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総合TOP > お役立ちインデックス > OnGenアーカイブス > DJ19のレコ麺 > 2007/10/03 UP ルース・エンズ亭

DJ19のレコ麺
今回のPICK UPルース・エンズ『LOOK HOW LONG』
エレクトライブ101『Electribal Memories』
TRACK LIST
Album
ルース・エンズ
『LOOK HOW LONG』
1997 Release
ダウンロード価格
アルバム¥1,500
トラック¥200(共に税込)

アーティスト詳細
 たまに、自分の原点であるポール・ハードキャッスルの音源を聴きたくなるときがあります。この間ファースト・ライトというユニット時代の曲を掘り起こしていたら、この頃は似たようなサウンドが多くあって、パッと思い浮かんだのがルース・エンズの「Hangin’ On A String」でした。そういえば、ここではまだルース・エンズを紹介していなかったですね。彼らがいなければ、のちのソウル・トゥー・ソウル(以前『レコ麺』でピックアップしたソウル・トゥー・ソウル亭参照)の成功もなかったかもしれません。そんなソウル・トゥー・ソウルのブレイクに触発されて発表したのが今回紹介する'90年の『ルック・ハウ・ロング』というアルバムです。
 ルース・エンズ(結成当初はルース・エンドでした)は、スティーヴ・ニコル、ジェーン・ユージン、カール・マッキントッシュの3人により’80年に結成されます。そしてVIRGIN初のブラック・アクトとして売り出され、実際にアメリカのR&Bチャートにて「Hangin’ On A String」が’85年1位、「Slow Down」が’86年1位、「Watching You」が’88年2位という成功を収めました。母国イギリスでは「Hangin’ On A String」と「Magic Touch」が特に人気が高く、それぞれ’85年に全英13位と16位という結果を残しています。この2曲は様々なコンピレーションにフィーチャーされていて、’92年にはリミックス・バージョンで再度チャートに登場したくらいです。
 そんな3人ですが、アメリカでの成功によって逆にメンバー間に亀裂が生じ、アメリカ志向のスティーヴ・ニコルとジェーン・ユージンに対し、結果としてカール・マッキントッシュは新たなルース・エンズ、それはイギリスのストリート・ベースのサウンドをコンセプトにしたプロジェクトを結成します。そうして発表されたのが、オリジナルとしては5枚目となる『ルック・ハウ・ロング』でした。この時期、カール・マッキントッシュはソウル・トゥー・ソウルから羽ばたいたキャロン・ウィーラーのプロデュースなどを手掛けており、サウンドは完全にグラウンド・ビートです。当時、UKのアイデンティティがこのサウンドに象徴されていたことがよく分かります。アルバムからは「Don’t Be A Fool」が先行カットされ’90年全英13位、そのあと「Love’s Got Me」が全英40位という結果に。アメリカではもう1曲「Cheap Talk」がR&Bチャート入りしました。個人的には、完璧にソウル・トゥー・ソウルな「Don’t Be A Fool」と、女性ボーカルが胸キュンな「Love Controversy, Pt. 1」がお気に入りです。
 この後、カール・マッキントッシュは、ポーリン・ヘンリーやビヴァリー・ナイトらのプロデュースを手掛けましたが、最近ではあまりクレジットで見かけることが少なくなりました。ちょっとした話題になったのは、’98年にピート・ロックが、オリジナル・メンバーをフィーチャーして「Take Your Time」をリリースしたことぐらいでしょうか。リミックスアルバム『Tighten Up Vol. 1』と謳いながら、『Vol.2』は出ていないこともあり、なんとかまた元気な姿を見せて欲しいですね。
INFORMATION
レーベル主宰や国内外のイべントでのDJプレイなど多岐に活躍するDJ 19のブログ「ナイナイナイ(ナインティーンの)恋じゃない」がスタート!!クラブ・シーンの第一線で活躍する彼が、最新のパーティのことや日常の些細なことを徒然なるままに書き綴ります。
DJ 19 ブログはこちら

PROFILE
Profile of DJ19(ディージェィ ナインティーン)
様々な側面を持つ、ジャパニーズ・クラブ・シーンのパイオニア。倖田來未、globe、S.E.N.Sといった著名アーティストのリミッ クスだけでなく、これまでにTHOMAS PENTON、STEVE MAY、C-JAY、KRIECE、AUSTIN LEEDSなど世界各国のアーティストとオリジナル作品を制作し、海外レーベルにオリジナルとリミックスも提供。DJとしても、海外のビッグ・パーティーである『BEDROCK』、国内でも『FUJI ROCK FESTIVAL』などに出演し、自身では『PLASTIC SEX』『PARK』をオーガナイズしている。19BOX、PARK LIMITED MUZIK、19BOX LIMITEDという3つのレーベルを運営し、クラブ向けトラックを制作しながら、これまでに20作以上ものMIX CDを国内外でリリースした実績を持つ。同時にダウンテンポ/チルアウトの作品にも力を入れ、様々なレコード会社から毎年チルアウト・コンピレーションをリリースし、AMBROZIA名義(www.konami.jp/music/ambrozia)でも3枚のアルバムを発表。Hiroki-mode ebisuにて『R』という大人のためのチルアウト・ラウンジも毎月第一木曜日に開催している。ラジオ番組も海外でレギュラーを持ち、ベルギーのTOP RADIOで毎月第3日曜日に『ROTATIONZ』(www.rotationz.be)、アメリカのPROTON RADIOで毎月第4火曜日に『EAST ENDERS』(www.protonradio.com)を担当。また、ジャーナリストの側面も持ち、田中“19”裕之名義で、クラブ系の作品を中心に多数のライナーノーツを手掛けている。最新CDは『PARTY 4 THE WEEKEND』。 DJ 19 オフィシャルサイト www.19boxrec.com (PC・携帯共用)




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