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2006/08/09 Release ダウンロード価格 トラック \150(税込)
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2006/08/09 Release ダウンロード価格 アルバム \1,500(税込) トラック 各\150(税込)
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セクシー、あなたにメロメロなの
その熱いダンスで感じさせてちょうだい
どうして、どうして、もう我慢できないわ
だって私、超ハイで、ハイで、あぁ息苦しいくらいなの!
〜「ハイパーヴェンティレイティング〜恋はハイ↑ハイ↑ハイ↑」より
リアーナの大人気に続き、ジャマイカから“レゲエ・ポップ・クイーン”として登場したのが、タミー・チン。ショーン・ポールの「オール・オン・ミー」(2005年の『ザ・トリニティー』収録)にフィーチャリングされていたので、覚えているかたも多いと思う。ショーン・ポールの大ヒット曲「ウィー・ビー・バーニン」で用いられたリディム“ステップス”を使った、タミーのデビュー曲「ハイパーヴェンティレイティング〜恋はハイ↑ハイ↑ハイ↑」が、今、クラブ・シーンで話題沸騰、ヘビー・ローテーション中なのである。
ディワリ、クーリー・ダンスやレゲトンなど、ヒット・リディムは次から次へと登場してきたが、この夏は何といっても“ステップス”。ショーン・ポールが太鼓判を押すタミー・チンの登場で、新たなる“ダンスホール・センセーション”の波が日本にも押し寄せてくることは間違いない。
タミー・チンは1983年、ジャマイカのキングストン生まれ。コーカサス(白人種)、チャイニーズ、チェロキー(北米インディアン)、アフロ・アフリカンの血がミクスチャーされた23歳の美人レゲエ・シンガー。イギリス留学からジャマイカに戻ってきた17歳の時に、ミュージシャンになるべく本格的に活動を開始した。シャギーの“ホット・ショット・ツアー”にダンサーとして参加、ビーニー・マンやレディ・ソウ、アサシン、ウエイン・マーシャルなどとのコラボレーションで注目を集め、ショーン・ポールの「オール・オン・ミー」でのフィーチャリングで、ソロ・デビューへの期待が高まる。
このデビュー作は、ジャマイカ出身(一人はアメリカ人)の3人組、サウス・ポールがプロデュースを手掛けた。ダンスホールを基本にしながら、R&B、ポップ、ジャジーなテイストも巧みに取り入れた多彩なサウンドに乗って、タミーの透明感のあるボーカルが気持ちよく迫ってくる。他のレゲエ・アーティストにはない、この透明感(アゲアゲというより、もっと音楽的なクオリティの高さを感じる)がタミー独自の個性として輝いていると思う。
エロカワ系のアゲアゲ・チューン「ハイパーヴェンティレイティング〜恋はハイ↑ハイ↑ハイ↑」は、日本でも大ヒット間違いなしだろうが、「ルーキー・ルーキー」や「ホット」も超キャッチーなナンバーで、アルバムから続々ヒットが生まれそうな予感が。ノリノリのダンス・ナンバーだけでなく、マライア・キャリーにも負けていない、R&B系スローの「スティル・アフレイド」や「ブリス」といった曲もタミーの素晴らしい才能が表れている。どこか、ジャマイカ版のコリ−ヌ・ベイリー・レイといった雰囲気も醸しだす。「ドント・テル・ダディ」や「キャント・ユー・フィール・ミー」はジャジーなヒップホップ/R&Bといった感じで、ダンスホールとは別の地平で要チェックの曲だ。つい、シャーデーを思い出してしまった。このアルバム、かなりヤバイ! レゲエ/ダンスホールのひと夏のヒットに終わらない、大きな可能性を秘めたシンガー、それがタミー・チンである。
(Text/遠藤哲夫)