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総合TOP > お役立ちインデックス > OnGenアーカイブス > DJ19のレコ麺 > 2008/01/09 UPステーシーQ 亭

DJ19のレコ麺
今回のPICK UPステーシーQ『Better Than Heaven』
ステーシーQ『Better Than Heaven』
TRACK LIST
Album
ステーシーQ
『Better Than Heaven』
1986 Release
ダウンロード価格
アルバム¥1,500 トラック¥150(共に税込)

アーティスト詳細
 新年明けましておめでとうございます。前回書くのを忘れてしまったんですが、実は記念すべき連載50回目でした。ということで、今回は第51稿となります。本年も宜しくお願いしますね。
 で、新譜にしようか旧譜にしようか迷ったんですが、昨年からの流れで、もう1つ80’s作品をピックアップしたいと思います。アメリカン・ダンス、いやポップ・ミュージック界のアイドルだったステーシーQです。特に、「Two Of Hearts」を代表とするサンプリングを駆使した(当時にしてはという注釈付きですが)サウンドは、当時のディスコを席巻したものです。現在も活動中なのですが、知らない人も多いと思いますので、まずざっと略歴を。
 まず奇妙な名前ですが、実はここに至るまでに道のりがあります。もともと、ボーカルを務めるステーシー・スウェインとプロデューサーでもあるジョン・セント・ジェームスが、『007』の登場人物から拝借したQというプロジェクトで活動し、そこから発展したバンド=SSQ(ステーシー・スウェインQ)がありました。この名前で、アルバム『Playback』を’83年にEMI Americaからリリースしています。その後、映画『バタリアン/The Return Of The Living Dead』に「Tonight」と「Trash's Theme」という楽曲が、インディペンデントへ舞い戻りながらも収録され、ちょっとした話題になりました。そこで、今度はステーシーQと名乗り、ステーシー・スウェインを前面に打ち出したソロ・プロジェクト(ある意味マイアミ・サウンド・マシーンと同じパターンですね)形式になり、インディ・レーベルから「Shy Girl」をリリースします。これがまた当たり、そのままメジャーのATLANTICと契約することになりました。そうして生まれたのが「Two Of Hearts」の特大ヒットです。ちなみに、マイマミ的なフリースタイル風味のハイエナジー・サウンドですが、カリフォルニア出身なんですね。
  “ア・ア・ア・ア・ア・アイ・ニード・アイ・ニージュー”というサンプリングが印象的な「Two Of Hearts」は、’86年全米3位を記録します。ちなみにブレイクに出て来る“オーヴァードライヴ”というセリフもクラブ系では定番のネタですが、コレが元だと知らない人も多いのでこの機会に。ついでに言えば、同時期にヒットしたニュー・シューズの「I Can’t Wait」も同傾向の曲としてチェックしてみて下さい。
 そして同じく’86年にリリースされたのが、僅か3週間でレコーディングされたというこのデビューアルバム『ベター・ザン・ヘヴン』です。ここから’87年に「We Connect」と「Insecurity」が全米ダンス・チャートでNo.1を獲得しています。なお「We Connect」は全米チャートでも35位までかけ上がっているんですが、実はユートピア(もちろん、ホープとピースによるゴムパッチンのゆーとぴあとは異なり、トッド・ラングレンの方です)のウィリー・ウィルコックスがクレジットされています。他にも、シングルではないのですが、印象深いキャッチーな曲が多い名作です。というか実際問題として、ここがピークタイムだったので、このあと’88年に『Hard Machine』、’89年に『Nights Like This』というアルバムをリリースしていますが、大きなヒットに恵まれることなくATLANTICを離れることになりました。そのため、若い人には馴染みが薄いかもしれないですが、最近でも’07年に『Queen Of The 80’s』という素敵なタイトルで、SSQ時代を含めたベスト盤的作品をリリースしているだけでなく、新作も噂されています。まだまだ楽しみですね。
INFORMATION
レーベル主宰や国内外のイべントでのDJプレイなど多岐に活躍するDJ 19のブログ「ナイナイナイ(ナインティーンの)恋じゃない」がスタート!!クラブ・シーンの第一線で活躍する彼が、最新のパーティのことや日常の些細なことを徒然なるままに書き綴ります。
DJ 19 ブログはこちら

PROFILE
Profile of DJ19(ディージェィ ナインティーン)
様々な側面を持つ、ジャパニーズ・クラブ・シーンのパイオニア。倖田來未、globe、S.E.N.Sといった著名アーティストのリミッ クスだけでなく、これまでにTHOMAS PENTON、STEVE MAY、C-JAY、KRIECE、AUSTIN LEEDSなど世界各国のアーティストとオリジナル作品を制作し、海外レーベルにオリジナルとリミックスも提供。DJとしても、海外のビッグ・パーティーである『BEDROCK』、国内でも『FUJI ROCK FESTIVAL』などに出演し、自身では『PLASTIC SEX』『PARK』をオーガナイズしている。19BOX、PARK LIMITED MUZIK、19BOX LIMITEDという3つのレーベルを運営し、クラブ向けトラックを制作しながら、これまでに20作以上ものMIX CDを国内外でリリースした実績を持つ。同時にダウンテンポ/チルアウトの作品にも力を入れ、様々なレコード会社から毎年チルアウト・コンピレーションをリリースし、AMBROZIA名義(www.konami.jp/music/ambrozia)でも3枚のアルバムを発表。Hiroki-mode ebisuにて『R』という大人のためのチルアウト・ラウンジも毎月第一木曜日に開催している。ラジオ番組も海外でレギュラーを持ち、ベルギーのTOP RADIOで毎月第3日曜日に『ROTATIONZ』(www.rotationz.be)、アメリカのPROTON RADIOで毎月第4火曜日に『EAST ENDERS』(www.protonradio.com)を担当。また、ジャーナリストの側面も持ち、田中“19”裕之名義で、クラブ系の作品を中心に多数のライナーノーツを手掛けている。最新CDは『PARTY 4 THE WEEKEND』。 DJ 19 オフィシャルサイト www.19boxrec.com (PC・携帯共用)




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