ジョン・ホール、ラリー&ランス・ホッペン兄弟、ウェルズ・ケリーの4人でウッドストックで結成され、73年にアルバム・デビュー。東海岸出身ながら、ファンキーでしなるビートと、西海岸風の爽やかなハーモニーで人気を呼んだ。数々のカバーを生んだ「Dance With Me」と「Still The One」がTOP10ヒットに。ジャニス・ジョプリンが取り上げた「Half Moon」も有名な最強ロックンロール・ダンス・バンド。
メイナード・ファーガソンやアート・ブレイキーのバンドでトランペットを担当していたが、フリューゲル・ホーンに転向し、「Feels So Good」の大ヒット(アルバムも全米2位に)でクロスオーバー・シーンの頂点に立った。独特のソフトな音色を生かした哀愁の漂うメロディが特徴。1980年冬季オリンピックのテーマ曲「栄光をめざして」や「哀しみのベラビア」「Land Of Make Believe」も有名曲。
70年代以降の西海岸シンガー・ソングライターを代表する存在として、今なお熱い支持を集めるジャクソン・ブラウンが残したシングルの中で最高位となった曲。若き日のショーン・ペンやフィービー・ケイツが出演していた青春映画『初体験リッジモント・ハイ』の挿入歌。できれば「These Days」や「Late For The Sky」も聴いて欲しい。ジャクソン5がカバーした「Doctor My Eyes」もヒット!
今でもソフト・ロック方面ではトミー・ジェームズのプロデューサーとしての手腕も買われ、高い評価を得ているが、60年代に「Hanky Panky」(『踊る!さんま御殿』で流れていた)、「Mony Mony」「Crimson And Clover」などのビッグ・ヒットを残しながら、ビリー・アイドルやジョーン・ジェット、ティファニーがカバーした曲として認知されている向きが強い。バブルガム系ながら芯の通った名グループだった。