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総合TOP > お役立ちインデックス > OnGenアーカイブス > DJ19のレコ麺 > 2007/01/24UP エニグマ亭

DJ19のレコ麺
今回のPICK UP エニグマ 『The Cross Of Changes』
エヴリシング・バット・ザ・ガール『テンパラメンタル』
TRACK LIST
Album
エニグマ
『The Cross Of Changes』
1993 Release
ダウンロード価格
アルバム¥1,500 トラック各¥150(共に税込)

アーティスト詳細
 今回は、以前サンドラ亭のときに軽く触れたことがあるエニグマをピックアップします。ちなみに、昨年ベスト・アルバムが激売れしたサラ・ブライトマンの現在のパートナーであるフランク・ピーターソンは、元々エニグマに関わっていた人物で、同時にグレゴリアンというプロジェクトも仕掛けていることから、サラのアルバムにはポップでありつつクラブ・ファンも納得のチル感覚が備わっていたんです。

 エニグマの心臓はマイケル・クレトゥという人物ですが、当初はかなりミステリアスなプロジェクトで、だからこそエニグマ=謎・不可解な物という名前もシャレが効いたのですが、デビュー曲である「Sadness Part 1」が’90年末に全英No.1になってしまい、隠されれば知りたくなるのが人間の本質というもので、すぐさま素性がバレてしまいます。しかも奥方であるサンドラもしっかり参加していたわけです。このプロジェクトの何が画期的だったかというと、簡潔に言えばグレゴリアン聖歌とクラブ・ミュージックの融合、もっと絞ればグランド・ビートに乗ったグレゴリアン聖歌を生み出したこと。多くのフォロワーを生んだのは言うまでもないですが、実際、重要なのはプログレッシヴの要素(ここではハウスではなくロックの方です、念のため)だったりします。マイケル・クレトゥのソロにも垣間みることができますが、例えばエニグマの1stアルバム『MCMXC a.D.』(こちらも全英1位)でも、楽曲が組曲で構成されていたり、それこそプロジェクトの念頭に置いたというアート・オブ・ノイズにも通じる部分があり、クラシックの素養がある人による様式的なロックが、クラブ・ミュージックと斬新に出会ったサウンドに仕上がっています。

 今回紹介する2ndアルバム『エニグマ2〜ザ・クロス・オブ・チェンジズ』は、’94年頭にリリースされたもの。その直前には、シャロン・ストーン主演の『硝子の塔』にエニグマが3曲提供していたことから、そのうちの「Carly’s Song」が、ここでは「Age Of Loneliness」にバージョン・アップされて収録されているのも注目です。先行シングルとしては「Return To Innocence」がカットされ、’94年全英3位を記録しています。アルバムは1st同様に1位を獲得。続けて「The Eyes Of Truth」と「Age Of Loneliness」がカットされ、両方とも’94年に全英21位という結果を残しています。個人的には、アルバムのラスト・トラックである「The Cross Of Changes」のチルアウト加減もたまりません。そういえば、マイケル・クレトゥとサンドラは早くからスペインのイビサに移住していたんですが、エニグマ一派も追随する人が多いので、自然とそういった質感が備わってくるのかもしれないですね。
INFORMATION
レーベル主宰や国内外のイべントでのDJプレイなど多岐に活躍するDJ 19のブログ「ナイナイナイ(ナインティーンの)恋じゃない」がスタート!!クラブ・シーンの第一線で活躍する彼が、最新のパーティのことや日常の些細なことを徒然なるままに書き綴ります。
DJ 19 ブログはこちら

PROFILE
Profile of DJ19(ディージェィ ナインティーン)
様々な側面を持つ、ジャパニーズ・クラブ・シーンのパイオニア。倖田來未、globe、S.E.N.Sといった著名アーティストのリミックスだけでなく、これまでにTHOMAS PENTON、STEVE MAY、C-JAY、KRIECE、AUSTIN LEEDSなど世界各国のアーティストとオリジナル作品を制作し、海外レーベルにオリジナルとリミックスも提供。DJとしても<FUJI ROCK FESTIVAL>や、海外のビッグ・パーティー、例えば<Bedrock>などに出演し、自身ではPARKをオーガナイズしている。19BOX、PARK LIMITED MUZIK、19BOX LIMITEDという3つのレーベルを運営し、クラブ向けトラックを制作する一方で、ダウンテンポ/チルアウトの作品にも力を入れ、様々なレコード会社から毎年チルアウト・コンピレーションをリリースしている。AMBROZIA名義でもアルバムを発表し、2ndアルバム『real 4 life』(KONAMI)も11/8に発売される。同時にHiroki-mode ebisuにて「R」という大人のためのチルアウト・ラウンジも毎月最終木曜日に開催している。ラジオ番組も海外でレギュラーを持ち、ベルギーのTOP RADIOで毎月第3日曜日に「ROTATIONZ」(www.rotationz.be)、アメリカのPROTON RADIOで毎月第4火曜日に「EAST ENDERS」(www.protonradio.com)を担当している。また、田中“19”裕之名義で、クラブ系の作品を中心に300作以上のライナーノーツも手掛けている。最新CDは『Resident*003 Phuture Funk』(I/O MUSIC)。DJ MIXとCHILLOUT COMPILATIONをセットにしたDJ 19の両面が一枚に凝縮されたパッケージとなっている。 DJ 19 オフィシャルサイト www.19boxrec.com (PC・携帯共用)




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