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総合TOP > 連載 > ジャンル虎の穴 > Vol.29 クリスマス・ソング特集

ジャンル虎の穴/さまざまなジャンルがはびこる洋楽の世界。このジャンルってどんな音楽?「ジャンル虎の穴」は、毎回ひとつのジャンルをセレクトして、そのジャンルの成り立や、代表アーティストからマニアックな裏名盤までを紹介するコーナー。これであなたも音楽通に!
Vol.29 クリスマス・ソング特集
Wonderful Christmas Time!
楽しいクリスマスを、思い出いっぱいのクリスマス・ソングで。
歴史的名盤・名曲から最新クリスマス・アルバムまでをセレクション!
歴史的名盤おすすめクリスマス・ソングおすすめクリスマス・アルバム

街がイルミネーションに彩られる12月。いよいよクリスマス・シーズンの到来です。誰もがワクワクするクリスマスに向けて、懐かしい思い出がよみがえってくる古き良きクリスマス・ソングの定番から、さまざまなジャンルから登場してくる最新のクリスマス・アルバムまでをご紹介します。「クリスマス・ソング」は特定の音楽ジャンルというわけではありませんが、ポピュラー、ロック、ジャズ、ソウル、カントリー・・・、いろいろなスタイルのクリスマス・ソングをセレクションしてみました。

世代によって定番クリスマス・ソングも違ってくると思いますが、すべての世代に支持されるのがジョン・レノン&ヨーコ・オノの「ハッピー・クリスマス(戦争は終わった)」ではないでしょうか?ポール・マッカートニーの「ワンダフル・クリスマスタイム」も、今や定番といっていいでしょう。80年代ポップスで育った世代にとっては、何といってもワム!の「ラスト・クリスマス」ですが、日本のジャズ・シンガーnoonや、ビューティフル・ルーザーズホーク・ネルソンなどのオルタナ系カバーも是非おさえておきたいところです。日本では認知度は低いかもしれませんが、イギリスのロック・バンド、ウィザード(ロイ・ウッド)による「毎日がクリスマスだったら」や、スレイドの「メリー・クリスマス・エヴリバディ」は、70年代から歌い継がれている大ヒット曲です。そしてエルトン・ジョンの「ステップ・イントゥ・クリスマス(ロックン・ロールで大騒ぎ)」で、タイトル通り大騒ぎ!

ちょい渋の大人世代には、ザ・バンドの「今宵はクリスマス」、クリス・レアの「ドライヴィング・ホーム・フォー・クリスマス」がおすすめ。ポーグスの「ニューヨークの夢」を聴きながら哀愁にひたるのもいいと思います。

癒しを求める女性層に特におすすめしたいのが、ボーイ・ソプラノのクワイヤーボーイズや、サラ・ブライトマンエンヤケルティック・ウーマンでクラシカルな雰囲気に浸るのもいいでしょう。カップル向けには、アイズレー・ブラザーズの『アイル・ビー・ホーム・フォー・クリスマス』が凄いことになっています。トロ〜リとろけるメロウ・ボイスがクリスマスの夜を熱くします。みなさん、それぞれのWonderful Christmastimeを!

(Text/遠藤哲夫)

歴史的名盤

Various Artists

『Phil Spector's Christmas Album』

[ジャケット画像]

Album

1963年 Release

おすすめトラック

I Saw Mommy Kissing Santa Claus 試聴
Sleigh Ride 試聴
Frosty The Snowman 試聴
Rudolph The Red-Nosed Reindeer 試聴
Santa Claus Is Coming To Town 試聴

ビートルズの『レット・イット・ビー』やジョン・レノン、ジョージ・ハリスンのソロ・アルバムをプロデュースしたことでも有名だが、何と言っても“ウォール・オブ・サウンド”を作り上げ、ロネッツ、クリスタルズ、ダーレン・ラヴなどのガールズ・グループを大ヒットさせた60年代ポップスにおける功績が大きい。このクリスマス・アルバムは、「ビー・マイ・ベイビー」や「ダ・ドゥー・ロン・ロン」でお馴染みのスペクター・サウンドの集大成といえる完成度の高い作品であり、40年以上たっても決して色褪せない名盤中の名盤。ロネッツの「ママがサンタにキッスした」は、ジャクソン・ファイブのバージョンと並び特に人気が高い1曲。クリスタルズの「サンタが街にやってくる」「赤鼻のトナカイ」も楽しい!

こちらもおすすめ!

[ジャケット画像]

シュープリームス

『Best Of/20th Century - Christmas』

2003年 Release

ビーチ・ボーイズ

『The Beach Boys Ultimate Christmas』

[ジャケット画像]

Album

1998年 Release

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おすすめトラック

Little Saint Nick試聴
Santa's Beard試聴
Frosty The Snowman試聴
Child Of Winter(Christmas Song) 試聴
Bells Of Christmas試聴

フィル・スペクターと並ぶクリスマス・アルバムの不朽の名盤が、64年リリースの『The Beach Boys Christmas Album』である。アナログ盤でいうとA面をオリジナル、B面をスタンダード中心にまとめており、特に「リトル・セイント・ニック」は、サンタクロースが浜辺でドライブしているようなビーチ・ボーイズ独特のサーフィン感覚が楽しい。スタンダード曲で聞かせる見事なハーモニーは、ジャズ・ボーカル風アプローチで本格的だ。この『Ultimate Christmas』は、77年に未発表のままお蔵入りとなった幻のクリスマス・アルバム『Merry Christmas From The Beach Boys』からの曲も8曲収録し(『MIU Album』に3曲がリメイクされて収録)、別テイクも多数収録されたファンにとってまさに究極の1枚。

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[ジャケット画像]

フランキー・ヴァリ&フォー・シーズンズ

『The Four Seasons' Christmas Album』

1967年 Release

ビング・クロスビー

『White Christmas』

[ジャケット画像]

Album

1956年 Release

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おすすめトラック

White Christmas 試聴
Silent Night 試聴
Santa Claus Is Coming To Town 試聴
Jingle Bells 試聴
I'll Be Home For Christmas 試聴

20世紀に作られた最も人気の高いクリスマス・ソング「ホワイト・クリスマス」。アーヴィング・バーリンが作曲し、1942年にビング・クロスビーが歌って初ヒット。以降70年くらいまでは、毎年クリスマス・シーズンになるとチャートに上がりギネスに認定されているベストセラーである。本作は、全世界で5000万枚以上のセールスを誇るクリスマス・アルバムの定番で、なによりもピースフルで心温まるビング・クロスビーの歌声が魅力。「きよしこの夜」「ジングル・ベル」「クリスマスをわがが家」で といったお馴染みの曲から、16世紀の古いキャロル「ゴッド・レスト・イ・メリー・ジェントルメン」、アンドリュー・シスターズと一緒に歌っている「サンタが町にやって来る」まで、実にまとまりがいい。

こちらもおすすめ!

[ジャケット画像]

ナット・キング・コール

『The Christmas Song』

1963年 Release

ケルティック・ウーマン

『A Christmas Celebration』

[ジャケット画像]

Album

2006年 Release

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おすすめトラック

White Christmas 試聴
Ding Dong Merrily On High 試聴
Have Yourself A Merry Christmas 試聴
Panis Angelicus 試聴
O Come All Ye Faithful 試聴

「ユー・レイズ・ミー・アップ」ですっかり日本の茶の間にも浸透したケルティック・ウーマン。クロエ、メイヴ、リサ、オーラの4人の女性ボーカルに、バイオリニストであるマレードを加えたアイルランド出身の5人組で、エンヤに代表されるケルト・ミュージックが、さらに一般的に知られるきっかけにもなった。この待望のクリスマス・アルバムでは、クラシカルな雰囲気の中にも、独自のケルト風味を加味し、ケルティック・ウーマンならではの美しさに満ちたアルバムに仕上げている。定番「ホワイト・クリスマス」にしても、このピュア・ボイスで歌われるとなんとも敬虔な響きとなる。「神の御子は今宵しも(O Come All Ye Faithful)」や「天使の糧(Panis Angelicus)」の透明感も素晴らしい。

こちらもおすすめ!

[ジャケット画像]

エンヤ

『Amarantine〜プレミアム・ウィンター・エディション』

2006年 Release

おすすめクリスマス・ソング

[ジャケット画像]

ジョン・レノン&ヨーコ・オノ

「Happy Xmas (War Is Over)」

1972年 Release

試聴

[ジャケット画像]

ポール・マッカートニー

「Wonderful Christmastime」

1979年 Release

試聴

[ジャケット画像]

クイーン

「Thank God It's Christmas」

1999年 Release

試聴

[ジャケット画像]

ビューティフル・ルーザーズ

「Last Christmas」

2005年 Release

試聴

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エルトン・ジョン

「Step Into Christmas(ロックン・ロールで大騒ぎ)」

1973年 Release

試聴

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ロイ・ウッド

「I Wish It Could Be Christmas Everyday」

1973年 Release

試聴

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スレイド

「Merry Xmas Everybody」

1973年 Release

試聴

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ポーグス

「Fairytale Of New York(ニューヨークの夢)」

1988年 Release

試聴

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ザ・バンド

「Christmas Must Be Tonight」

1977年 Release

試聴

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クリス・レア

「Driving Home For Christmas」

1987年 Release

試聴

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クリス・デ・バー

「A Spaceman Came Travelling」

1975年 Release

試聴

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プリテンダーズ

「2000 Miles」

1984年 Release

試聴

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ジョニ・ミッチェル

「River」

1971年 Release

試聴

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フリー・デザイン

「クリスマス・イズ・ザ・デイ」

1972年 Release

試聴

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サラ・ブライトマン

「Winterlight」

2001年 Release

試聴

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坂本龍一

「戦場のメリークリスマス」

2004年 Release

試聴

おすすめクリスマス・アルバム

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マイケル・ボルトン

『A Swingin' Christmas』

2007年 Release

「ウィズアウト・ユー」や「男が女を愛する時」などのカバー曲が全米No.1を記録し、AOR系では日本でも根強い人気を誇るスーパー・ボーカリスト。今回のクリスマス・アルバムはジャジーなテイストに的を絞り、スタンダード曲を大人の魅力でスウィングさせる。

おすすめトラック

Walkin' In A Winter Wonderland試聴
Silent Night試聴

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[ジャケット画像]

ダイアナ・クラール

『Christmas Songs』

2005年 Release

ジャズ系では最も人気のあるクリスマス・アルバムのひとつ。女性ジャズ・ボーカリスト人気実力共にNo.1のダイアナ・クラールがトミー・リピューマとの共同プロデュースで、人気曲をしっとりと、そして艶っぽく歌う。スロー、アップ共にゴージャズな仕上がり。

おすすめトラック

The Christmas Song 試聴
Santa Claus Is Coming To Town 試聴

詳細はこちら

[ジャケット画像]

akiko

『A WHITE ALBUM』

2007年 Release

日本の女性ジャズ・シンガーとしては、クラブライクな方向性も含め個性が際立つakiko。『リトル・ミス・ジャズ・アンド・ジャイヴ』に続き、小西康陽とのタッグが実現!ジャンプ&ジャイヴは勿論、スカやブレイク・ビーツまで、大胆でお洒落なクリスマス・アルバム!

おすすめトラック

そりすべり 試聴
ママがサンタにキッスした 試聴

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[ジャケット画像]

リンダ・ロンシュタット

『A Merry Little Christmas』

2000年 Release

70年代にはローラースケートを履いてLAの歌姫といわれたリンダも、今やアメリカを代表するセレブなシンガーに。本格的なジャズ・ボーカルのアルバムも出しているので、しっとりと歌うクリスマス・ソングは雰囲気たっぷり。「Winter Light」もあわせて聴きたい。

おすすめトラック

Have Yourself A Merry Little Christmas 試聴
The Christmas Song 試聴