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総合TOP > お役立ちインデックス > OnGenアーカイブス > DJ19のレコ麺 > 2007/03/21UP ブロンスキ・ビート亭

DJ19のレコ麺
今回のPICK UP ブロンスキ・ビート『The Age Of Consent』
マルコム・マクラーレン『BUFFALO GALS-BACK TO SKOOL』
TRACK LIST
Album
ブロンスキ・ビート
『The Age Of Consent』
1984 Release
ダウンロード価格
アルバム¥1,500
トラック¥210(共に税込)

アーティスト詳細
 男性でありながら、男性を好きになってしまった場合、今でこそカミングアウトしても受け入れられる土壌が昔に比べて出来ましたが、このアルバムが出た当時はかなりショッキングでした。しかも、グループとしてそうした色を前面に打ち出していたこともあり、メディアでセンセーショナルに取り上げられました。今回紹介するのは、のちにソロとしても活躍するジミ・ソマーヴィルが在籍したブロンスキ・ビート’84年のアルバム『Age Of Consent』です。
 ブロンスキ・ビートは、スティーヴ・ブロンスキ、ラリー・ステインバチェック、ジミ・ソマーヴィルの3人から成ります。当時、数多(あまた)のエレポップ・ユニットがありましたが、ジミ・ソマーヴィルの特異なファルセット・ボイスとマッチングし、デビュー曲である「Smalltown Boy」は、いきなり’84年全英3位を記録。しかも悲哀に満ちあふれたサウンドは、曲の持つメッセージとともに心に染み込んでくるようでした。もし「Smalltown Boy」のビデオ・クリップを観る機会があるならば、彼らの境遇がかなり理解できると思います。同じ心情を吐露したものに、のちにジミ・ソマーヴィルが結成するコミュナーズの「Victims」という曲があります。
 2ndシングルは「Why?」。アルバムのオープニング・トラックとして“Tell Me Why?”と高々に歌い上げていますが、こちらは全英6位となりました。そして本作となるわけですが、『Age Of Consent』とは法的に認可された年齢、例えばたばことか車の免許の取得といったときに使用するんですが、ここでは、男性間のホモセクシャルを認める年齢を意味しています。アルバムのスリーヴには、当時の世界各国での状況が列挙されています。このアルバムからは、「It Ain’t Necessary So」が’84年全英16位となった他、ドナ・サマーをカバーした「I Feel Love / Johnnie Remember Me」がシングル・カットされた際に「Love To Love You Baby」を挟み込んだメドレーとなり、ソフト・セルのマーク・アーモンドも参加して’85年全英3位を記録しました。
 好調なスタートを切ったブロンスキ・ビートですが、ジミ・ソマーヴィルは脱退し、前述したようにコミュナーズというユニットをリチャード・コールズと結成します。一方残った2人は、新たにジョン・ジョンを迎え入れ、新生ブロンスキ・ビートとしてすぐさま活動を開始しました。メッセージ性よりもダンス性を打ち出すことで、ダークなテイストを払拭し、かなりポップなイメージを得ることに成功します。そのため、生まれ変わったブロンスキ・ビートは「Hit That Perfect Beat」で’85年全英3位をいきなり記録し、それぞれ別々の道を歩みだすんですが、その後の経過は、本作を気に入った方が追えるように触れずにおきます(笑)。
 そうである方もそうでない方も、是非機会があれば聴いて欲しい一品です。
INFORMATION
レーベル主宰や国内外のイべントでのDJプレイなど多岐に活躍するDJ 19のブログ「ナイナイナイ(ナインティーンの)恋じゃない」がスタート!!クラブ・シーンの第一線で活躍する彼が、最新のパーティのことや日常の些細なことを徒然なるままに書き綴ります。
DJ 19 ブログはこちら

PROFILE
Profile of DJ19(ディージェィ ナインティーン)
様々な側面を持つ、ジャパニーズ・クラブ・シーンのパイオニア。倖田來未、globe、S.E.N.Sといった著名アーティストのリミッ クスだけでなく、これまでにTHOMAS PENTON、STEVE MAY、C-JAY、KRIECE、AUSTIN LEEDSなど世界各国のアーティストとオリジナル作品を制作し、海外レーベルにオリジナルとリミックスも提供。DJとしても、海外のビッグ・パーティーである『BEDROCK』、国内でも『FUJI ROCK FESTIVAL』などに出演し、自身では『PLASTIC SEX』『PARK』をオーガナイ ズしている。19BOX、PARK LIMITED MUZIK、19BOX LIMITEDという3つのレーベルを運営し、クラブ向けトラックを制作する一方で、ダウンテンポ/チルアウトの作品にも力を入れ、様々なレコード会社から毎年チルアウト・コンピレーションをリリースしている。AMBROZIA名義でもアルバムを発表し、3rdアルバム『lifetime』(www.konami.jp/music/ambrozia)も3/14に発売。同時にHiroki-mode ebisuにて『R』という大人のためのチルアウト・ラウンジも毎月最終木曜日に開催している。ラジオ番組も海外でレギュラーを持ち、ベルギーのTOP RADIOで毎月第3日曜日に『ROTATIONZ』(www.rotationz.be)、アメリカのPROTON RADIOで毎月第4火曜日に『EAST ENDERS』(www.protonradio.com)を担当。また、田中“19”裕之名義で、クラブ系の作品を中心に300作以上のライナーノーツも手掛けている。最新MIX CDはインドネシアの巨大クラブ=STADIUMとタッグを組んだ『STADIUM ESSENTIAL』。 DJ 19 オフィシャルサイト www.19boxrec.com (PC・携帯共用)




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