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総合TOP > お役立ちインデックス > OnGenアーカイブス > DJ19のレコ麺 > 2007/08/01 UP クリスタル・ウォーターズ亭

DJ19のレコ麺
今回のPICK UPクリスタル・ウォーターズ『The Best Of Crystal Waters』
クリスタル・ウォーターズ『The Best Of Crystal Waters』
TRACK LIST
Album
クリスタル・ウォーターズ
『The Best Of Crystal Waters』
1998 Release
ダウンロード価格
アルバム¥1,500 トラック¥150(共に税込)

アーティスト詳細
 先日、やしきたかじんさんの「砂の十字架」を聴いていて、谷村新司さんの作った“ライリー・ライリー・ライリー・リラー”という歌詞の意味不明さに悩んでいたんですが、考えてみれば、ノリはいいが実際はどういう意味かよく解らない歌詞ってたくさんありますよね。クラブ系は特に多く存在する気がしますが、今回はその中でも、いまだに定期的にブート・リミックスが出回る“ラダディー・ラダダ”でお馴染みクリスタル・ウォーターズが’98年にリリースしたベストアルバム『ベスト・オブ・クリスタル・ウォーターズ』を紹介しましょう。
 クリスタル・ウォーターズは、サウス・ニュージャージー出身のシンガーで、ベースメント・ボーイズのプロデュースのもと「Gypsy Woman」でデビューしました。この曲が上記した“ラダディー・ラダダ”なわけですが、実はもともとウルトラ・ナテ用に作られた曲で、’91年全米8位、全英2位というビッグヒットを記録しました。 
 唱法が独特なだけに、ファースト・インプレッションは強烈ですが、その後の活動でこの曲を超えるヒットは残念ながら生まれていません。アルバム的には、’91年のデビュー作『サプライズ?ラダディー・ラダダ!』、’94年の2nd『ストーリーテラー』、’97年の3rd『クリスタル・ウォーターズ』を残していて、今回のベストはそれらから編まれていますが、異なるのがDEF MIXのデヴィッド・モラレスの作品で客演した「In De Ghetto」(’96年全英35位)、エイズ撲滅のためのチャリティアルバム『レッド・ホット&リオ』に提供したアントニオ・カルロス・ジョビンのカバー「The Boy From Ipanema」(元は“Girl”なのを“Boy”に変えている)の2曲。
 ベストという性質上、全部が基本シングル曲なこともあり、掘り下げるとキリがないので、個人的に気になるところを幾つか。
 「100% PURE LOVE」は2ndアルバムから最大のヒットで、’94年全米11位、全英15位。’97年全米40位、全英45位を記録した「Say…If You Feel Alright」は3rdアルバムからのピックアップですが、元々NBA50周年記念アルバム『NBA At 50 ミュージカル・セレブレイション』からカットされたもので、サウンドが異質なのはジャム&ルイスがプロデュースを手掛けているからで、アース・ウィンド&ファイアーの「September」をサンプリングしているあたりも憎いです。あとよく同時代に比較されたシーシー・ペニストンを彷彿させる「Makin’ Happy」(’91年全英18位)。それもそのはずリミックスを手掛けたのはスティーヴ“シルク”ハーリーだからです。あと「Spin Me」あたりは、ユーロビート・ファンなら気付いたと思いますが、デッド・オア・アライヴの「You Spin Me Round(Like A Record)」を引用した作品になっています。
 21世紀に入ってからは、今はなき名門STRICTLY RHYTHMから出した「Come On Down」や、フィーチュアリングとしてダッチやアレックス・ガウディーノに駆り出されたりしていますが、冒頭で述べたように「Gypsy Woman」のリミックスばかりが目立っていて少し寂しいです。っていうか、僕がピックアップしてみるのもアリかな!?
 
INFORMATION
レーベル主宰や国内外のイべントでのDJプレイなど多岐に活躍するDJ 19のブログ「ナイナイナイ(ナインティーンの)恋じゃない」がスタート!!クラブ・シーンの第一線で活躍する彼が、最新のパーティのことや日常の些細なことを徒然なるままに書き綴ります。
DJ 19 ブログはこちら

PROFILE
Profile of DJ19(ディージェィ ナインティーン)
様々な側面を持つ、ジャパニーズ・クラブ・シーンのパイオニア。倖田來未、globe、S.E.N.Sといった著名アーティストのリミッ クスだけでなく、これまでにTHOMAS PENTON、STEVE MAY、C-JAY、KRIECE、AUSTIN LEEDSなど世界各国のアーティストとオリジナル作品を制作し、海外レーベルにオリジナルとリミックスも提供。DJとしても、海外のビッグ・パーティーである『BEDROCK』、国内でも『FUJI ROCK FESTIVAL』などに出演し、自身では『PLASTIC SEX』『PARK』をオーガナイズしている。19BOX、PARK LIMITED MUZIK、19BOX LIMITEDという3つのレーベルを運営し、クラブ向けトラックを制作しながら、これまでに20作以上ものMIX CDを国内外でリリースした実績を持つ。同時にダウンテンポ/チルアウトの作品にも力を入れ、様々なレコード会社から毎年チルアウト・コンピレーションをリリースし、AMBROZIA名義(www.konami.jp/music/ambrozia)でも3枚のアルバムを発表。Hiroki-mode ebisuにて『R』という大人のためのチルアウト・ラウンジも毎月第一木曜日に開催している。ラジオ番組も海外でレギュラーを持ち、ベルギーのTOP RADIOで毎月第3日曜日に『ROTATIONZ』(www.rotationz.be)、アメリカのPROTON RADIOで毎月第4火曜日に『EAST ENDERS』(www.protonradio.com)を担当。また、ジャーナリストの側面も持ち、田中“19”裕之名義で、クラブ系の作品を中心に多数のライナーノーツを手掛けている。最新CDは『PARTY 4 THE WEEKEND』。 DJ 19 オフィシャルサイト www.19boxrec.com (PC・携帯共用)




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