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懐かしのポップ・ヒッツ
> Vol.25
CMに使われた
「ホット・スタッフ」
や、バーブラ・ストライザンドとのデュエット
「ノー・モア・ティアーズ」
でも有名ですが、70年代後半にジョルジョ・モロダーのプロデュースによる、エロティックでゴージャスな独自のスタイルで一世を風靡。「愛の誘惑」のアルバム・バージョンはなんと17分にも及ぶロング・バージョン。
「バッド・ガール」
や
「オン・ザ・レディオ」
など、ディスコ・クラシックの宝庫。
ヘイゼルとジャニスの女性2人をフロントにたてた、官能的でグルーヴィなディスコ・グループ。78年に
「今夜はブギ・ウギ・ウギ」
が大ヒット、坂本九の名曲「上を向いて歩こう」をオリエンタル調にリメイクした「スキヤキ」も人気曲(日本盤シングルのジャケが芸者風だった)。
「レスキュー・ミー」
や
「星空のパーティ」
といった曲もなかなかの名曲。「スキヤキ」は95年にも4PMがカバーしてヒットさせた。
通算9作目となる『ベッドタイム・ストーリー』に収録されていたナンバーで、前作
『エロティカ』
とはうって変わって、スピリチュアルな内容となっている。「テイク・ア・バウ」(12曲目のNo.1ヒット)はマドンナのバラードを代表する人気曲であるが、失恋の歌なので注意。もっと妖しいマドンナを聴きたい場合は、やはり
「エロティカ」
や
「ホエア・ライフ・ビギンズ」
「フィーヴァー」
あたりか?
「真夜中のオアシス」は、後にフリー・ソウル・クラシックとして、クラブ・ヒットしたことで若者にも受ける1曲。ジェフ・マルダーと組んでいたおしどり夫婦デュオ、ジェフ&マリアの頃からのファンには、アメリカン・ルーツ・ミュージックの歴史的名盤として有名な『オールド・タイム・レディ』の中のエバーグリーンである。とろけるようなボーカルとギターで極楽気分。
「オー・パパ」
も最高。
日本ではバラエティ番組「恋のから騒ぎ」のテーマ曲としてお馴染みだが、イギリスの天才アーティスト、ケイト・ブッシュの19歳の時のデビュー・ヒット。頭のてっぺんから出ているような甲高いボーカルは耳を離れない。
『天使と小悪魔』
というアルバム・タイトルのように、幻想的で妖艶で、音楽的には
ピーター・ガブリエル
のような先進性を持っている。入門用にベスト盤
『The Whole Story』
をおすすめ。
94年に
「アイ・ワナ・ビー・ダウン」
でR&Bシーンに登場した15歳の少女。デビュー作
『ブランディ』
からは
「ベイビー」
もNo.1ヒットとなった。ティーン・アイドル的なイメージが強かったブランディだが、モニカとのコラボレート「ザ・ボーイ・イズ・マイン」が全米チャート13週連続1位というメガ・ヒットに。その曲を収録した2ndアルバム
『ネヴァー・セイ・ネヴァー』
でシンガーとしての位置を確立した。
80年代後半の“ニュージャック・スウィング”時代から活躍するべテランであり、ねっとりとしたボーカル(カエル声とも言われる)は独特のスタイルを持ち、ミディアム・バラードにおいて最大の効果を発揮する。この「トゥイステッド」の他、
「メリー・ゴー・ラウンド」
や
「マイ・ボディ」
なども極上のバラード。
アイズレー・ブラザーズ
やシルクなどのプロデュースでもいい仕事をしている。
ローラースケートと短パン姿の
『Living In The USA』
(78年)の頃が懐かしい、アメリカ西海岸の歌姫。今やジャズからメキシコ民謡までこなす国民的歌手である。89年の『Cry Like A Rainstorm〜』に収録された、
アーロン・ネヴィル
とのデュエット「ドント・ノウ・マッチ」は、‘君をまだよく知らない、でも愛していることだけは分かる’という歌詞が泣かせる、バリー・マン作の名曲バラード。
こちらも、上の「ドント・ノウ・マッチ」と並んで結婚式の定番ソングとして有名な「オールウェイズ」。アトランティック・スターの初代女性ボーカルはシャロン・ブライアントで、大型ファンク・バンドとして人気を集めたが、バーバラ・ウェザーズに替わってからはポップス寄りのメロウなバラードがヒットした。
「オール・イン・ザ・ネーム・オブ・ラヴ」
や
「マスターピース」
もおすすめ。
プレスリーの映画デビュー作『やさしく愛して』のテーマ曲でもあった「ラヴ・ミー・テンダー」。プレスリーのロックンロールは社会現象とまでなったが、バラードも昔から得意だった。サン・レコードで自費で一番最初に吹き込んだ曲「マイ・ハピネス」もバラードだったし。究極のラブ・バラードであるこの曲の他にも、
UB40
のカバーで有名な
「好きにならずにいられない」
もプレスリーの曲ですよッ!
※ヒットチャート・データはビルボード誌のチャートを参照しています。
(Text/遠藤哲夫)
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