビッグ・パーティーである『BEDROCK』、国内でも『FUJI ROCK FESTIVAL』などに出演し、自身では『PLASTIC SEX』『PARK』をオーガナイズしている。19BOX、PARK LIMITED MUZIK、19BOX LIMITEDという3つのレーベルを運営し、クラブ向けトラックを制作しながら、これまでに20作以上ものMIX CDを国内外でリリースした実績を持つ。同時にダウンテンポ/チルアウトの作品にも力を入れ、様々なレコード会社から毎年チルアウト・コンピレーションをリリースし、AMBROZIA名義(www.konami.jp/music/ambrozia)でも3枚のアルバムを発表。Hiroki-mode ebisuにて『R』という大人のためのチルアウト・ラウンジも毎月第一木曜日に開催している。ラジオ番組も海外でレギュラーを持ち、ベルギーのTOP RADIOで毎月第3日曜日に『ROTATIONZ』(www.rotationz.be)、アメリカのPROTON RADIOで毎月第4火曜日に『EAST ENDERS』(www.protonradio.com)を担当。また、ジャーナリストの側面も持ち、田中“19”裕之名義で、クラブ系の作品を中心に多数のライナーノーツを手掛けている。最新CDは『PARTY 4 THE WEEKEND』。 DJ 19 オフィシャルサイト www.19boxrec.com (PC・携帯共用)
JASRAC
JASRAC許諾番号
9005801003Y
30005900580
1003Y30007
JASRAC
JRC許諾番号:X000140A02L
JRC許諾番号:X000140A03L
エルマーク
このエルマークは、
レコード会社・映像製作会社が
提供するコンテンツを示す登録商標です
RIAJ60001008
e-License
e-License許諾番号
ID12060
ID15548
 

最新J-POPから洋楽ヒットソング、クラシック、インディーズ、歌詞付きカラオケ楽曲まで配信する、国内最大級の音楽ダウンロードサイト。
試聴は全て無料。厳選された120万曲からお好きな1曲をお探しください。