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総合TOP > 連載 > 懐かしのポップ・ヒッツ > Vol.25


懐かしのポップ・ヒッツ/心に残る思い出のメロディ。永遠の輝きを失わない名曲をもう一度!  全米ヒットチャートのベスト10にランクインしたポップス・ヒットを、  毎回“テーマ別”にご紹介。懐かしいあの時代がいま甦る!
第25回 甘くとろける誘惑のバラード
夏は誘惑の季節。予期せぬアヴァンチュールにあこがれたりします…。そんな“おもいでの夏”を作るために、甘〜くとろけるようなラブ・バラードを集めてみました。まずは、ディスコ・クイーン、ドナ・サマーのセクシーなため息が誘惑度200%の「愛の誘惑」を。とろ〜りとした雰囲気を満喫するには、マリア・マルダーの「真夜中のオアシス」も外せません。男の色気溢れるキース・スウェットに痺れ、永遠のラブ・バラード「ラヴ・ミー・テンダー」にうっとり。ふたりだけのメロウな時間を!
愛の誘惑
Love To Love You Baby
ドナ・サマー
1976/02/07 第2位
CMに使われた「ホット・スタッフ」や、バーブラ・ストライザンドとのデュエット「ノー・モア・ティアーズ」でも有名ですが、70年代後半にジョルジョ・モロダーのプロデュースによる、エロティックでゴージャスな独自のスタイルで一世を風靡。「愛の誘惑」のアルバム・バージョンはなんと17分にも及ぶロング・バージョン。「バッド・ガール」「オン・ザ・レディオ」など、ディスコ・クラシックの宝庫。
スキヤキ
Sukiyaki
テイスト・オブ・ハニー
1981/06/13 第3位
ヘイゼルとジャニスの女性2人をフロントにたてた、官能的でグルーヴィなディスコ・グループ。78年に「今夜はブギ・ウギ・ウギ」が大ヒット、坂本九の名曲「上を向いて歩こう」をオリエンタル調にリメイクした「スキヤキ」も人気曲(日本盤シングルのジャケが芸者風だった)。「レスキュー・ミー」「星空のパーティ」といった曲もなかなかの名曲。「スキヤキ」は95年にも4PMがカバーしてヒットさせた。
テイク・ア・バウ
Take A Bow
マドンナ
1995/02/25 第1位
通算9作目となる『ベッドタイム・ストーリー』に収録されていたナンバーで、前作『エロティカ』とはうって変わって、スピリチュアルな内容となっている。「テイク・ア・バウ」(12曲目のNo.1ヒット)はマドンナのバラードを代表する人気曲であるが、失恋の歌なので注意。もっと妖しいマドンナを聴きたい場合は、やはり「エロティカ」「ホエア・ライフ・ビギンズ」「フィーヴァー」あたりか?
真夜中のオアシス
Midnight At The Oasis
マリア・マルダー
1974/06/01 第6位
「真夜中のオアシス」は、後にフリー・ソウル・クラシックとして、クラブ・ヒットしたことで若者にも受ける1曲。ジェフ・マルダーと組んでいたおしどり夫婦デュオ、ジェフ&マリアの頃からのファンには、アメリカン・ルーツ・ミュージックの歴史的名盤として有名な『オールド・タイム・レディ』の中のエバーグリーンである。とろけるようなボーカルとギターで極楽気分。「オー・パパ」も最高。
嵐が丘
Wuthering Heights
Kate Bush
1978/03/11 第1位(UK)
日本ではバラエティ番組「恋のから騒ぎ」のテーマ曲としてお馴染みだが、イギリスの天才アーティスト、ケイト・ブッシュの19歳の時のデビュー・ヒット。頭のてっぺんから出ているような甲高いボーカルは耳を離れない。『天使と小悪魔』というアルバム・タイトルのように、幻想的で妖艶で、音楽的にはピーター・ガブリエルのような先進性を持っている。入門用にベスト盤『The Whole Story』をおすすめ。
ザ・ボーイ・イズ・マイン
The Boy Is Mine
ブランディ
1998/06/06 第1位
94年に「アイ・ワナ・ビー・ダウン」でR&Bシーンに登場した15歳の少女。デビュー作『ブランディ』からは「ベイビー」もNo.1ヒットとなった。ティーン・アイドル的なイメージが強かったブランディだが、モニカとのコラボレート「ザ・ボーイ・イズ・マイン」が全米チャート13週連続1位というメガ・ヒットに。その曲を収録した2ndアルバム『ネヴァー・セイ・ネヴァー』でシンガーとしての位置を確立した。
トゥイステッド
Twisted
キース・スウェット
1996/08/17  第2位
80年代後半の“ニュージャック・スウィング”時代から活躍するべテランであり、ねっとりとしたボーカル(カエル声とも言われる)は独特のスタイルを持ち、ミディアム・バラードにおいて最大の効果を発揮する。この「トゥイステッド」の他、「メリー・ゴー・ラウンド」「マイ・ボディ」なども極上のバラード。 アイズレー・ブラザーズやシルクなどのプロデュースでもいい仕事をしている。
ドント・ノウ・マッチ
Don't Know Much
リンダ・ロンシュタット
1989/12/23 第2位
ローラースケートと短パン姿の『Living In The USA』(78年)の頃が懐かしい、アメリカ西海岸の歌姫。今やジャズからメキシコ民謡までこなす国民的歌手である。89年の『Cry Like A Rainstorm〜』に収録された、アーロン・ネヴィルとのデュエット「ドント・ノウ・マッチ」は、‘君をまだよく知らない、でも愛していることだけは分かる’という歌詞が泣かせる、バリー・マン作の名曲バラード。
オールウェイズ
Always 
アトランティック・スター
1987/06/13 第1位
こちらも、上の「ドント・ノウ・マッチ」と並んで結婚式の定番ソングとして有名な「オールウェイズ」。アトランティック・スターの初代女性ボーカルはシャロン・ブライアントで、大型ファンク・バンドとして人気を集めたが、バーバラ・ウェザーズに替わってからはポップス寄りのメロウなバラードがヒットした。「オール・イン・ザ・ネーム・オブ・ラヴ」「マスターピース」もおすすめ。
ラヴ・ミー・テンダー
Love Me Tender 
エルヴィス・プレスリー
1956/    第1位
プレスリーの映画デビュー作『やさしく愛して』のテーマ曲でもあった「ラヴ・ミー・テンダー」。プレスリーのロックンロールは社会現象とまでなったが、バラードも昔から得意だった。サン・レコードで自費で一番最初に吹き込んだ曲「マイ・ハピネス」もバラードだったし。究極のラブ・バラードであるこの曲の他にも、UB40のカバーで有名な「好きにならずにいられない」もプレスリーの曲ですよッ!
※ヒットチャート・データはビルボード誌のチャートを参照しています。
(Text/遠藤哲夫)




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