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洋楽TOP > アーティストインデックス > アーティスト特集 > ソウライヴ
“新生ブルーノート20周年記念公開録音シリーズ第3弾”ソウライヴの「It's Your Thing」!
「It's Your Thing」 2005/08/24 Rlease(配信限定) ダウンロード価格 \150(税込)
『Steady Groovin'(ソウライヴ・ベスト)』 2005/07/06 Release ダウンロード価格 アルバム ¥1,500(税込) トラック 各¥150(税込)
『Steady Groovin'(ソウライヴ・ベスト)』
01.One In Seven  >>試聴
02.Flurries  >>試聴
03.El Ron  >>試聴
04.Solid  >>試聴
05.Clap!  >>試聴
06.Dig It  >>試聴
07.Doin' Something  >>試聴
08.Alkime  >>試聴
09.First Street  >>試聴
10.All Up In It  >>試聴
11.Golden Lady  >>試聴
Links
ソウライヴ・オフィシャルサイト(レーベル)
アーティスト詳細ページ
「クール・ストラッティン」 公開録音
「ラウンド・ミッドナイト」公開録音
「新生ブルーノート20周年記念公開録音シリーズ」として、第1弾の寺井尚子松永貴志グループ「クール・ストラッティン」、第2弾の小林桂&松永貴志「ラウンド・ミッドナイト」に続く第3弾が、現代ジャズ/ジャム・バンド・シーンの奇才、ソウライヴによるレコーディングだ。
今回レコーディングされたのは、ソウル/ファンク・グループの大物、アイズレー・ブラザーズが69年に放ったゴスペル・ファンク・ナンバー「イッツ・ユア・シング」(全米2位を記録)。モータウンからT-Neckに移籍し、後のファンク・スタイルの土台となった記念すべきナンバーだ。
ソウライヴはこの曲を、ドラマーのアラン・エヴァンス自らがボーカルを取り熱唱。ステディに弾むドラムとベース(オルガンで出している)のリズムに、JB's風ホーン・セクションが絡み、‘It's Your Thing〜’とアランが歌い出すと、観客がウォーッと沸く。黒い!大蛇がうねり回るような強靭なこのグルーヴ感、間奏のサックス・ソロもギター・カッティングも粘っこくて泥臭い。最高のソウル・ジャズだ!

R&Bやヒップ・ホップも好んで聴く新世代の感性で、60年代に大衆受けしたオルガン・ジャズ/ソウル・ジャズを演奏するのがソウライヴ。
ニューヨーク生まれのニール・エヴァンス(オルガン)、アラン・エヴァンス(ドラム)の兄弟が、マイアミ出身でボストンでレタスというバンドを組んでいたエリック・クラズノー(ギター)とライブ・ハウスで対バンになたことをきっかけに、一緒に活動を始めるのが99年の3月。オルガン、ギター、ドラムという、オルガン・ジャズの先駆者ジミー・スミス(1928年〜2005年)以降の定番オルガン・トリオの編成で、ミニ・アルバム『ゲット・ダウン!』を制作。ソウライヴという名前(ソウルとライヴの合成語)の通り、ライブに力を入れてに力を入れて知名度を上げると共に、『ターン・イット・アウト』(2000年)がインディ・ジャズ・アルバムとして異例の売り上げを見せた。

グルーヴィーなインストを中心に即興演奏するジャム・バンド・シーンの盛り上がりと重なり、彼等はジャム・バンドとしても熱狂的な支持を受ける。そして、遂にメジャー・レーベルと契約したのがブルーノートだった。彼等はブルーノートから、01年にメジャー・デビューとなる『ドゥーイン・サムシング』、アルト・サックス奏者を正式メンバーとした『ネクスト』(02年)を発表。再び、原点である3人組に戻ってライブ盤『ソウライヴ』(03年)をリリースし、新生ブルーノートが、メデスキ、マーチン&ウッドやノラ・ジョーンズなど時代を象徴するアーティストを送り出すのに合わせ、ソウライヴ自身も大きな注目を集めていくのである。

今年4月には、新作『ブレイク・アウト』、5月にはベスト盤の『ソウライヴ・ベスト〜ステディ・グルーヴィン』が立て続けにリリースされた。ベスト盤に収録された曲では、1作目からの、タイトなリズムで切れ味鋭い「Solid」、ジェイムス・ブラウン風ファンク・インスト(フレッド・ウェズリー参加)の「Doin' Something」。2作目からの、壮大なイメージが膨らむゆったりめの「Alkime」をはじめ、ライブ盤からの、ジミ・ヘンドリックス+ジェフ・ベック風なインプロヴィゼーションの嵐の「El Ron」、オーソドックスなファンク・ジャズ「Dig it」など、素晴らしいテイクが並ぶ。スティーヴィー・ワンダーのカヴァー「Golden Lady」も嬉しい1曲だ。

最後に、今回配信のみで販売される「It's Your Thing」であるが、同じブルーノートから、グルーヴィーなジャズ・ギターを弾かせたらこの人の右に出るプレイヤーはいない、グラント・グリーンが70年録音の『Alive !』でカヴァーしているので、是非聴き比べを。
(Text/遠藤哲夫)
関連アルバム
Soulive 『Doin’ Something』 2001 ダウンロード価格 アルバム \1,500(税込)
Soulive 『Next』2002 ダウンロード価格 アルバム \1,500(税込)
Grant Green 『Alive !』1970 ダウンロード価格 アルバム \900(税込)
惜しくも今年の2月にこの世を去ってしまったジャズ・オルガンの神様、ジミー・スミス。ヴァーヴからの『ザ・キャット』も名盤であるが、やはりブルーノート時代を聴かないと。何をおいても「The Champ」は入門編として必須。名盤『クレイジー・ベイビー』収録の「When Johnny〜」や、サックスにスタンレー・タレンタインが加わった「The Jumpin' Blues」あたりをまず。
プレスティッジからかなりのアルバムを出しているブラザー・ジャック・マクダフのブルーノート移籍後の第2作目。アメリカ南部のスタックス・サウンドを下敷きにしたような泥臭いソウル・ジャズ。「The Vibrator」「Butter〜」のアップ・ナンバーをはじめ、全体的に聴きやすい曲が多い。「Groovin'」はヤング・ラスカルズのカヴァー。前作の『Moon Rappin'』も必聴(アルバム買いのみで700円!)。
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灼熱のブルース・オルガンで、エロチックなジャケットが多いのがこのジミー・マクグリフの特徴でもあるが、本作はかなりキャッチーでグルーヴィーなソウル・ジャズが楽しめる1枚。バーナード・パーディーのドラムスがリズムを引き締め、タイトルどおりのファンク・サウンド。1曲目の「Back On The Track」のメロウな感じも印象に残る。もう1枚『The Worm』も名盤。
ジャケットのセンスと共に、ビッグ・ジョン・パットンのアルバムの中では比較的洗練された内容で人気の高い1枚。66年の『Got A Good Thing Goin'』同様、ギターのグラント・グリーンが参加していることも人気のひとつ。「The Shadow Of Your Smile(いそしぎ)」や、「Latona」でのヴィブラフォン(ボビー・ハッチャーソン)とギター、オルガンのコンビネーションは限りなく美しくグルーヴィー。
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プレスティッジからの『Misty』(65年)が人気盤のリチャード・グルーヴ・ホルムズであるが、女性をジャケットにあしらった『Misty』よりも、ソウル・ジャズ・ファンは断然こっちでしょう!このイカツい写真!「Groovin' For Mr.G」の跳ね回るようなファンキーさと、アントニオ・カルロス・ジョビン作の「Wave」の爽やかさが不思議と一体化する。エレピが入っているのも好印象。
ブル−ノ−ト第4弾となるメデスキ、マーチン&ウッドの今のところ最新作。ジャム・バンド・シ−ンを先導してきた彼らの独創性が冴え渡る、エレクトロニカやヒップ・ホップまでを呑み込んだ意欲作。「Pappy Check」「Smoke」などはハモンドが響きわたるグルーヴィーなファンク・チューンだが、「Off The Table」などはかなりサイケ色が濃くなってくる。入門用としては『Combustication』がおすすめか?
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