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総合TOP > お役立ちインデックス > OnGenアーカイブス > DJ19のレコ麺 > 2008/01/23 UPストーンブリッジ亭

DJ19のレコ麺
今回のPICK UPストーンブリッジ『ミュージック・テイクス・ミー』
ストーンブリッジ『ミュージック・テイクス・ミー』
TRACK LIST
Album
ストーンブリッジ
『ミュージック・テイクス・ミー』
2007 Release
ダウンロード価格
アルバム¥1,800 トラック¥150(共に税込)

アーティスト詳細
 プロジェクト・ネームだったり、DJネームは、本人達の意思を込めたものだけでなく、影響を受けたもの、例えば、音楽・映画・漫画などのタイトルや登場人物からとってきたり、それこそそのときたまたま目にしたものを名乗ったりと様々です。日本が世界に誇る企業、ブリヂストンの場合は、創業者の石橋正二郎氏の「ストーン」(石)と「ブリッジ」(橋)を逆さにして出来たものです。なので、今回紹介するスウェーデンのハウス・プロデューサー=ストーンブリッジの名前を初めて目にしたとき、車好きで、ブリヂストンのタイヤでも履いているのかと思ったんですが、単に名前と偶発的な出来事の語呂合わせで付けたようでした、はい。
  それにしても、ここ数年のスウェディシュ・ハウス・アーティストの台頭はすさまじいものがありますが、もともと北欧はメロディアスが信条な地域。ポップス界で大成功を収めているだけに、必然的だったのかもしれません。とはいえストーンブリッジの場合は、かなり早くから名前が知られた存在で、世界的にリリースされたスウェーデン系のアーティスト、例えばドクター・アルバン、レイラK、DaYeeneなど、80年代終盤からクレジットで確認できたのでクラブ・ファンにはお馴染みでした。特に、スウェーデンのDEF MIX(フランキー・ナックルズ、デヴィッド・モラレス、サトシ・トミイエ)を意識したSWEMIXをニック・ナイスと組織し、スウェーデン出身であることをクラブ・ピープルに広くアピールしました。一般的に大ブレイクしたのは、ロビンSの「Show Me Love」のリミックス以降となりますが、今やメジャーアーティストを大量に手掛ける売れっ子であります。
  もともとディスコ系のサウンドを得意とし、そのためアメリカのフィルター・ディスコ・キングであるマイアミのロビー・リヴェラなんかともタッグを組むこともしばしばありました。実際、ストーンブリッジの場合はソウルフルな歌もの路線を得意とするので、日本人には馴染みやすいかもしれません。最近、巷でハウスのタグが付く作品は、リズム隊よりもメロディを重視した 4つ打ちのフォーマットという感じが多いんですが、ストーンブリッジを聴けば、同じハウスでも骨格もしっかりしていることに気付くでしょう。
  さて、本『Music Makes Me』は、HE KANDIからの『Can’t Get Enough』に続いて昨年リリースされた2ndアルバムとなります。あれだけの作品量がありながらまだ2ndということが不思議なんですが、1stがコンピ的体裁が強かったので、かなり流れのあるいいアルバムに仕上がっています。ここから既に、「SOS」、「You Don’t Know」、「Close To Heaven」の順でシングルがカットされています。ちなみに「SOS」でリードを取っているERIREは、ダニー・ハウウェルズとディック・トレヴァーが組んだ「Dusk Till Dawn」や「Breathe」でお馴染みのシンガーです。個人的には女性ボーカルが好みなので、特にスウェーデンのシンガー・ソングライターであるYOTAの参加したオープニング・トラックの「Music Takes Me」(もう一曲「All I Can Think Of Is You」に参加)が、ストリングス・アレンジ同様に胸キュンものです。あと、「Take Me I'm Yours」もシングル希望曲。というのも、ボーカルのタラ・マクドナルドはアーマンド・ヴァン・ヘルデンの.「My My My」やアクスウェル 「Feel The Vibe」でお馴染みの人なんですね。あと、日本盤にはボーナス・トラックとしてボーイズ・タウン・ギャングの「君の瞳に恋してる/Can’t Take My Eyes Off You」(フランキー・ヴァリのカバー)がありますが、ちょっと仕事がやっつけっぽいかな(笑)。
  実際問題として、アルバムを通しで聴けるハウス・ミュージックは数少ないので、シングルに特化して聴かないのであれば、こういうハウスもいいですよ。
INFORMATION
レーベル主宰や国内外のイべントでのDJプレイなど多岐に活躍するDJ 19のブログ「ナイナイナイ(ナインティーンの)恋じゃない」がスタート!!クラブ・シーンの第一線で活躍する彼が、最新のパーティのことや日常の些細なことを徒然なるままに書き綴ります。
DJ 19 ブログはこちら

PROFILE
Profile of DJ19(ディージェィ ナインティーン)
様々な側面を持つ、ジャパニーズ・クラブ・シーンのパイオニア。倖田來未、globe、S.E.N.Sといった著名アーティストのリミッ クスだけでなく、これまでにTHOMAS PENTON、STEVE MAY、C-JAY、KRIECE、AUSTIN LEEDSなど世界各国のアーティストとオリジナル作品を制作し、海外レーベルにオリジナルとリミックスも提供。DJとしても、海外のビッグ・パーティーである『BEDROCK』、国内でも『FUJI ROCK FESTIVAL』などに出演し、自身では『PLASTIC SEX』『PARK』をオーガナイズしている。19BOX、PARK LIMITED MUZIK、19BOX LIMITEDという3つのレーベルを運営し、クラブ向けトラックを制作しながら、これまでに20作以上ものMIX CDを国内外でリリースした実績を持つ。同時にダウンテンポ/チルアウトの作品にも力を入れ、様々なレコード会社から毎年チルアウト・コンピレーションをリリースし、AMBROZIA名義(www.konami.jp/music/ambrozia)でも3枚のアルバムを発表。Hiroki-mode ebisuにて『R』という大人のためのチルアウト・ラウンジも毎月第一木曜日に開催している。ラジオ番組も海外でレギュラーを持ち、ベルギーのTOP RADIOで毎月第3日曜日に『ROTATIONZ』(www.rotationz.be)、アメリカのPROTON RADIOで毎月第4火曜日に『EAST ENDERS』(www.protonradio.com)を担当。また、ジャーナリストの側面も持ち、田中“19”裕之名義で、クラブ系の作品を中心に多数のライナーノーツを手掛けている。最新CDは『PARTY 4 THE WEEKEND』。 DJ 19 オフィシャルサイト www.19boxrec.com (PC・携帯共用)




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