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懐かしのポップ・ヒッツ
> Vol.32
ダスティン・ホフマン主演の映画『卒業』に使われた
「サウンド・オブ・サイレンス」
「ミセス・ロビンソン」
もサイモン&ガーファンクルの代表曲として有名だが、やはり全米チャートで10週間連続1位を記録した「明日に架ける橋」だろう。
アレサ・フランクリン
のバージョンも広く親しまれており、明日への希望を与える人生の応援歌として歴史的な価値を持つ。
ポール・サイモン
のオールタイム・ベスト盤に収録。
“人生の荒波を乗り越えていこう”と歌われる「セイリング」。本来は神の元へ還るという意味らしいが、旅立ちにふさわしい歌である。イギリスでは第2の国家として親しまれている。
ジェフ・ベック・グループ
から
フェイセズ
を経て、ソロで放った
「アイム・セクシー」
で世界的なスーパースターとなったロッド。ソロ初期は
「リーズン・トゥ・ビリーヴ」
や
「ハンドバッグと外出着」
など胸に染みる名曲多し。
酒でつぶれたガラガラ声でビートルズのカバーやスワンプ・ロックを歌い、一世を風靡したジョー・コッカー。当時の人気ぶりは
『マッド・ドッグス&イングリッシュメン』
でじっくり味わってもらうとして、82年にアカデミー賞の助演男優賞と歌曲賞を受賞した『愛と青春の旅だち』の主題歌をジェニファー・ウォーンズとのデュオで歌ったことで、今も記憶に残る。オリジナルは
バフィ・セント・メリー
である。
「僕の歌は君の歌」
や
「可愛いダンサー」
「風の中の火のように」
「僕の瞳に小さな太陽」
など、数えきれない程のヒット曲を持つエルトン・ジョン。70年代の人気絶頂期に放った名曲中の名曲といえるのが「グッバイ・イエロー・ブリック・ロード」だ。都会の生活から離れて、人生の真の目的を探しにいく、というような深いテーマを持った曲。アルバム全体を通して聴けば、その偉大な才能にまた驚くはずだ。
マイケルのモータウン時代最後のアルバムとなる
『フォーエヴァー・マイケル』
(75年)に収録されていた曲だが、アメリカでは当時シングル・カットされず、エピックに移籍して『オフ・ザ・ウォール』の大ヒット中に、イギリスでシングル発売されNo.1に輝いたイレギュラー・ヒット。壮大なストリングスをバックにしたマイケルの歌唱力が光るラブ・バラード。モータウンのソロ時代には
「ベンのテーマ」
がNo.1に。
バリー・マニロウといえば
「コパカバーナ」
・・・かも知れないが、デビュー・ヒットの
「哀しみのマンデイ」
、ブルース・ジョンストン作による「歌の贈りもの」や
「想い出の中に」
といった瑞々しいヒット曲を忘れるわけにはいかない。マニロウは70年代以降もトップ・エンタテイナーの座を揺るぎないものとしているが、近年は『The Greatest Songs〜』のシリーズがチャート1位に輝くなど全盛期に劣らない活躍ぶり。
カレン・カーペンター
が、自分達がレコーディングした全ての曲の中で最も好きだったという「青春の輝き」。スーパースターという重圧の中で、本当の自分とのギャップに悩むことも多かったカレンの本音が滲み出ているような歌詞に奥深いものを感じる。悩み多き青春だからこそ輝く、ということか?日本ではTVドラマに使われたこともあり非常に人気が高い1曲。
イーグルス
の
「デスペラード」
のカバーも素晴らしい。
重松清の小説にも「きみの友だち」というのがあるが、幾つになっても心のどこかにずっとしまっておきたい、あたたかい気持ちがこの小説にも、この歌にもある。
キャロル・キング
が名作『つづれおり』に収録した曲だが、キャロル自身はシングル・カットせずに、ジェイムス・テイラーの歌で全米1位となった。“友だち”思いなのか・・・。キャリア40年の集大成ライブ盤
『ワン・マン・バンド』
も是非!
日本のロック番組でもお馴染みのギタリスト、ポール・ギルバートが在籍していたミスター・ビッグ。ボーカルのエリック・マーティンのアイドル的ルックスや、ポールとビリー・シーン(b)のバカテクもあって、日本ではアメリカ以上の人気ぶりだった。彼等の2作目
『Lean Into It』
から全米No.1となったのが、コーラスを生かしたバラード・ナンバーの「トゥ・ビー・ウィズ・ユー」。メロディアス・ハードの鏡。
最近では映画『ドリームガールズ』のモデルともなった、モータウンが生んだ史上最強のガールズ・グループ、シュープリームス。5年間で12曲の全米No.1ヒットを生み出し、
「恋はあせらず」
に至っては、
フィル・コリンズ
をはじめ数多くのカバーを生み、再々ヒットを重ねている。「またいつの日にか」はダイアナ・ロス在籍時の最後のNo.1ヒットで、
ジョニー・ブリストル
作のムーディーなR&Bナンバー。
※ヒットチャート・データはビルボード誌のチャートを参照しています。
(Text/遠藤哲夫)
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