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総合TOP > 連載 > 懐かしのポップ・ヒッツ > Vol.3


懐かしのポップ・ヒッツ/心に残る思い出のメロディ。永遠の輝きを失わない名曲をもう一度!  全米ヒットチャートのベスト10にランクインしたポップス・ヒットを、  毎回“テーマ別”にご紹介。懐かしいあの時代がいま甦る!
第3回 夏の終わりのラブ・ソング/洋楽好きにとって、“失恋ソング”といったら何を思い出すだろうか?古めのファンだったら、ヘレン・シャピロの「悲しきかた想い」やボビー・ヴィントンの「ミスター・ロンリー」、デル・シャノンの「悲しき街角」なんて曲が頭に浮かぶのでは。70年代以降は何だろうと思って、リスト・アップしてみました。ラブ・ソングと失恋ソングの境目は意外と難しかったりするので、すべてが失恋ソングというわけではありませんが、夏のほてりや燃えさかった感情を、しっとりとしたバラードで冷ましてみるのもいいかも!
「片想いと僕」  I'd Love You To Want Me  ロボ  1972/11/18 第2位
70年代のポップス・ファンには忘れられない存在、ロボ。ヒット曲が結構多くトップ100に14曲もチャート・インしている。71年のデビュー・ヒット「僕と君のブー」(全米5位)から始まり、73年の「君ともさよなら」(全米8位)、「帰ってきた君と僕」あたりが代表曲。青春のほろ苦さを、甘酸っぱいメロディに乗せて歌う「片想い」ソングの名曲がこの曲だった。
「アローン・アゲイン」  Alone Again  ギルバート・オサリバン  1972/07/29 第1位
トム・ジョーンズを育てたゴードン・ミルズが、70年代に送り出したのがギルバート・オサリバンで、彼も現在に至るまで活躍を続ける息の長い歌手となった。何といっても、ほのぼのとした中にも哀愁を漂わす「アローン・アゲイン」が有名であるが、微笑ましいバラード「クレア」(全米2位)も彼らしい名曲。80年代には「そよ風にキッス」で再び注目を浴びた。
「アメリカン・モーニング(アコースティック・ヴァージョン)」   Just When I Needed You Most  ランディ・ヴァンウォーマー  1979/06/16 第4位
ナイーヴな感性と甘くて優しいボーカルで、日本でも「アメリカン・モーニング」という邦題で大ヒットしたナンバー。幸せな朝の風景を描いた曲と思いがちだが、別れの朝を歌った失恋ソングである。AORブームと重なり、クリストファー・クロスJ.D.サウザーなんかと並んで根強い人気を誇る。今でもCMなどで流れたりするが、本人は白血病のため2004年にこの世を去っている。
いつになったら愛されるのかしら  When Will I Be Loved  リンダ・ロンシュタット  1975/06/21 第2位
カリフォルニアの歌姫として、60年代はストーン・ポニーズで活躍。後にイーグルスとなるメンバーがバックを勤めソロ活動を始め、74年には「悪いあなた」が初の全米No.1ヒットとなる。それに続くのが、エヴァリー・ブラザースの曲をカヴァーしたこの曲。リンダは80年まで「ヒート・ウェイブ」「ザットル・ビー・ザ・デイ」や「ブルー・バイユー」など数え切れないヒット放つ。
愛していたい   All I Wanna Do Is Make Love To You  ハート  1990  第2位
アンとナンシーのウィルソン姉妹を中心に、72年にカナダで結成されたハート。デビュー当初から「マジック・マン」や「バラクーダ」といったパワフルでキャッチーなヒットを放つが、一時の低迷時期を経て、85年に「ネヴァー」や「ジーズ・ドリームズ」を収録した『ハート』で人気復活。この「愛していたい」は、Jウォークの「何も言えなくて…、夏」の元歌のような名バラード。
恋はこれっきり  We Don’T Talk Anymore  クリフ・リチャード  1980/01/19 第7位
ビートルズ以前の英国音楽シーンで絶大な人気を誇っていたのが、クリフ・リチャード。イギリスのエルヴィス・プレスリーのような存在でもあり、シャドウズをバックに「サマー・ホリディ」や「バチェラー・ボーイ」、「ヤング・ワン」「ラッキー・リップス」などの多くのヒットを持つが、久々の大ヒットとなり健在ぶりを示したのがこの曲で、エルトン・ジョン並みのポップ名曲!
とどかぬ想い  What Have I Done To Deserve This?   ペット・ショップ・ボーイズ&ダスティ・スプリングフィールド  1988/02/27 2位
80年代エレクトリック・ポップを代表するグループであり、「ウェスト・エンド・ガールズ」が英米でNo.1を記録。その後も「哀しみの天使」が英No.1に輝いているが、そのアルバムに収録されていたのが、大ベテラン歌手、ダスティ・スプリングフィールドとのデュエット曲「とどかぬ想い」だった。ダスティ自身にとっても「この胸のときめきを(66年全米4位)」以来の大ヒットとなった。
ロンリー・ボーイ  Lonely Boy  アンドリュー・ゴールド  1977/06/11 第7位
ウェスト・コースト・ロックに欠かせない男、アンドリュー・ゴールド。リンダ・ロンシュタットの片腕として活躍した時期を経て、75年にソロ・デビュー。マルチ・プレイヤーであるゴールドの才能を見せつけたが、続く2作目『自画像』からの大ヒットとなったのが、この曲「ロンリー・ボーイ」。ビートルズの影響も見せるポップな味わいが特徴で、78年には「気のあう二人」もヒット。
お前に夢中  How Much I Feel  アンブロージア 1978/11/18 第3位
75年にLAで結成され、当初はプログレッシヴ・ロック系で、アラン・パーソンズともつながりがあったアンブロージア。AOR路線を打ち出した78年の『Life Beyond L.A.』からシングル・カットされ大ヒットしたのがこの曲。ロマンティックで哀愁感のあるメロディが魅力。後にテイク6がカヴァーしたことでも有名な「ビゲスト・パート・オブ・ミー」や「愛にときめいて」も名曲。
瞳のささやき  Don't It Make My Brown Eyes Blue  クリスタル・ゲイル 1977/11/26 第2位
カントリー界の女性シンガーの大御所、ロレッタ・リンの妹でもあり、カントリー・チャートでは70年頃からヒットを連発していたが、ポップス畑で知られるようになるのは、この「瞳のささやき」からだろう。この後、「春風のプレリュード」「涙のセレナーデ」「夢のひととき」といった佳曲を次々とリリース。現在のポップ・カントリーの草分け的な存在ともいえる。
※ヒットチャート・データはビルボード誌のチャートを参照しています。
(Text/遠藤哲夫)
>>試聴 >>詳細はこちら >>試聴 >>詳細はこちら ファイヤ フォー・ユア・テンション




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