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総合TOP > 連載 > 懐かしのポップ・ヒッツ > Vol.30


懐かしのポップ・ヒッツ/心に残る思い出のメロディ。永遠の輝きを失わない名曲をもう一度!  全米ヒットチャートのベスト10にランクインしたポップス・ヒットを、  毎回“テーマ別”にご紹介。懐かしいあの時代がいま甦る!
Vol.30 歌姫たちのNo.1ヒット
誰もが憧れる華やかさと、抜群の歌唱力を持った女性シンガー。昔はバーブラ・ストライザンドやベット・ミドラー、ダイアナ・ロスあたりが歌姫の筆頭に挙げられただろう。そして時代はめぐり、今や歌姫といえば、なによりも美貌が強い印象を与える・・・ような気がする。セリーヌ・ディオンやホイットニー・ヒューストン、マライア・キャリー(最近ちょっと太め)をはじめ、ビヨンセやアリシア・キーズ、フェイス・ヒルなど、歌唱力に加えて容姿端麗。そんな歌姫たちのNo.1ヒットを集めてみました。
オールウェイズ・ラヴ・ユー
I Will Always Love You
ホイットニー・ヒューストン 1992/11/28 第1位
映画『ボディガード』の主題歌として全米チャート14週連続1位を記録。「グレイテスト・ラヴ・オブ・オール」「すべてをあなたに」「恋のアドバイス」などと並びホイットニーを代表するバラード名曲。オリジナルはドリー・パートン。歌唱力、スタイル共に抜群で、母親にシシー・ヒューストン、従姉妹にディオンヌ・ワーウィックという血筋の良さを感じるが、近年の私生活で見せる人間臭さもまた魅力。
あなたを想うとき
When I Think Of You 
ジャネット・ジャクソン 1986/10/11 第1位
ジャネット初の全米No.1ヒットとなったのが「あなたを想うとき」で、ジャム&ルイスのプロデュースによる3作目『コントロール』からのナンバー。このアルバムから『オール・フォー・ユー』までの5枚のアルバムが全米1位、シングルでは10曲のNo.1ヒット(HOT100チャート)を生み出した。今となっては、ダンス・オリエンテッドな曲よりも「アゲイン」「エヴリ・タイム」などのしっとり系の方が人気か?
ブリーズ
Breathe
フェイス・ヒル 2000/04/22  第2位(年間1位)
カントリー系シンガーだったフェイス・ヒルは、98年の「ディス・キッス」のヒットでポップスの分野でも人気の基盤を築き、この「ブリーズ」で一気に世界の歌姫となった。半年間もチャートのTOP5に留まり、見事年間1位に輝いた名曲。同アルバムからは「ザ・ウェイ・ユー・ラヴ・ミー」も全米7位のヒットに。日本では「永遠に愛されて〜パール・ハーバー愛のテーマ」「クライ」も人気曲だ。
ベイビー・ベイビー
Baby, Baby 
エイミー・グラント 1991/04/27 第1位
コンテンポラリー・クリスチャン・ミュージック(CCM)の代表的シンガーであるエイミー・グラントの、「ネクスト・タイム・アイ・フォール」(ピーター・セテラとのデュエット)に次いで全米1位を獲得したヒット曲。この曲を収録した『Heart In Motion』からは、「エヴリ・ハートビート」(全米2位)、「ザッツ・ホワット・ラヴ・イズ・フォー」(全米7位)など5曲のヒットが生まれた。
アンジー・ベイビー
Angie Baby 
ヘレン・レディ 1974/12/28 第1位
オーストラリア生まれで、70年代前半に人気の全盛を極めたポップ・シンガー。ウーマン・リブを象徴する「私は女」や「デルタの夜明け」「アンジー・ベイビー」が全米1位となった他、「私はイエスがわからない」「リーヴ・ミー・アローン」「歌のある限り」「さめた女」など、次から次へとヒットを連発。かなり苦労してスターの座を掴んだ女性であり、アルバム『Long Hard Climb』は名盤との評価も高い。
タッチ・ミー・イン・ザ・モーニング
Touch Me In The Morning 
ダイアナ・ロス 1973/08/18 第1位
映画『ドリームガールズ』でビヨンセが演じた役はダイアナ・ロスをモデルにしていたことは有名。ホイットニー・ヒューストンマライア・キャリーなど世界の歌姫の原点といえる偉大な女性シンガーである。シュープリームス時代に12曲ものNo.1ヒットを放ち、ソロ独立後も「エイント・ノー・マウンテン・ハイ・イナフ」「アップサイド・ダウン」「マホガニーのテーマ」などを1位に送り込む、まさに大スター。
リスペクト
Respect
アレサ・フランクリン 1967/06/03 第1位
女性ソウル/R&Bシンガーでアレサの影響を受けてない人などいない、というほどの偉大な存在。ゴスペル・シンガーとしてキャリアをスタートし、アトランティック・レコードに移り「貴方だけ愛して」「リスペクト」「チェイン・オブ・フールズ」「シンク」などの数々のヒット曲や名作アルバムを残す。「明日に架ける橋」は、地域によってはサイモン&ガーファンクルよりもアレサのバージョンで知られる。
ファミリー・アフェア
Family Affair 
メアリー・J.ブライジ 2001/11/03 第1位
92年のデビュー・アルバム『ホワッツ・ザ・411?』以来、“クイーン・オブ・ヒップホップ・ソウル”の座に君臨し続けてきたメアリー。5作目『ノー・モア・ドラマ』からの1stシングルが「ファミリー・アフェア」で、全米チャート6週連続のNo.1を記録。さらに7作目『ザ・ブレイクスルー』からは、「ビー・ウィザウト・ユー」の大ヒットが生まれ、R&Bチャートでは15週連続1位をキープした。まさに女王の貫禄。
ヴォーグ
Vogue
マドンナ 1990/05/19 第1位
世紀をまたぐ“ポップ・アイコン”として不動の地位にあるマドンナ。2005年の『コンフェションズ・オン・ア・ダンスフロア』では、さらに若いファン層までも惹きつけている。「ライク・ア・ヴァージン」を皮切りに、「パパ・ドント・プリーチ」「ライク・ア・プレイヤー」「テイク・ア・バウ」など数々のNo.1ヒットを放っているが、「ヴォーグ」はマドンナの歴代3位の売上げを誇る(600万枚)ヒット。
トライ・アゲイン
Try Again 
アリーヤ 2000/06/17 第1位
R・ケリーのプロデュースで94年にデビュー。2ndアルバムはティンバランドミッシー・エリオットが参加し、クールな感触のヒップホップに仕上がった。女優としても活躍し、映画『ロミオ・マスト・ダイ』の主題歌となった「トライ・アゲイン」が全米No.1を獲得、グラミー賞にもノミネートされた。2001年、3rdアルバム『アリーヤ』もリリースされ人気絶頂という時に、飛行機事故で22歳の生涯を閉じた。
※ヒットチャート・データはビルボード誌のチャートを参照しています。
(Text/遠藤哲夫)




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