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    「MUSIC TREE(ミュージック・トゥリー)」は、温かい気持ちを持っているアーティストの活動を応援するために「株式会社USEN(代表:宇野康秀)」と、森を守り育てるエコ活動を行っている「more trees (代表:坂本龍一)」とのコラボレーションによって誕生した、チャリティープロジェクトです。アーティストのみなさんは自分で作った楽曲を配信することで、リスナーのみなさんはその楽曲をダウンロードすることで、チャリティーに参加することができます。

 

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ジャンル虎の穴/さまざまなジャンルがはびこる洋楽の世界。このジャンルってどんな音楽?「ジャンル虎の穴」は、毎回ひとつのジャンルをセレクトして、そのジャンルの成り立や、代表アーティストからマニアックな裏名盤までを紹介するコーナー。これであなたも音楽通に!
Vol.24 レゲエ特集
>>代表アーティスト>>ルーツ・レゲエおすすめ>>ダンスホールおすすめ>>レゲエ/ダンスホール・コンピ
日本でもジャパニーズ・レゲエ・シーンが大盛り上がりの昨今、『横浜レゲエ祭』も爆裂ヒートアップの状況だ。そんな中、ちょっと歴史的にレゲエをおさらいしてみるのもいいのでは!?

レゲエとは、ジャマイカで発展した音楽のジャンルであるが、元はアメリカのリズム&ブルースと、アフロカリビアン系の伝統音楽が結びついて出来たもの。その原型は1960年代のスカやロックステディに見ることができる。カリプソなどの要素を含んだ、裏打ちリズムのスカからロックステディが生まれ、60年代末には、よりリズムが強調されたレゲエへと変化していく。レゲエには当時の欧米のポピュラー音楽なども入り混じり、ジャマイカの宗教思想であるラスタファリズムの影響を大きく受けている。

レゲエの語源は、トゥーツ&ザ・メイタルズの「Do The Reggey」であると言われているが、レゲエを世界的に有名にしたのはボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズであり、ジミー・クリフであった。サウンド的に見ればウェイラーズのリズム・セクションであるカールトン&アストン・バレット兄弟の存在は大きい。70年代レゲエ、特にラスタファリズムの影響下にあるものはルーツ・ロック・レゲエと呼ばれ、80年代以降のダンスホール・レゲエとは区別される。ただし、スライ&ロビーや大物シンガーであるグレゴリー・アイザックスのように、両方にまたがって活躍しているアーティストもいる。

レゲエがデジタル化したものがダンスホール・レゲエと言えるが、思想的にもラスタファリズムとはかけ離れていく。ニンジャマンやシャバ・ランクスといったDJが速いフロウを駆使して人気を集め、90年代以降はバウンティ・キラー、シャギービーニー・マンショーン・ポール等が活躍している。

一方、ジャマイカからの移民が多いイギリスに目を向けると、UB40スティール・パルスなどルーツ・ロック・レゲエから影響を受けたUKレゲエと、主にフィリー・ソウル系の甘いテイストを持った歌もののラヴァーズ・ロックが生まれた。現在のレゲエ・シーンは、ダンスホールを中心に、ヒップホップとのクロスオーバーや、テクノ/エレクトロニカ系の接近など、さまざまな形で発展し続けている。

(Text/遠藤哲夫)
■代表アーティスト
Bob Marley & The Wailers
レゲエの神様ボブ・マーリー、ピーター・トッシュ、バニー・ウェイラーで結成したザ・ウェイラーズは、72年にアイランドと契約し『Catch A Fire』で世界的な注目を浴びる。75年発表の『Live!』は、たとえレゲエ・ファンでなくても必聴の1枚で、「No Woman, No Cry」は多くの人の心をとらえた。81年に脳腫瘍のためにこの世を去るが、マーリーの魂は不滅である。
Album
1973年 Release
Album
1978年 Release
元祖レゲエ・ムービーの『ハーダー・ゼ・カム』(73年)で主人公を演じ、ボブ・マーリーよりも先にレゲエ・ブームの火付け役となったジミー・クリフ。スカの時代からヒットを放ち、「Sitting in Limbo」「Wonderful World〜」「Many Rivers To Cross」などの多くの歌手にカバーされている名曲を残している。しなやかで張りのある天性の歌声はクリフならではの魅力だ。
Album
1975年 Release
Album
1976年 Release
Maxi Priest
85年にデビューしたUK出身のレゲエ・シンガーであり、「Close To You」の大ヒットで、広くポピュラー・シーンにも存在をアピールしてきたマキシ・プリースト。UKならではのラヴァーズ・ロックやグラウンド・ビートなども上手く取り入れ、R&B的な側面も見逃せない。耳に優しい洗練されたサウンドはレゲエというジャンルを超えてオールタイムなグッド・ミュージックでもある。
Album
1997年 Release
Album
1999年 Release
■ルーツ・レゲエおすすめ
Toots & The Maytals
1996年 Release
レゲエの語源ともなった「Do The Reggay」を含むトゥーツ&ザ・メイタルズのベスト盤。パンク/2トーン勢にも大きな影響を与えたスカ/レゲエのクラシックがぎっしり詰まっている。トゥーツ・ヒバートのR&B色濃いボーカルはたまらなくタフでエモーショナル。
おすすめトラック
Do The Reggay  >>試聴
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Rico
1995年 Release
スカにジャズの要素を取り込み、60年代から活躍するレゲエ・インストの伝説的トロンボーン奏者、リコ・ロドリゲス。スカ・ブームで再脚光を浴び、スペシャルズとの共演も有名だ。本作は名盤中の名盤『Man From Wareika』にボーナストラック9曲を追加した内容。
おすすめトラック
Children Of Sanchez  >>試聴
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Burning Spear
1996年 Release
ラスタの申し子のようなルーツ・レゲエ界の重鎮。75年リリースの『マーカス・ガーヴェイ』が名盤として知られるが、本作はそのアイランド時代のベスト盤。まさにアフリカ回帰的なボーカルが大きなうねりとなって、扇情的かつ官能的に迫ってくる。
おすすめトラック
Marcus Garvey  >>試聴
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Peter Tosh
2002年 Release
62年にボブ・マーリー達とウェイリング・ウェイラーズを結成し、73年の『バーニン』までウェイラーズに在籍した。ラスタファリ運動の先駆者ピ−ター・トッシュは、ソロ独立後も『解禁せよ』『平等の権利』といった問題作をリリース。87年、暴漢に射殺される。
おすすめトラック
Equal Rights/Downpressor Man  >>試聴
  Johnny B. Goode  >>試聴  
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Third World
1985年 Release
ボブ・マーリーに続いて、アイランドが世界に送り出したのがサード・ワールド。『サード・ワールド』『華氏96度』といった初期のアルバムは、レゲエの枠を広げる斬新なサウンドで注目を浴びた。徐々にアメリカのマーケット寄りのポップ〜ディスコ路線へ。
おすすめトラック
Jah Glory  >>試聴
  1865 (96o In The Shade)  >>試聴  
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Black Uhuru
1980年 Release
メンバー交代が激しいコーラス・グループのブラック・ウフルだが、ダッキー・シンプソン、マイケル・ローズ、紅一点のピューマ・ジョーンズの時代が最も過激でパワフル。スライ&ロビーをバックに制作された『Sinsemilla』は圧倒的なテンションで迫る。
おすすめトラック
Sinsemilla  >>試聴
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Gregory Isaacs
1979年 Release
“クール・ルーラー”の異名を持つ超大物シンガー、グレゴリー・アイザックス。代表曲「ナイト・ナース」のようにエッチな歌でも定評があるが、その甘くヌメっとしたボーカルは独自のスタイルを持つ。本作は彼の全盛期ともいえる80年前後の時期の名作。
おすすめトラック
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Lee Scratch Perry
1976年 Release
奇才リー・ペリーは自身のバンド、アップセッターズで独自のダブ・サウンドを作り上げていったことで有名だが、そのバンドのリズム隊がウェイラーズのバックを務めるバレット兄弟であった。クレイジーな最高傑作『Super Ape』は、元祖ドラムン・ベースともいえる。
おすすめトラック
Zion's Blood  >>試聴
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Max Romeo & The Upsetters
1976年 Release
リー・ペリーのプロデュースによるマックス・ロメオの最高傑作。政治的な歌詞ゆえ、ジャマイカでは放送禁止にもなったらしいが、マックス・ロメオの揺れるボーカルはどこか心地よく響く。アップセッターズによる強力なバックも聴きどころだ。
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One Step Forward  >>試聴
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UB40
2000年 Release
英バーミンガムの労働者階級出身のメンバーによって78年に結成された。“UB40”とは失業手当の書式番号を意味し、ポスト・パンク世代にも支持されたバンドだった。プレスリーのカバー「Can't Help Falling In Love」が全世界的なヒットになり、サウンドもポップ路線に。
おすすめトラック
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Big Mountain
1999年 Release
UB40と並んでポップス・ファンにもお馴染みのレゲエ・グループ。元々はカリフォルニア出身だが、ジャマイカのメンバーも加入し国際的に。94年に放ったピーター・フランプトンのカバー「Baby, I Love Your Way」が何といっても有名だが、最近はJ-POPのカバーもあり。
おすすめトラック
Baby, I Love Your Way  >>試聴
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Steel Pulse
1997年 Release
デヴィッド・ハインズを中心に、75年にイギリスのバーミンガムで結成されたスティール・パルス。デビュー以前からパンク・ロック・グループと共同戦線をはっていた反体制派。アイランドに残した3枚のアルバムはどれも鋭角的なサウンドでUKレゲエの傑作だ。
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Handsworth Revolution  >>試聴
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Linton Kwesi Johnson
1998年 Release
ジャマイカ生まれだがイギリスに移住し、ダブ・ポエットの第一人者となる。カリスマティックなオピニオン・リーダーとしても活躍。デニス・ボヴェール制作の最先端ダブ・サウンドに乗り、パトワ (ジャマイカ訛りの英語) による鋭いメッセージを放つ。
おすすめトラック
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Matumbi
2001年 Release
ブリティッシュ・レゲエのパイオニアともいえるのデニス・ボヴェールが結成したマトゥンビ。78年の『セブン・シールズ』が傑作として名高いが、ボヴェール自身はスリッツやポップ・グループのプロデューサーとしても有名だ。その先進性をこのベスト盤で。
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Aswad
1976年 Release
ロンドン西部のノッティング・ヒルで結成されたアスワド。在英ジャマイカンのコミュニティからハード・コアなレゲエを発信していた彼等が、88年の「Don't Turn Around」の大ヒットで世界的なレゲエ・バンドへとなっていく。その出発点が本作であった。
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■ダンスホールおすすめ
Sean Paul
2005年 Release
ジャマイカの上流階級に育ったショーン・ポール。96年からDJとしての活動をはじめ、ソロ2作目『ダッティ・ロック』で世界的大ブレイクを果たす。空前のダンスホール・ブームを巻き起こし、この3作目からは「We Be Burnin'」「Temperature」のヒットを生む。
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Beenie Man
2006年 Release
生まれながらのダンスホール野郎、ビーニー・マン。多様な音楽スタイルを取り入れた豪快なラガマフィン・スタイルが特徴で、ヒップホップ・アーティストとのコラボも多い。本作からは、エイコンをフィーチャーした「Girls」がヒット。アクセントの「Zingy」も強烈だった。
おすすめトラック
Girls  >>試聴
  Hmm Hmm  >>試聴  
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Elephant Man
2007年 Release
ミッシー・エリオットやマライア・キャリーの作品にも参加し、クロスオーバーな人気を誇るエレファント・マン。ショーン・ポールのライバルとも目されるが、面白キャラで日本でも注目度アップ。元はバウンティー・キラー率いるスケアデム・クルーのメンバー。
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Krazy  >>試聴
  Bad Gal Bad Man feat Cecile  >>試聴  
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Steph Pockets
2007年 Release
フィメール・ラッパー&シンガーとして日本でも人気の高いステフ・ポケッツ。ボブ・マーリーの娘である彼女、レゲエ、ジャズ、ソウル、ヒップホップなどを吸収したオーガニックなサウンドが心地よい。出身地フィラデルフィアの音楽の流れも、いいグル−ヴを加えている。
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ゲット・アップ  >>試聴
  ロール・ウィズ・アス  >>試聴  
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トリニティ
2006年 Release
“ダンスホール・ビューティー”としてすでに日本でもブレイクしているトリニティ。トリニダート出身の父とアメリカ人の母の元、カリブとUKを行き来して育った。R&Bやヒップホップも取り入れたバラエティ豊かなサウンドで、本作からは「バングス・アロング」が大ヒット!
おすすめトラック
バングス・アロング  >>試聴
  エニィ・ウェー・ユー・ライク・イット  >>試聴  
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ファイア
2007年 Release
イギリス出身のキジー、ジンバブエ出身のエマ、ジャマイカ出身のテンザの3人からなるファイアだったが、キジーがグループを離れ、2人組で再スタートをきった。ボイスメールとコラボした「シーズ・オン・ファイア」など、夏にピッタリのダンスホール/レゲエ。
おすすめトラック
カム・オン!  >>試聴
  シーズ・オン・ファイア  >>試聴  
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■レゲエ/ダンスホール・コンピ
Various Artist
2006年 Release
Various Artist
2007年 Release
Various Artist
2007年 Release
Various Artist
2006年 Release
Various Artist
2001年 Release
Various Artist
1999年 Release

JASRAC
JASRAC許諾番号
9005801003Y
30005900580
1003Y30007
JASRAC
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