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懐かしのポップ・ヒッツ
> Vol.10
ブルー・アイド・ソウルの代名詞的グループ。フェリックス・キャバリエのソウルフルなボーカルと、単なるR&Bのコピーではないグルーヴ感が素晴らしい。ヤング・ラスカルズ時代の、アップなロッキン・テイストの「グッド・ラヴィン」とフリー・ソウル的な「グルーヴィン」が有名2大ヒット。本当に黒っぽい「
アイ・エイント・ゴナ・イート・アウト〜
」も名曲だ。中期はサイケデリック色を強める。
モータウンを代表するコーラス・グループであり、
テンプテーションズ
にはない、リーヴァイ・スタッブスのストロング・スタイルのボーカルが魅力。日本でもTV-CMに使われてお馴染みの「リーチ・アウト〜」は、聴けば必ず元気が出る。他にも名曲が目白押しで、「
ベイビー・アイ・ニード・ユア・ラヴィング
」「
キャント・ヘルプ・マイセルフ
」「
シャドウズ・オブ・ラブ
」(ロッド・スチュワートもカバー)は必聴!
ヒッピー・カルチャーを背景にした60年代のフラワー・ムーブメントを代表するグループ。ニューヨークからカリフォルニアへと移住し、爽やかなハーモニーは一世を風靡した。ウォン・カーウェイの『恋する惑星』で、主演の
フェイ・ウォン
が口ずさんでいた曲としても知られるか?「
マンデー・マンデー
」「
愛する君に
」「
窓辺に恋を
」「
青空を探せ
」など、アメリカン・ポップスの珠玉の名曲がずらり。
「グリーン・グリーン」のヒットで有名なニュー・クリスティ・ミンストレルズ出身。60年代のフォーク・リバイバル・ブームの中で、プロテスト・ソングの名曲「明日なき世界」の登場は衝撃的だった。ベトナム戦争時にアメリカ国家を批判した内容は、放送禁止にもなったが大ヒット日本では
RCサクセション
がカバーしていた。。アルバムは、
ママス&パパス
と共通する典型的ダンヒル・サウンド。
モンキーズの「アイム・ア・ビリーヴァー」の作者として有名になり、自身のソロでも次々とヒット曲を放つ。珍しいところでは、
ディープ・パープル
が取り上げた「
ケンタッキー・ウーマン
」もニールの曲。ここではライブ・ヴァージョンではあるが、「
クラックリン・ロージー
」「
ソング・サング・ブルー
」「
チェリー・チェリー
」といった代表曲が聴ける。ザ・バンドの『ラスト・ワルツ』にも出演していた大物。
ポール・アンカ
やボービー・ヴィントン、ニール・セダカといった男性ポップ・シンガーの系譜を継ぐ大物歌手。66年の「泣きたい程淋しいんだ」、69年の「心の中まで(Hooked On A feeling)」など、セプター・レコード時代には20曲近いヒットを残している。映画『明日に向かって撃て』の主題歌だったこの曲は、
バート・バカラック
作の名曲。74年に「心にひびく愛の歌」(第1位)で見事カムバック。
「ビリー・ジョーの歌」での一発屋的なイメージが強い、アメリカのポップス系の女性シンガー。ビートルズの「愛こそはすべて」に代わってチャート1位(4週連続)に輝き、グラミー賞も受賞した名曲。シンガー・ソングライターという言葉が一般的でなかった時代からクオリティの高い作品を生み続けたので、決して一発屋ではないが(
グレン・キャンベル
とのデュオもある)、やはりこの曲にとどめをさす。
サンフランシスコを拠点に活躍していたロック・バンドで、女性ボーカルのリンダ・ペリーの個性がそのままバンドの魅力になっている。このエモーショナルな歌声がたまらない「ホワッツ・アップ」は、最近TV-CMでも使われているので、一度は耳にしているはず。アルバム1枚だけで解散してしまったが、その後リンダはソロやプロデューサーとして活躍。
ジェイムス・ブラント
を見出したのも彼女だ。
アイドル兄弟グループということで、
ジャクソン・ファイヴ
の白人版みたいな存在だった。ポピュラー・ミュージック界の大御所アンディ・ウィリアムスを叔父に持ち、ダニー・オズモンド(カルピスのCMにも出ていた)と末っ子のジミー・オズモンドが人気だった。「ワン・バッド・アップル」が大ヒットした後、「
ゴーイン・ホーム
」や「クレイジー・ホース」のハード・ロック路線が日本でも受けた。
サザン・ロックといえばオールマン。
デュアン
&グレッグ・オールマン兄弟を中心に、ギターのディッキー・ベッツを加えた第1期のオールマンが最高であることには間違いないが、デュアンな亡き後の、この『
ブラザース&シスターズ
』も名盤である。泥臭いカントリー・テイストも加えた「ランブリン・マン」やインストの「
ジェシカ
」は人気曲だ。サザン・ロックの伝説、
レーナード・スキナード
もよろしく。
※ヒットチャート・データはビルボード誌のチャートを参照しています。
(Text/遠藤哲夫)
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