• ログイン
  • はじめての方へ
  • 会員登録
  • ヘルプ
  • サイトマップ
  • 総合
  • 邦楽
  • 洋楽
  • 動画
  • 動画カラオケTOP30
 

オトナ向けOnGen

ページTOPへ
OnGen USEN MUSIC SERVER

>>広告出稿のお問い合わせ
インフォメーション
   
OnGen内検索

バックナンバー

キャンペーン情報

フジテレビ♪ミュージック × OnGen
OnGenアフィリエイトプログラム スタート
JASRAC JASRAC許諾番号
9005801003Y
30005900580
1003Y30007
JASRAC JRC許諾番号:
X000140A02L
JRC許諾番号:
X000140A03L
エルマーク このマークは、レコード会社が提供するコンテンツを示す登録商標です
RIAJ60001008
e-License e-License
許諾番号
ID12060
ID15548
>> 過去のロゴ一覧はこちら

総合TOP > 連載 > ジャンル虎の穴 > Vol.36 80's ソウル

ジャンル虎の穴/さまざまなジャンルがはびこる洋楽の世界。このジャンルってどんな音楽?「ジャンル虎の穴」は、毎回ひとつのジャンルをセレクトして、そのジャンルの成り立や、代表アーティストからマニアックな裏名盤までを紹介するコーナー。これであなたも音楽通に!

Vol.36 ジャンル虎の穴/80's ソウル特集

>>代表アーティスト >>ブラック・コンテンポラリー >>クワイエット・ストーム
>>ボーカル&インストゥルメンタル >>ファンク >>ニュー・ジャック・スウィング

 創造意欲に満ちたアーティストたちの情熱によってソウル・ミュージックの基盤が固められたのは、おもに60〜70年代のことだ。つまり極端にいえば、80年代は「すでに完成された時代」だと解釈することもできる。デジタル機材の浸透はアーティスト側の作業効率を高めたし、MTV文化の盛り上がりはリスナーの消費姿勢を変革させたので、どちらかといえば新しいなにかが生まれにくい時代であったのだ。

しかし当然ながら「だから80’sはダメ」ということではなく、この10年のソウル・ミュージック・シーンにもいくつかの大きなムーブメントが生まれ、そこから多くの優秀なアーティストが生まれた。そしてそれらの多くは年代的に、現在の30〜40代の青春時代とも微妙にリンクしている。だからね、そういう意味でも見逃せないんですよ。

まずは70年代 AORの流れともリンクしながら、普遍的な魅力を訴えかけたブラック・コンテンポラリー。白人層までを巻き込むクロスオーバー・ヒットを実現させたライオネル・リッチーフレディ・ジャクソンに代表される、「大人のためのソウル」だ。そしてブラック・コンテンポラリーの延長線上に位置し、「Sweet Love」でおなじみアニタ・ベイカーを筆頭とする逸材を生み出したカテゴリーがクワイエット・ストーム。都会的な雰囲気を重視したラジオ・プログラムに端を発するだけあって、甘く落ち着いたムードが魅力。

同時にメイズ・フィーチャリング・フランキー・ビヴァリーアトランティック・スターミッドナイト・スターシャラマーなどの歌って演奏できるボーカル&インストゥルメンタル・グループ、そしてウィスパーズリヴァートニュー・エディションなどのボーカル・グループに逸材が多かったのも80年代の特徴。70年代のソウルやファンクの流れを、正統的に受け継いだ人たちだという見方もできる。

そんななか、ちょっと気になるのがファンクだ。先に触れたデジタル機材の影響で多くのバンドを経営難に追い込んだだけに、80年代はファンクにとっての暗黒の時代ともいえるからだ。しかしそんな状況でも、ザッププリンスなどがしっかり活躍している。そしてファンクをベースとして80年代後期に大きな波をもたらしたものとしては、やはりテディー・ライリーが生み出したニュー・ジャック・スウィングを忘れるべきではない。ハネる独特のビート感は、いまなお説得力抜群だ。

(Text/印南敦史)

■代表アーティスト

ブラック・コンテンポラリー

70年代のコモドアーズでの活動を通じてバラード・シンガーとしての認知度を確立したライオネルが、1983年に放った世界的ヒット・アルバム。全米No.1ヒットとなった「All Night Long (All Night)」と「Hello」以下、「Running With the Night」、「Stuck On You」、「Penny Lover」と大ヒットを連発した。ハスキーな声質を生かしたボーカル表現は説得力抜群。バラードでの輝きが絶対的だが、「Can’t Slow Down」や「All Night Long (All Night)」なポップ・ダンス・トラックとの相性もいうことなしだ。さらには緻密に計算され尽くしたサウンド・プロダクションの完成度も際立っており、25年の時を経たいま聴きなおしてもまったく時代の流れを感じさせない。

ALBUM
『Lionel Richie』

1982年 Release

ALBUM
『Dancing on the Ceiling』

1986年 Release

 

クワイエット・ストーム

ブラック・コンテンポラリー・グループ、チャプター・8での活動を経て、アニタ・ベイカーはソロ活動を開始した。契機となったのは、同グループの要であったマイケル・J.パウエルがプロデュースを手がけたセカンド・アルバム『Rapture』。2枚目のシングル「Sweet Love」以下「Caught Up In The rapture」など5曲もの大ヒットを生み出したこの作品によって、一躍クワイエット・ストームを代表するシンガーとしての地位を確立したのだった。過不足のない情感をやさしく包み込んだようなボーカル表現は、オーソドックスでジャジーなアウンド・プロダクションとの相性も抜群。奇をてらってはいないからこそ、時代を越えて訴えかける力を備えているといえる。

ALBUM
『The Songstress』

1983年 Release

 

ボーカル&インストゥルメンタル

マーヴィン・ゲイに認められたことからチャンスをつかんだ、フィラデルフィアのメイズ・フィーチャリング・フランキー・ビヴァリー。暖かくてゆったりとしたグルーヴ、そしてビヴァリーのシルキーなボーカルが魅力だ。そこには、目先の流行に惑わされない普遍性が。その証拠に、77年のデビュー以来一度たりともスタイルを変化させていない。職人のように熟練した技で勝負しているということで、これは驚くべきことだ。しかし、だからこそ作品にはハズレがひとつもない。どのアルバムからはいっても間違いないわけだが、「Love Is The Key」を生んだ83年作『We Are One』と大ヒット「Back in Stride」を含む『Can’t Stop love』をカップリングした本作は特にオススメ。

ALBUM
『Inspiration/Joy And Pain』

1979/1980年 Release

ALBUM
『Greatest Slow Jams』

1998年 Release

 

ファンク

名門モータウンからデビューするも、数々の問題を引き起こす異端児として注目を浴びることになったのがリック・ジェームス。たとえば78年のセカンド・ヒット「Mary Jane」はマリファナ賛歌だったりするのだから、問題になっても当然だ。しかしクリエイターとしてはたしかな才能の持ち主でもあり、一時はプリンスのライバルと目されていたこともある。そして“パンク・ファンク”などとも呼ばれていたその音楽性は、R&Bチャート5週連続1位の快挙を成し遂げた大ヒット「Give It To Me Baby」を生んだ81年作『Street Songs』で頂点に。破壊的という言葉が似合うサウンドはいまなお新鮮だ。ちなみに 「Superfreak」は、MCハマーのネタとしても知られている。

ALBUM
『Cold Blooded』

1983年 Release

 

ニュー・ジャック・スウィング

ニュー・ジャック・スウィングは、ワシントンD.C.のご当地ファンクである「ゴー・ゴー」やレア・グルーヴのエッセンスを再構築したビートで、オリジネイターはテディ・ライリー。彼は87年にプロデュースを手がけたキース・スウェット「I Want Her」でこのスタイルを披露し、翌年に自身のユニットであるガイのファースト・アルバム『Guy』でその全貌を明らかにしたのだった。そしてガイのポテンシャルは、ビートとヴォーカルとの融合感にある。ふたりのヴォーカリストであるアーロン&ダミアン・ホールのスタイルは、チャーリー・ウィルソン(ギャップ・バンド)の流れをくむ熱唱スタイル。これがハネるビートと絡み合ったとき、他の追随を許さない説得力を生み出したのだ。

Blackstreet
『Blackstreet』

1994年 Release

 
pageTopへ

ブラック・コンテンポラリー

 

[ジャケット画像]

フレディ・ジャクソン
『Greatest Hits』

2007年 Release

 

シルキーでスムーズなボーカルが、ハッシュ・プロダクションズによる洗練されたサウンドと見事に融合。かくしてシーンの重要人物としての地位を確立したのがフレディ・ジャクソン。大ヒット「Rock me Tonight(For The Old Time Sake)」は、ブラック・コンテンポラリー史を振り返る上で欠かせない永遠の名曲だ。

 

[ジャケット画像]

アレクサンダー・オニール
『Hearsay』

1986年 Release

 

85年のデビュー時点でソウル・ファンを唸らせたアレキサンダー・オニールは、雄々しく力強い表現によってシーンのどまんなかをずんずんと進んでいったボーカリスト。翌86年に誕生した2作目『Hearsay』は、友人でもあったジャム&ルイスのプロデュース・ワークも功を奏し、多くの大ヒットを放った傑作だ。

 

[ジャケット画像]

チャカ・カーン
『Epiphany: The Best Of Chaka Khan, Vol.1』

1996年 Release

 

ルーファス&チャカ名義で実績を打ち立てたのち、80年代の幕開け直前にチャカ・カーンはソロに転じた。以来、名プロデューサーのアリフ・マーディンとのタッグによって数々の名曲を生み出したのである。「I’m Every Woman」のようにクラシック化している楽曲も多く、影響力の大きさははかり知れない。

 
 
 

[ジャケット画像]

ジャネット・ジャクソン
『Design of a Decade: 1986-1996』

1995年 Release

 

ジャクソン家の末っ子として恵まれた環境に育ち、16歳でデビュー。しかしヒットには恵まれなかったジャネット・ジャクソンは、ジャム&ルイスが全面的にプロデュースした86年の3作目『Control』の成功で頂点に登り詰めた。以来スマッシュ・ヒットを連発し、現在でも大活躍を続けているのはご存知のとおり。

 

[ジャケット画像]

ホイットニー・ヒューストン
『The Ultimate Collection』

2008年 Release

 

ゴスペル・シンガーのシシィ・ヒューストンを母親に、ディオンヌ・ワーウィックを従姉妹に持つという血統のよさを武器に、85年に華々しいデビューを飾ったホイットニー・ヒューストン。ファーストの時点で「Saving All My Love For You」などのクラシックを生み出し、90年代に至るまで大きな功績を残した。

 

[ジャケット画像]

キャリン・ホワイト
『Karyn White』

1988年 Release

 

キーボーディスト、ジェフ・ローバーの作品に参加して評価され、ソロ・デビューのチャンスを勝ち取ったキャリン・ホワイト。新進プロデューサーとして注目を集めていたL.A.リード&ベイビーフェイスのサポートを受け、88年作『Karyn White』から名バラードと名高い「Superwoman」などを生み出した。

 
 
pageTopへ

クワイエット・ストーム

 

[ジャケット画像]

スモーキー・ロビンソン
『The Ultimate Collection』

1997年 Release

 

ミラクルズのリード・ボーカリストとして、そしてソングライターとしても大きな才能を発揮してきたスモーキー・ロビンソン。甘く切ないメロディラインと、中性的なボーカル表現によって、誰にもまねのできない世界観を生み出す。クワイエット・ストームの語源にもなったそのムードには、普遍的な魅力が。

 

[ジャケット画像]

メリッサ・モーガン
『Do Me Baby』

1987年 Release

 

70年代の実力派グループであるハイ・ファッションで活動後、85年にソロへ。R&Bチャート3週連続1位となったプリンスのカバー「Do Me Baby」で、一躍トップに登り詰めたのがメリサ・モーガンだ。ハスキーな声質はムード満点。「Fool’s Paradise」のようなアップ・ナンバーでもいい空気を生み出す。

 

[ジャケット画像]

ミキ・ハワード
『A Place To Rest My Head』

2007年 Release

 

サイド・エフェクト在籍時はファンク風味を持ち味としていたものの、ソロ以降のミキ・ハワードはブラック・コンテンポラリー/クワイエット・ストーム路線へ転向した。ニック・マーティネリらによる都会派サウンドとも相性抜群。ジェラルド・リヴァートとのデュエット「That’s What Love Is」は感動的だ。