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懐かしのポップ・ヒッツ
> Vol.16
69年に『シカゴの軌跡』でデビュー。当初は政治的な側面も強く、ブラス・ロック・グループとして人気が出た。「長い夜」や「クエスチョンズ67-68」「サタデイ・イン・ザ・パーク」などが初期の代表曲である。徐々にバラード的なヒット曲が増え、
「君と二人で」
「君は僕のすべて」
「愛ある別れ」
などのTOP10ヒットを連発し、
デヴィッド・フォスター
のプロデュースで「素直になれなくて」が全米No.1に。
72年に日本だけでヒットした「シーモンの涙」が懐かしいポップ・デュオ。。イングランド・ダン(ダン・シールズ)は、
シールズ&クロフツ
の“シールズ”とは兄弟である。
「眠れぬ夜」
や
「愛の旅立ち」
、
「愛こそ証」
(トッド・ラングレンのカバー)などのヒットもある。「秋風の恋」は、ヨリを戻したくても戻せない切ない恋心を‘こんな夜はマジでキミに会いたい’と歌うセンチな曲。
80年代末のティーン・アイドル・ポップスのシーンをティファニーと共に飾ったのがデビー・ギブソン。16歳でデビューして、
「オンリー・イン・マイ・ドリームス」
(4位)
「フーリッシュ・ビート」
(1位)の大ヒットを放っている。2ndアルバム『エレクトリック・ユース』は全米1位に輝く。ダンス・ナンバーもキュートだが、この曲のように、少女のロマンティックな心を歌ったバラードがデビーには似合う。
映画『ベン』のテーマ曲として、マイケルのソロ初の全米No.1ヒットとなった。昨年、TBS系ドラマ『あいくるしい』の主題歌に使われたことで、約30年ぶりに再び注目を浴びた。モータウン時代のマイケルのソロ・ヒットでは、
「ガット・トゥ・ビー・ゼア」
(4位)
「ロッキン・ロビン」
(2位)が有名だが、
ジャクソン5
では、デビュー曲から4曲連続のNo.1ヒットという記録を打ち立てた。
サザン・ソウルの不世出のシンガーとして、多くのアーティストからリスペクトされるオーティス。数々の名曲を残しているが、トップ10ヒットとなったのは、この「ドック・オブ・ザ・ベイ」の1曲のみ。
「この強き愛」
「愛しすぎて」
「トライ・アリトル・テンダーネス」
といったスロー・バラードは、まさに魂が焦がれそうにディープ。ストーンズの
「サティファクション」
のカバーも凄い迫力だ。
1980年に結成され、米インディー・レーベルのI.R.S.からデビューしたR.E.M.。カレッジ・チャートの雄として当初から注目されていたが、ワーナー移籍第3弾の
『オートマチック・フォー・ザ・ピープル』
(92年)は世界で1800万枚ものセールスをあげた。思慮深げなマイケル・スタイプの魅力は、この「ルージング・マイ・レリジョン」で全開。
「マン・オン・ザ・ムーン」
も印象的なヒット曲である。
ノルウェー出身の3人組で、85年に
『ハンティング・ハイ・アンド・ロウ』
でデビュー。シングル「テイク・オン・ミー」の再録バージョンが全米No.1ヒットに。哀愁を帯びたモートン・ハルケットのファルセット・ボイスが、女性ファンを夢中にさせ、
「シャイン オンT.V.」
「リヴィング・デイライツ」
などベスト10ヒットを連発した。最近では
「アナログ」
が18年ぶりに英ヒット・チャート入りした。
ピーター・グリーンを擁したブルース・ロック・バンドから、75年に
スティーヴィー・ニックス
とリンジー・バッキンガムの加入で世界的なポップ・バンドに変身。
「セイ・ユー・ラブ・ミー」
「リアノン」
といったヒットを放ち、77年に史上空前のマンモス・アルバム
『噂』
をリリース。「ドリーム」が初の全米1位となる。とりあえず
『ファンタスティック・マック』
と
『噂』
はアルバムで持っておきたい。
カナダ出身のベテラン女性シンガー。70年の「スノーバード」が初ヒットで、73〜74年にかけて、ケニー・ロギンス作の
「ダニーの歌」
(7位)と
「ラヴ・ソング」
(12位)、ビートルズのカバー「ユー・ウォント・シー・ミー」(8位)などを連続ヒットさせている。彼女の初のNo.1ヒットとなったのが「辛い別れ」で、歌詞もとても含蓄がある。同時期の人気女性シンガー、
ヘレン・レディ
も是非。
70年代のポップス・ファン、ウェスト・コースト・サウンドのファンには忘れられない存在、それがアメリカ。3人のナチュラルなハーモニーで、71年のデビュー曲
「名前のない馬」
が全米1位となる。以降も
「ヴェンチュラ・ハイウェイ」
「魔法のロボット」
「金色の髪の少女」
などのヒット曲を連発した。メンバーが二人になり、EMIに移籍してからも
「風のマジック」
で根強い人気を印象付けた。
※ヒットチャート・データはビルボード誌のチャートを参照しています。
(Text/遠藤哲夫)
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