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総合TOP > お役立ちインデックス > OnGenアーカイブス > DJ19のレコ麺 > 2006/09/20UP イエス亭

DJ19のレコ麺
イエス 『90125』
イエス 『90125』
TRACK LIST
Album
イエス
『90125』
2000 Release
ダウンロード価格
トラック各¥150(税込)

アーティスト詳細
 今回は、イエスを取り上げます。別にCMで「Owner Of A Lonely Heart」が使われたからではありません。アート・オブ・ノイズが4枚組ボックスセット『And What Have You Done With My Body, God?』をリリースし、その中で、メンバー自身がアート・オブ・ノイズの成り立ちについて語っていて、結成する契機となったのが『90125(邦題:ロンリー・ハート)』だったからです。
 察しのいい方はご存知のように、イエス唯一の全米No.1(イギリスでは28位と意外に奮わなかった)ヒットである「Owner Of A Lonely Heart」のプロデュースを手掛けたのが、誰あろうトレヴァー・ホーンであります。そのトレヴァー・ホーンが立ち上げたZTTレーベルの第一弾アーティストが、アート・オブ・ノイズでした。自身もメンバーではあったのですが、実作業をしていたのは他の3人だったこともあり、やがてトレヴァー・ホーンと訣別していきます。アン・ダッドリーのみ、トレヴァー・ホーンと仕事を続けていたので、交流はあったのですが、今回のアルバムではメンバー全員が話をしているので、ファン的にオリジナル・メンバーで再始動かな?なんて邪推もしたりしたんですが、イエスとどんどん本題が離れていきそうなのでこの辺でストップしましょう。
 純粋なイエス・ファンにとって、’83年のこのアルバムだったり、前作の『ドラマ』(トレヴァー・ホーンとジェフリー・ダウンズのバグルス・コンビがメンバーとして加入)あたりは正直言って心から歓迎されない作品なんですが、僕自身はこの時代からイエスに入ったため、スティーヴ・ハウやジェフリー・ダウンズらが結成したエイジアでさえも、イエスの本質を知らずに楽しんでいて、あとあといろいろな経緯を知ったという感じなのです。
 というわけで、イエスのメンバー変遷をここで触れるつもりは毛頭なく(字数が足りないですからね)、純粋に、メンバーからプロデューサーという立場になったトレヴァー・ホーンのイチ仕事としてピックアップしたいと思います。ので、『ドラマ』後に解散し、シネマというグループが結果的にイエスの再生に繋がって、トレヴァー・ラヴィンがうんぬんという話はここではなしです。
 ABC亭のときにも触れましたが、トレヴァー・ホーンがこの時期プロデュースを手掛けるときのスタッフは、どれもアート・オブ・ノイズの面々が深く関わっています。『90125』(余談ですが、意味深なタイトルは、単にレコード番号を指しています)では、ゲイリー・ランガンにJ.J.ジェグザリクのふたりです。といっても、「Owner Of A Lonely Heart」や「Leave It」といったシングルで聴けるようなアート・オブ・ノイズ特有の過激なフェアラアイト・サウンドが全編に敷き詰められているわけではなく、やはりイエスの特性を活かした作品にまとまっていて、「Cinema」はイエス初のグラミー賞のベスト・ロック・インストゥルメンタル・パフォーマンス部門受賞曲に輝いています。
 「Owner Of A Lonely Heart」のインパクトが強い分、シングルに特化しがちですが、改めて掘り起こしてみたら再発見があるかもしれません。なお、リマスター盤では、ボーナス・トラックも入っていて、「Owner Of A Lonely Heart」のエクステンデッド・リミックスなんて、アート・オブ・ノイズがのちのちリリースする「Paranoimia」クリソツですし、「Leave It」のアカペラなんて、マックス・グラハムなみにリミックスを作りたい人にはマストです。
INFORMATION
レーベル主宰や国内外のイべントでのDJプレイなど多岐に活躍するDJ 19のブログ「ナイナイナイ(ナインティーンの)恋じゃない」がスタート!!クラブ・シーンの第一線で活躍する彼が、最新のパーティのことや日常の些細なことを徒然なるままに書き綴ります。
DJ 19 ブログはこちら

PROFILE
Profile of DJ19(ディージェィ ナインティーン)
様々な側面を持つ、ジャパニーズ・クラブ・シーンのパイオニア。倖田來未、globe、S.E.N.Sといった著名アーティストのリミックスだけでなく、これまでにTHOMAS PENTON、STEVE MAY、C-JAY、KRIECE、AUSTIN LEEDSなど世界各国のアーティストとオリジナル作品を制作し、海外レーベルにオリジナルとリミックスも提供。DJとしても<FUJI ROCK FESTIVAL>や、海外のビッグ・パーティー、例えば<Bedrock>などに出演し、自身ではPARKをオーガナイズしている。19BOX、PARK LIMITED MUZIK、19BOX LIMITEDという3つのレーベルを運営し、クラブ向けトラックを制作する一方で、ダウンテンポ/チルアウトの作品にも力を入れ、様々なレコード会社から毎年チルアウト・コンピレーションをリリースしている。AMBROZIA名義でもアルバムを発表し、2ndアルバム『real 4 life』(KONAMI)も11/8に発売される。同時にHiroki-mode ebisuにて「R」という大人のためのチルアウト・ラウンジも毎月最終木曜日に開催している。ラジオ番組も海外でレギュラーを持ち、ベルギーのTOP RADIOで毎月第3日曜日に「ROTATIONZ」(www.rotationz.be)、アメリカのPROTON RADIOで毎月第4火曜日に「EAST ENDERS」(www.protonradio.com)を担当している。また、田中“19”裕之名義で、クラブ系の作品を中心に300作以上のライナーノーツも手掛けている。最新CDは『Resident*003 Phuture Funk』(I/O MUSIC)。DJ MIXとCHILLOUT COMPILATIONをセットにしたDJ 19の両面が一枚に凝縮されたパッケージとなっている。 DJ 19 オフィシャルサイト www.19boxrec.com (PC・携帯共用)




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