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洋楽TOP > アーティストインデックス > アーティスト特集 > イエス

Featured Artist Yes イエス 肯定的な美学に満ちた究極のプログレッシヴ・バンド!

イエスの軌跡!!

Track List
Album 『Ultimate Yes: 35th Anniversay Collection』
2003/09/10 Release
ダウンロード価格
トラック 各\150(税込)
『Ultimate Yes: 35th Anniversay Collection』
01.
Time And A Word  >>試聴
02.
Starship Trooper:Life Seeker/Disillusion/Wurm  >>試聴
03.
Yours Is No Disgrace  >>試聴
04.
I've Seen All Good People:Your Move/All Good People  >>試聴
05.
Roundabout  >>試聴
06.
Long Distance Runaround  >>試聴
07.
Heart Of The Sunrise 
08.
South Side Of The Sky  >>試聴
09.
And You And I 
10.
America (Single Edit)  >>試聴
11.
Wonderous Stories  >>試聴
12.
Siberian Khatru  >>試聴
13.
Soon (New Edit)  >>試聴
14.
Going For The One  >>試聴
15.
Don't Kill The Whale  >>試聴
16.
Tempus Fugit  >>試聴
17.
Owner Of A Lonely Heart  >>試聴
18.
Leave It  >>試聴
19.
It Can Happen (Single Edit)  >>試聴
20.
Rhythm Of Love  >>試聴
21.
Big Generator (Remix)  >>試聴
22.
Roundabout [Acoustic Version]  >>試聴
23.
Show Me  >>試聴
24.
South Side Of The Sky [Acoustic Version]  >>試聴
25.
Australia [Solo Acoustic Version]  >>試聴
26.
New World Symphony  >>試聴
印の曲は、現在OnGenでは配信されておりません
Links
イエス・オフィシャルサイト(レーベル)
アーティスト詳細ペ−ジ

日本で“プログレッシヴ・ロック”という言葉が使われ始めたのは、70年にピンク・フロイドの『Atom Heart Mother(原子心母)』が発売された頃らしい。それまでサイケデリックやアート・ロック(!?)と呼ばれていたものが、プログレッシヴ(進歩的な)へと発展したとすれば、このイエスも、ビートルズやフォーク・ロックの影響下から、プログレッシヴ・ロックへと変貌を遂げた絶好のサンプルといえるだろう。

イエスは68年に、ジョン・アンダーソン(vo)、クリス・スクワイア(b)の二人を中心にピーター・バンクス(g)、トニー・ケイ(key)、ビル・ブラッフォード(ds)の5人でロンドンで結成された。1作目や2作目で、アメリカ西海岸のバンドであるバーズやバッファロー・スプリングフィールドのカバーをしていることや、サイモン&ガーファンクルの「アメリカ」をシングル・リリースしていることから、初期においてはクリームザ・フーなどのハード・ロック的な側面にフォーク・ロック風のコーラス・ハーモニーを折衷させた音楽性を持っていたことがわかる。イエスがその独自性を開花させるのが3作目『ザ・イエス・アルバム』(71年)からだ。ギターがスティーヴ・ハウに代わり、その後キーボードにリック・ウェイクマンが加入した時点で、イエス黄金期のメンバーが揃うことになる。

卓越した演奏力で、緻密な構成美を誇るシンフォニックな楽曲を奇跡的なスピード感とアンサンブルでこなしていく、その変幻自在なプレイに世界中が注目したのが、71年11月にリリースされた『こわれもの(Fragile)』だ。シングル・カットされた「ラウンドアバウト」もヒットし、各メンバーのソロ曲もちりばめた画期的なアルバムであり、ロジャー・ディーンが描く幻想的なジャッケトと共にイエスのブランド・イメージが確立した。その後に最高傑作の『危機(Close To The Edge)』(72年)をリリース、当時は3枚組アナログ盤として発売されたライブ盤『イエスソングス』(73年)、大作主義の頂点を成す『海洋地形学の物語 (Tales From Topographic Oceans)』(74年)、新たにキーボードにパトリック・モラーツを迎えさらに多様化したサウンドを聴かせる『リレイヤー』(74年)あたりまでをイエスの黄金期と捉えるファンは多い。

この後、イエスは度重なるメンバー・チェンジや、時代の波によるプログレッシヴ・ロック自体の衰退に晒されながらも、不死鳥のごとく甦る。明らかにサウンドが変化する78年の『トーマト』を経て、リーダーであるジョン・アンダーソン不在のまま、元バグルスのメンバーを引き抜き『ドラマ』(80年)を完成させる。この後、メンバーのスティーヴ・ハウとジェフ・ダウンズは、元キング・クリムゾンのジョン・ウェットン、元エマーソン・レイク&パーマーのカール・パーマーと共にエイジアを結成して、世界的な人気を獲得する。クリス・スクワイアが仕切った新生イエスは、元ラビットにいたギタリスト、トレヴァー・ラビンを迎え『ロンリー・ハート(90125)』(83年)を発表。シングル「ロンリー・ハート」が初の全米No.1ヒットとなり、よりコンテンポラリーなサウンドでイエスは完全復活する。メンバーが2つのブループに分裂して活動したり、全員一緒になったり、また黄金期のメンバーで再結成したりと、離合集散を繰り返しながらも現役バンドとして活動を続けるイエス。今でもそのサウンドは見事なまでに黄金期のイメージを継承するものであり、2003年の来日公演も記憶に新しい。

今回は、『Ultimate Yes: 35th Anniversay Collection』を基に、デビューから「ロンリーハート」の新生イエスまで、究極のプログレッシヴ・ロック・バンドの軌跡を徹底特集。リマスターによって抜群に音像が鮮やかになった初期の楽曲や、当時のアルバムには収録されていないシングル・バージョン、未発表曲にも注目である。
(Text/遠藤哲夫)

Selected Discography
『Yes』
1969 Release
『Time And A Word (時間と言葉)』
1970 Release
『The Yes Albums』
1971 Release
『Fragile』
1970 Release
まだ混沌とした要素が強いデビュー・アルバム。ビートルズやバーズの曲のカバーをやっていることから、ヴァニラ・ファッジに近い感じもあり。
全曲にオーケストレーションを施した2作目。まだ荒削りではあるが複雑な構成のロック的な部分が後のアルバムにつながる。「Time And A Word」は名曲。
元トゥモローのスティーヴ・ハウが加入したことで、演奏力が一気にアップ。曲の構成も「Starship Trooper」「I've Seen All Good People」などの組曲形式が生まれる。
天才キーボードプレイヤーのリック・ウェイクマンが加入し、イエス・サウンドが確立した記念すべきアルバム。「Roundabout」のスリリングで躍動感のある演奏に身震いする。
『Close to the Edge』
1972 Release
『Relayer』
1974 Release
『Tormato』
1978 Release
『Dorama』
1980 Release
アナログ盤では「危機」だけでA面全てを使っており、収録曲が全3曲なのだが、そのドラマティックで緻密な曲構成は、まさに究極の最高傑作と呼ぶにふさわしい。
ウェイクマンの代わりに新たにパトリック・モラーツが加入。アグレッシヴで変拍子の嵐の「The Gates of Delirium(錯乱の扉)」は凄まじい。『危機』と同じ全3曲の構成。
イエスが変わり始めた。時代はパンク/ニュー・ウェイヴに突入。イエスも大作主義を捨て、幻想的な美しさよりも現実的なテーマに移行し、シャープな切れ味を出す。
イエスの看板、ジョン・アンダーソン抜きで作られた唯一のアルバム。元バグルスのトレヴァー・ホーンとジェフ・ダウンズが参加、サウンドは流行に乗りながらも重厚。
『90125』
1983 Release
『Big Generator』
1987 Release
『Yesterdays』
1975 Release
『Yes Remixes』
2003 Release
イエス史上初の全米No.1ヒットとなった「ロンリー・ハート」を収録。ジョンは復活するも、中心は新加入のトレヴァー・ラビンとクリス・スクワイア。「Leave It」もヒット。
トレヴァー・ラビンの個性が全開。ジョンはこれを最後にイエスを離れる。サウンド的にはかなりポップ。不協和音を取り入れた「Rhythm Of Love」がヒットした。
1作目、2作目からの曲に、当時未発表だった「America」(ここのバージョンはSingle Editではないので貴重)、「Dear Father」を加えた奇妙な編集盤。
スティーヴ・ハウの息子THE VERGEよる公式リミックス・アルバム。エレクトリック・ビートに生まれかわったイエスの名曲達。この電脳世界に入り込めるか?!
イエス関連アルバム
Tomorrow 『Tomorrow』
1968 Release
The Strawbs 『From The Witchwood』
1971 Release
Rick Wakeman 『The Six Wives of Henry [』
1973 Release
60年代UKサイケを代表するトゥモロウの唯一のアルバム。キース・ウェストのボーカル、後にイエスに参加するスティーヴ・ハウのギター、鬼才トゥインクのドラムスという面子で、ビートルズの「リボルバー」にも匹敵する名作を残す。「Strawberry Fields〜」のカバーは必聴!
デビュー当時はサンディ・デニーも在籍した、英フォーク・ロック/プログレの名門バンド、ストローブス。デイヴ・カズンズのフォーキーな個性に、このアルバムから参加したリック・ウェイクマンのキーボード(特にハープシコード)が神秘的な雰囲気を加えている。
イエス在籍時、『こわれもの』『危機』の名作を残した時期に発表されたウェイクマンのソロ1作目。アーサー王伝説を題材に6つのパートからなるトータル・アルバムであり、イエスのメンバーも数曲に参加。メロトロン、ピアノ、ミニ・ムーグなど多彩なキーボードが織り成す荘厳な美は絶品。
U.K. 『U.K.』
1978 Release
Asia 『Asia』
1982 Release
Bill Bruford 『Master Strokes 1978-85』
1986 Release
キング・クリムゾンのジョン・ウェットンとイエスのビル・ブラッフォード、ソフト・マシーンのアラン・ホールズワース等による“憂国の四士”。プログレ全盛期を過ぎ、エイジアへの架け橋的イメージもあるが、難解で変態的プレイはその比ではない。ジャパン・ライブでの「君たちサイコーだよ」は有名。
イエスのスティーヴ・ハウ、ジェフリー・ダウンズに、EL&Pのカール・パーマー、そしてジョン・ウェットンからなる、アメリカで大成功を収めたプログレ・バンド。産業ロックすれすれのポップさが日本でも多くのリスナーの耳を捕えた。売れ線狙いという批判もあるが、最初の2枚は間違いなく傑作だ。
イエス〜キング・クリムゾンでの活躍で、プログレ界のドラマーとして実力・人気ともにトップに君臨してきたビル・ブラッフォード。ソロ転向後も『Feels Good to Me』や『One of a Kind』といった名作を残し、ブリティッシュ・ジャズ/プログレッヴ・ロックの極限に到達した。その軌跡がここに!
プログレッシヴ・ロックおすすめ
エマーソン、レイク&パーマー 『展覧会の絵』
1971 Release
ピンク・フロイド 『原子心母』
1970 Release
ジェネシス 『Foxtrot』
1972 Release
2作目『タルカス』で驚異的な成長を見せた彼らが、その人気を決定付けたライブ・アルバム。ムソルグスキーのクラシック作品を題材としたもので、幅広い層にロックの可能性を示した。オリジナル曲を間に挟んだロック組曲的な構成も見事で、「キエフの大門」の盛り上がりは凄い。
『モア』や『雲の影』などのサントラ盤で聴けるスケッチ風な小品も捨てがたい魅力があるが、ピンク・フロイドといったらやはり大作を聴かずしては語れない。『狂気』という歴史的傑作の前に、シンフォニック・ロックの先駆的作品となったのが本作で、オーケストラを使ったアレンジが何とも壮大。
メンバーチェンジでフィル・コリンズ、スティーブ・ハケットが参加した『怪奇骨董音楽箱』に継ぐ、カリスマ移籍後の3作目。幻想的かつオカルティックな要素は残しつつ、さらに複雑なサウンドを展開する。23分を越す大作「サパーズ・レディ」を含む、初期の最高傑作。
キャラヴァン 『In The Land Of Grey And Pink』
1971 Release
ハットフィ−ルド&ザ・ノース 『HATFIELD AND THE NORTH』
1974 Release
キャメル 『The Snow Goose』
1975 Release
カンタベリー派と呼ばれる英国プログレッシヴ・ロックの一大潮流。その原点であるワイルド・フラワーズから派生したのがソフト・マシーンとキャラヴァンだ。ジャケットの世界そのままに白日夢のような淡い質感が特徴の『グレイとピンクの地』は、代表曲「9 Feet Underground」収録。
カンタベリーが生んだスーパー・グループ。キャラヴァンのリチャード・シンクレアとマッチング・モウルのフィル・ミラーを中心に、ジャズ・ロックをベースにしたしなやかな演奏が螺旋状に組み合わさり、複雑だけど聴きやすい不思議な世界。「Calyx」にはロバート・ワイアットが参加!
ファンタジックで叙情的なキャメル・サウンドは、アンディ・ラティマーの憂いを帯びたギターの音と共に、日本でもかなりの人気があった。ポール・ギャリコの小説を題材にした『スノーグース(白雁)』の美しい世界は、キャメルの頂点といえるもの。『ブレスレス』に収録の「エコーズ」も必聴である。
ゴング 『YOU』
1974 Release
ジェントル・ジャイアント 『Octopus』
1973 Release
マイク・オールドフィールド 『Tubular Bells』
1973 Release
フランスのプログレッシヴ・シーンをマグマと共に代表するのがゴング。ソフト・マシーンの創設メンバーであったデヴィド・アレンが作り上げたヒッピー/ユートピア思想を具現化したのがゴングの世界ともいえる。壮大な3部作の3作目にあたる『YOU』は、高度なテクと思想が一体化したスペイシーな傑作。
高度な演奏技術と変拍子ビシバシの曲構成。おまけにメンバーがマルチプレイヤーで楽器をコロコロ変えたりと、変幻自在なパフォーマンスも評判だったジェントル・ジャイアント。本作は4作目となる初期の集大成的な傑作。驚異的なテクで押しまくる「The Boys In The Band」は必聴!
オカルト映画『エクソシト』のテーマ曲としてあまりに有名な「チューブラー・ベルズ」。楽器をひとつひとつ2000回以上オーバーダビングさせて完成させたという画期的なアルバムである。オールドフィールドのもっと牧歌的な個性が出た『オマドーン』や『呪文』なども是非聴いて欲しい名作。




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