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総合TOP > 連載 > 懐かしのポップ・ヒッツ> Vol.5


懐かしのポップ・ヒッツ/心に残る思い出のメロディ。永遠の輝きを失わない名曲をもう一度!  全米ヒットチャートのベスト10にランクインしたポップス・ヒットを、  毎回“テーマ別”にご紹介。懐かしいあの時代がいま甦る!
第5回 秋の夜はバラードで/秋も深まってくると、落ち葉の舞い散るさまにも哀愁を感じ、思わずため息なんか出たりしますが、音楽もしっとりとしたものを聴きたくなる。70年代にはアルバート・ハモンドの「落ち葉のコンチェルト」やヴィグラス&オズボーンの「秋はひとりぼっち」なんていう秋にぴったりの名曲がありましたが、特に季節感のない歌でも秋の夜長に似合う曲はたくさんあります。今回は80年代のバラードから、男女デュエットものを多めにチョイスしてみました。スージー・クアトロ&クリス・ノーマンの「メロウな二人」もおすすめ!
シャタード・ドリームス  Shattered Dreams   ジョニー・ヘイツ・ジャズ 1988/05/14  第2位
86年にイギリスからデビューした3人組のポップ・グループ。エレポップの範疇に入るかもしれないが、ペット・ショップ・ボーイズなどと比べれば、よりキャッチーなメロディ・ラインを持ったAOR寄りのサウンド。この曲の他にも「I Don't Want To Be A Hero(反逆のヒーロー)」や「Turn Back The Clock」が当時よくラジオでかかっていた。洗練されたポップさが今でも古臭さを感じさせない。
ウォナ・ビー・ユア・マン  I Want To Be Your Man  ロジャー 1988/02/13 第3位
オハイオ出身のファンク・バンド、ザップを率いて活躍したロジャー・トラウトマン。「Dance Floor」や「More Bounce To The Ounce」などのヒットを放ち、ソロ独立。ザップ時代からトークボックスを使ったボーカルで独自の美学を持ったファンク、R&Bを展開してきた彼のスイートなバラードがこの曲。プリンスのライバルとしても才能が認められていたが、兄ラリーに射殺される悲劇の人でもある。
愛に抱かれた夜   (I Just) Died In Your Arms   カッティング・クルー 1987/05/09 第1位
一発屋的なイメージが強いカッティング・クルー。86年にイギリスから登場した彼らは、世界的な大ヒットとなった、物悲しくも情感溢れるこのバラード以上の作品を生み出すことは無かったものの、もう1曲「I've Been In Love Before(夢のうつろひ)」が全米9位のヒットとなっていることは、あまり知られていない。当時のニュー・ロマンテック・ブームにも乗り遅れたのが彼等らしいか?
愛のぬくもり  It Must Have Been Love  ロクセット 1990年   第1位
祖国スウェーデンではアバに次ぐビッグ・ネームであるロクセット。CDの総売り上げも全世界で5000万枚以上というくらいなマンモス・グループである。映画「プリティ・ウーマン」に使われたこの曲をはじめ、「Sleeping In My Car」「Listen To Your Heart」も大ヒット。バラード・アルバムも出しており、そこに収録されている「Fading Like A Flower」や「Almost Unreal」も胸キュンの名曲。
悲しみのアンジー  Angie   ザ・ローリング・ストーンズ 1973/10/20 第1位
ストーンズはロックンロールも最高だが、ミック・ジャガーが喉を振り絞るように歌うバラードにも必聴のナンバーが多い。「Angie」はデビッド・ボウイの前妻アンジェラを歌った曲として知られるが、粘着性のあるミックのボーカルが最高。男泣きするような「Fool To Cry(愚か者の涙)」や「Memory Motel」も是非!
ミッシング・ユー  Missing You  ジョン・ウェイト 1984/09/22 第1位
甘いルックスでアイドル的な人気もあったイギリスのハードロック・バンド、ベイビーズのボーカルだったのがジョン・ウェイト。77年デビューで5枚のアルバムを残し、「愛の出発」(全米13位)のヒット曲もある。そのジョンがグループ解散後に独立し、ソロ2作目からのシングル・ヒットとなった「Missing You」は、翳りのある切ないバラード。その後、バッド・イングリッシュを結成。
愛と青春の旅だち  Up Where We Belong  ジョー・コッカー&ジェニファー・ウォーンズ 1982/11/06 第1位
リチャード・ギア主演の映画『愛と青春の旅だち』の主題歌としてあまりに有名。イギリスのスワンプ・ロッカーとして十分なキャリア(マッドドッグス&イングリッシュメン等)を持つジョー・コッカーは、しゃがれた独特のハスキー・ボイスが魅力。「You're So Beautiful(美しすぎて)」のバラードもいい味だが、このアメリカの女性、ジェニファー・ウォーンズとのデュオは至高のバラード!
荒野に消えた愛  Don't Fall In Love With A Dreamer   ケニー・ロジャース&キム・カーンズ 1980/05/24 第4位
アメリカの国民的な歌手といってもいいケニー・ロジャース。古くはファースト・エディションを率いてカントリーのポップス化に貢献。70年代以降は「Lucille」「The Gambler」「She Believes In Me」「Lady」とヒットを連発。日本でいう演歌のレベルまで達している。 ハスキー・ボイスで迫るキム・カーンズとのデュオ、クサいと言えばあまりに演歌調ではあるが、いいものはいい!
あまねく愛で  Baby Come To Me   パティ・オースティン&ジェイムス・イングラム 1983/02/19 第1位
ジャズ畑出身で、クインシー・ジョーンズのプロデュースで発表した81年の『デイライトの香り』は、彼女の絶頂期(というかクインシーの絶頂期)を捉えた名盤として人気がある。洗練されたフュージョンとファンクをうまくミックスしたサウンドは、「Do You Love Me?」や「Shoot The Moon」といったフロアライクな定番も生む。 そのパティがブラコン王者と組んだ名バラードがこの曲。
イン・トゥ・ディープ  In Too Deep   ジェネシス1987/06/27 第3位
英プログレの代表的なバンドでありながら、ピーター・ガブリエル脱退後は、フィル・コリンズをメインにしてアメリカ・ナイズされたポップな音楽性に接近。ジェネシスは初期しか聴かない人も、フィル・コリンズ=ジェネシスのクオリティの高さは認めてくれるはず。全米No.1ヒットの「Invisible Touch」 や「That's All」が有名だが、この曲の静寂の世界は、秋の夜に染み込んでいく。
※ヒットチャート・データはビルボード誌のチャートを参照しています。
(Text/遠藤哲夫)
>>試聴 >>詳細はこちら >>試聴 >>詳細はこちら ファイヤ フォー・ユア・テンション




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