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総合TOP > お役立ちインデックス > OnGenアーカイブス > DJ19のレコ麺 > 2007/01/10UP エヴリシング・バット・ザ・ガール亭

DJ19のレコ麺
今回のPICK UP エヴリシング・バット・ザ・ガール『テンパラメンタル』
エヴリシング・バット・ザ・ガール『テンパラメンタル』
TRACK LIST
Album
エヴリシング・バット・ザ・ガール
『テンパラメンタル』
1999 Release
ダウンロード価格
アルバム¥1,500 トラック各¥150(共に税込)

アーティスト詳細
 新年1回目となる『レコ麺』は、EBTGを取り上げます。このコンビほど、ある時期を境に音楽的嗜好が変化した人達はいないんじゃないでしょうか。同時に、ファン層も年代によって全くといっていいほど異なります。初期を知る人にとってはアコースティックなサウンドで、後期はメインとしてハウスという認識が強いでしょう。今やベン・ワットはMIX CDを多数手掛ける売れっ子DJですからね。

 今回紹介する『テンパラメンタル』は’99年の作品です。その前の’96年にリリースされた『哀しみ色の街(Walking Wounded)』では、大胆にドラムンベースを取り入れリスナーの度肝を抜いたので、本作では驚きも減りましたが、ドラムンベースからハウスへとシフトする過程を垣間見れるアルバムとなっています。というより、ベン・ワットがソロに専念し、このあとEBTGとしてはベスト盤の『ライク・ザ・デザーツ・ミス・ザ・レイン』に、リミックス・アルバム『アダプト・オア・ダイ』といった編集盤が出ているのみなので、実質的には現在のところ最新アルバムに当たります。

 「R&Bが1950年代のリズムだったように、ドラムンベースは現代のリズムで、僕達がコンテンポラリーなレコードを作るために無視できないものなんだ」とベン・ワットは過去に語っているんですが、打ち込みとは一番縁遠い所にいた人が何故、こうも変貌してしまったのでしょうか。EBTGがクラブのリズムに乗るなんてこと、ホントに以前には考えられないことでした。しかし「Missing」がトッド・テリーの手に委ねられ、劇的な科学反応を起こしてからというもの、特にハウス・ビートに乗ったトレイシー・ソーンの存在感はいっそう際立ち、EBTGは新たな道を歩みだしたのです。

 『テンパラメンタル』の内容をざっと紹介すると、まず目玉はアメリカのハウス・デュオ、ディープ・ディッシュにフィーチュアされ’98年全英31位を記録した「The Future Of The Future(Stay Gold)」。アルバムからの先行カットで ある「Five Fathoms」は’99年27位、UKガラージ・タイプの「Temperamental」は’ 00年全英72位を記録しています。「Lullaby Of Clubland」は北アメリカでカットさ れたナンバー。「Blame(邦題:悪いのは私)」には、J・マジックが名を連ねているのでドラムンベース・ファンは見逃せません。ちなみにこの曲、元々マッシヴ・アタックとのコラボレーションで出来上がったものを、発表に至らなかったため、歌詞のみ使用しています。

 他にも、アナログ限定でカットされたものなどありますが、かなり細かくなるのでここでは割愛します。なにはともあれ、一時も早くEBTGとしての新作を聴きたいものですね。
INFORMATION
レーベル主宰や国内外のイべントでのDJプレイなど多岐に活躍するDJ 19のブログ「ナイナイナイ(ナインティーンの)恋じゃない」がスタート!!クラブ・シーンの第一線で活躍する彼が、最新のパーティのことや日常の些細なことを徒然なるままに書き綴ります。
DJ 19 ブログはこちら

PROFILE
Profile of DJ19(ディージェィ ナインティーン)
様々な側面を持つ、ジャパニーズ・クラブ・シーンのパイオニア。倖田來未、globe、S.E.N.Sといった著名アーティストのリミックスだけでなく、これまでにTHOMAS PENTON、STEVE MAY、C-JAY、KRIECE、AUSTIN LEEDSなど世界各国のアーティストとオリジナル作品を制作し、海外レーベルにオリジナルとリミックスも提供。DJとしても<FUJI ROCK FESTIVAL>や、海外のビッグ・パーティー、例えば<Bedrock>などに出演し、自身ではPARKをオーガナイズしている。19BOX、PARK LIMITED MUZIK、19BOX LIMITEDという3つのレーベルを運営し、クラブ向けトラックを制作する一方で、ダウンテンポ/チルアウトの作品にも力を入れ、様々なレコード会社から毎年チルアウト・コンピレーションをリリースしている。AMBROZIA名義でもアルバムを発表し、2ndアルバム『real 4 life』(KONAMI)も11/8に発売される。同時にHiroki-mode ebisuにて「R」という大人のためのチルアウト・ラウンジも毎月最終木曜日に開催している。ラジオ番組も海外でレギュラーを持ち、ベルギーのTOP RADIOで毎月第3日曜日に「ROTATIONZ」(www.rotationz.be)、アメリカのPROTON RADIOで毎月第4火曜日に「EAST ENDERS」(www.protonradio.com)を担当している。また、田中“19”裕之名義で、クラブ系の作品を中心に300作以上のライナーノーツも手掛けている。最新CDは『Resident*003 Phuture Funk』(I/O MUSIC)。DJ MIXとCHILLOUT COMPILATIONをセットにしたDJ 19の両面が一枚に凝縮されたパッケージとなっている。 DJ 19 オフィシャルサイト www.19boxrec.com (PC・携帯共用)




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