グルーヴィーなオルガンの響きのヒップなサウンドで、最近のクラブ世代の若者にも人気が高いマンフレッド・マン。このモッド・ジャズ・スタイルは67年の『Soul Of Mann』で十分味わえるが、その前の「Do Wah Diddy Diddy」「5-4-3-2-1」「Pretty Flamingo」といったポップなヒット曲も最高。「If You Gotta Go, Go Now」はボブ・ディラン・ナンバーで、フォンタナ移籍後には同じくディラン・ナンバーの「Mighty Quinn」が大ヒットした。
ビートルズも成し遂げられなかった、デビュー曲から3曲連続で全英1位獲得という記録を持つ。そのデビュー曲「How Do You Do It?(恋のテクニック)」はビートルズが録音までしながら発売を取りやめたものだった。自作の「Ferry Cross The Mersey(マージー河のフェリー・ボート)」はマージー・ビートの屈指の名曲とされる。でも、今やサッカー・チーム、リヴァプールFCのテーマ曲のような「You'll Never Walk Alone」が一番有名かも。
エリック・バードンの迫力あるソウルフルなボーカルで、日本でも圧倒的な人気を誇るアニマルズ。何といっても「The House Of The Rising Sun(朝日のあたる家)」だが、元々はアメリカの伝承歌でボブ・ディランがデビュー作で歌っていたもの。このアレンジが逆にディランに影響を与えたとも言われる。「Baby Let Me Take You Home」もディラン作。日本では尾藤イサオの熱唱で知られる「Don't Let Me Be Misunderstood(悲しき願い)」 もワイルド!
スティーヴ・ウィンウッドが、兄のマフと共に在籍していたことで有名な、このスペンサー・デイヴィス・グループ。結成当時、ウィンウッドはまだ16才だった。「Keep On Running」「Somebody Help Me」(共にジャマイカ人のジャッキー・エドワーズ作)が全英No.1に。「Gimme Some Lovin'」 はサム&デイヴやブルース・ブラザースもカヴァーしている超名曲で、アメリカでも第7位(67年)まで上昇。
ルックスがバディ・ホリーに似ているフレディ・ギャリティがボーカルの、コミカルな持ち味が特徴のグループ。「Do The Freddie」はフリ付きだった。「I'm Telling You Now(好きなんだ)」が65年に全米3位のヒットになった。「If You Gotta Make〜」「Money」などのR&Bカヴァーも独特の軽めアレンジで、ちょっと拍子抜けするぐらいのところが彼等らしい。
ブライアン・エプスタインにスカウトされて、レノン=マッカートニーの曲「Do You Want To Know A Secret?」で63年5月にデビュー。他にもレノン=マッカートニー作の「I'll Keep You Satisfied」「From A Window」「Bad To Me」などが連続ヒット。プロデュースはジョージ・マーティンで、キメの細かい録音作業が聞き取れる。ボーカルはきれい過ぎるが、バックのダコタスがいい。
ロンドン出身のフォーク・ポップ・デュオ。エヴァリー・ブラザースのイギリス版という捉え方も出来るが、メンバーのピーター・アッシャーの妹がポール・マッカートニーのガールフレンドだったことから、レノン=マッカートニー作の曲を3曲歌っている。デビュー曲の「A World Without Love(愛なき世界)」は世界的な大ヒット。イギリス的な哀愁味も漂うナイス・デュオ!
イギリスのギタリストは殆どシャドウズのハンク・マーヴィンからの影響を受けている、と言われる程の名バンドと組んだクリフ・リチャード初期の作品。プレスリーに対抗してのイギリスのロックンロール・アイドル的な位置付けだったが、甘いバラードとシャドウズの演奏力を生かしたロックな曲が入り混じる。「Choppin’N' Changin’」や「What'd I Say」はクリフの若さが爆発!
グラスゴー出身の女性アイドル。ビートの効いたR&Bやロックンロールをカヴァーしていたデッカ時代では、アイズレー・ブラザーズの「Shout」がヒット。ブレンダ・リーを思わせる、そのダイナマイトな歌唱力は迫力満点だった。その後は映画主題歌でもあった「To Sir With Love(いつも心に太陽を)」が日本でも大ヒットした。67年の『Lulu's Album』も秀逸なカヴァーが並ぶ傑作!