これまで、比較的アップテンポな作品ばかりを紹介してきた『レコ麺』ですが、今回はユルイです。まったりして下さい。で、取り上げるのは、
アンブロージア。スンマセン、知ってる人は知っていて、知らない人は当然知らないんですが(当たり前か)、ワタクシを含む3人組のユニットであります。
ユニット名は、ギリシャ神話で、食べると不老不死になるという、神々の食物を意味します。正式には“
AMBROSIA”と表記するんですが、その昔「
How Much I Feel」や「
Biggest Part Of Me」などのヒットを放ったLAのグループが存在したのと、クラブっぽさを出すために“
AMBROZIA”としています。
余談ですが、後日すごいことが判明しました。というのは、このアルバム『VELVET』にて
アラン・パーソンズ・プロジェクトの「
Eye In The Sky」という曲をカヴァーしているんですが、実は
アンブロージア(
AMBROSIA)のファースト・アルバムにアラン・パーソンズがエンジニアとして参加し、
アラン・パーソンズ・プロジェクトのアルバム『Try Anything Once』に
アンブロージア(
AMBROSIA)のデヴィッド・パックが参加しているんです。偶然選んだとはいえ、必然的な名前とカヴァーの選択だったのでしょうか。
で、こちらの
アンブロージア(
AMBROZIA)は、
DJ 19、EDISON、JULIANNEという3人から成ります。EDISONさんはCMだけでなく、多岐に渡るジャンルでプロデュースを手掛けるシンセ奏者。JULIANNEはオーストラリア出身で昨年末にソロ・アルバムもリリースしているセッション・シンガーです。
アルバムの内容は、基本的に聴いて気持ち良くなるチルアウト系のサウンドがメインになっており、チルアウトの代表選手ともいえるイギリスのアフターライフによる「
Flying High(Afterlife Remix)」も収録しています。カヴァーも先ほどの「
Eye In The Sky」ともう一曲、プレイヤーの「
Baby Come Back」をやっています。リサ・スタンスフィールドが日本盤のボーナス・トラックで披露しており、考えたんですがカヴァー・ヒットではないのでトライしてみました。
一曲だけ異色に陽気な「碧い生活」は、元SR SMOOTHYのRIAをフィーチュアし、パノラマ・スティール・オーケストラの原田芳宏さんがスティール・パンを乱れ打ってくれています。
実際のアルバムは、僕が選曲したコンピレーション『VELVET Mode Collection』も付いております。ヒーリングだったり、ありきたりのカフェ・ミュージックに飽きた人に是非とも聴いて欲しいです。アルバムのインナーには、僕がグアムやマイアミで撮った写真も使用していますので、興味のある方は是非。でも、その前に、ここで聴いてみて下さい。