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総合TOP > お役立ちインデックス > OnGenアーカイブス > DJ19のレコ麺 > 2006/10/04UP ウィリアム・オービット亭

DJ19のレコ麺
今回のPICK UP ウィリアム・オービット『THE BEST OF STRANGE CARGO』
ウィリアム・オービット 『THE BEST OF STRANGE CARGO』
TRACK LIST
Album
ウィリアム・オービット
『THE BEST OF STRANGE CARGO』
1996 Release
ダウンロード価格
アルバム¥1,500
トラック各¥150(各税込)

アーティスト詳細
 マドンナ来日公演のタイミングで、『レイ・オブ・ライト』らを手掛けたプロデューサー、ウィリアム・オービットを取りあげようと思っていたんですが、いつの間にか時が経過し、マドンナは帰ってしまいました。どちらにせよ、どこかでピックアップしないといけない人なので、この機会に紹介しましょう。

 最新作で『Hello Waveforms』というのもありますが、今回は、ウィリアム・オービットのプライベート・プロジェクトともいえる『ストレンジ・カーゴ』にスポットを当てます。とにかく、繊細でストイックに音楽に対峙していることでも知られる彼の真骨頂が味わえるシリーズのベスト盤となります。ベストというからには、何枚かリリースされているわけで、まずはその辺の紹介も兼ねて、ざっとおさらいを。

 ウィリアム・オービットが最初に注目を浴びたのは、トーチ・ソングというユニットでした。平たく言えば、エレポップ系なんですが、’83年のデビュー曲「Prepare To Energize」という曲が目立ったくらいで、一般認知度はちょっぴり低いです。ただし、このときのボーカリストであるローリー・メイヤーと組んだベース・オ・マティック名義で90年代初期に大暴れし、「Fascinating Rhythm」の全英9位を筆頭に、フロアを大いに賑わせました。さらに余談として、今年ローリー・メイヤーは、ウィリアム・オービットらのバックアップでソロ・デビュー・アルバム『Black Lining』をリリースしています。

 閑話休題。そんなウィリアム・オービットが、ソロ・アルバム『Orbit』のすぐあとにリリースしたのが、’87年の『ストレンジ・カーゴ』です。トーチ・ソング時代からI.R.S.というレーベルに所属していたので、そこの『ノー・スピークス』シリーズの一環として出されました。いわゆるインストに焦点を当てたものなんですが、レーベルの性質上、この1stはギター色が濃くなっています。というのも、実はこのレーベル、スティングが在籍したポリスのドラマー、スチュワート・コープランドの兄弟であるマイルス・コープランドが経営していたんです。

 ’90年には『ストレンジ・カーゴ 2』、’93年にはVIRGINに移籍して『ストレンジ・カーゴ 3』をリリース。ここでは、ボーカルも入るようになり、少しメジャー感が出てます。その証拠に「Water From A Vine Leaf」をシングル・カットしました。ちなみに、ここでボーカルを取っているのはベス・オートンです(ここでは触れませんが、彼女もウィリアム・オービットから羽ばたいていったひとり)。この『ザ・ベスト・オブ・ストレンジ・カーゴ』は、これら3部作から抜粋した’98年の作品です。アンビエント的な感覚、特に浮遊感漂うサウンドは今聴いても色あせていません。

 なお、この作品が気に入ったという方は、ウィリアム・オービット名義ではなく、ストレンジ・カーゴ名義で『Hinterland』というアルバムも出ています。探してみて下さい。
 他にもGUERILLAっていうレーベルの話や、「弦楽のためのアダージョ」がヒットした『ピーシズ・イン・ア・モダン・スタイル』のことなど漏れていることが多いのですが、今回はこれでご勘弁を。
INFORMATION
レーベル主宰や国内外のイべントでのDJプレイなど多岐に活躍するDJ 19のブログ「ナイナイナイ(ナインティーンの)恋じゃない」がスタート!!クラブ・シーンの第一線で活躍する彼が、最新のパーティのことや日常の些細なことを徒然なるままに書き綴ります。
DJ 19 ブログはこちら

PROFILE
Profile of DJ19(ディージェィ ナインティーン)
様々な側面を持つ、ジャパニーズ・クラブ・シーンのパイオニア。倖田來未、globe、S.E.N.Sといった著名アーティストのリミックスだけでなく、これまでにTHOMAS PENTON、STEVE MAY、C-JAY、KRIECE、AUSTIN LEEDSなど世界各国のアーティストとオリジナル作品を制作し、海外レーベルにオリジナルとリミックスも提供。DJとしても<FUJI ROCK FESTIVAL>や、海外のビッグ・パーティー、例えば<Bedrock>などに出演し、自身ではPARKをオーガナイズしている。19BOX、PARK LIMITED MUZIK、19BOX LIMITEDという3つのレーベルを運営し、クラブ向けトラックを制作する一方で、ダウンテンポ/チルアウトの作品にも力を入れ、様々なレコード会社から毎年チルアウト・コンピレーションをリリースしている。AMBROZIA名義でもアルバムを発表し、2ndアルバム『real 4 life』(KONAMI)も11/8に発売される。同時にHiroki-mode ebisuにて「R」という大人のためのチルアウト・ラウンジも毎月最終木曜日に開催している。ラジオ番組も海外でレギュラーを持ち、ベルギーのTOP RADIOで毎月第3日曜日に「ROTATIONZ」(www.rotationz.be)、アメリカのPROTON RADIOで毎月第4火曜日に「EAST ENDERS」(www.protonradio.com)を担当している。また、田中“19”裕之名義で、クラブ系の作品を中心に300作以上のライナーノーツも手掛けている。最新CDは『Resident*003 Phuture Funk』(I/O MUSIC)。DJ MIXとCHILLOUT COMPILATIONをセットにしたDJ 19の両面が一枚に凝縮されたパッケージとなっている。 DJ 19 オフィシャルサイト www.19boxrec.com (PC・携帯共用)




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