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洋楽TOP > アーティストインデックス > アーティスト特集 > シャリッサ
大:ディープで官能的なそのボイス!偽りのないストリート・ソウル、シャリッサ!!
シャリッサ

NYはブロンクス出身ながら、そのディープな歌い方で、南部出身か?と勘違いされる彼女。 その懐の深いヴォーカルにはベテランの風格すら漂うが、それもそのはず自身名義のアルバムこそ2枚目ながら、シンガーとしてのキャリアは、10年を越えているのである。 母親が好きだった、ステファニー・ミルズやデニース・ウィリアムズの曲を聴いて育った彼女は、教会の聖歌隊で声を磨いた後、95年に4人組のガール・グループ、4キャストを結成して98年に『Any Weather』でデビューする。しかし、アン・ヴォーギッシュ(アン・ヴォーグのような)なる言葉も生まれる程大手のレーベルが競ってヴォーカル・グループをデビューさせたこの時代に、生き残るのは至難の業で、4キャストもデビューからまもなくして消滅し、彼女はソロ転向をよぎなくされる。
後見人のジミー・ヘンチマンの尽力でモータウンと契約し、シングル「No Half Steppin'」でソロ・デビューを果たしたのが2001年。続くシングル「Any Other Night」もヒットし、遂に、翌2002年にファースト・アルバム『No Half Steppin'』をリリースする。4キャスト結成から7年を経て、成功を手にした彼女は、その後ヴァージンに移籍して、このセカンド・アルバム『Every Beat Of My Heart』のリリースに漕ぎ着けた訳だが、業界でのキャリアの長さが伺える渋いゲスト陣との共演が、このアルバムの特徴だろう。中でも、ベテラン、ミリー・ジャクソンとのデュエット曲「I'm Through」は、トラック自体もミリー流儀のサザン・ソウル風で、互いの歌唱力を存分に発揮した1曲となっている。そして彼女自身も驚いたという、売れっ子R.ケリー
New Album『Every Beat Of My Heart』
01.Intro  >>試聴
02.I Got Love  >>試聴
03.I'm Heat  >>試聴
04.In Love Wit A Thug  >>試聴
05.Sumthin'  >>試聴
06.U'll Never Find  >>試聴
07.Take Me As I Am  >>試聴
08.Every Beat Of My Heart  >>試聴
09.I'm Through  >>試聴
10.You Can Do Better  >>試聴
11.That's Enough  >>試聴
12.Come Around My Way  >>試聴


Links

EMIミュージック・ジャパン

Sharissa Official Site


との共演作「In Love With A Thug」も面白い。これも、いかにもR.ケリー風味のミドルで、ケリーの歌い出しが「Half On Baby」と同じという、ファンを喜ばせる仕掛けもあるが、後半のアドリブの掛け合いこそが聴き所だろう。
そして、もう1人の大物、ワイクリフ・ジョンとの共演「Take Me As I Am」は、これまた、いかにもワイクリフ的なテイストの1曲。この曲は二人でほとんど即興で作ったらしいが、そんな現場のライヴ感の伝わる出来で、ほのぼのとした楽しい雰囲気に仕上がった。
前作で好評だったHip Hopテイストの楽曲が聴きたいという方には、Gameとの共演作「I'm Heat」や、メアリー・J.ブライジを思わせるHip Hopソウル「Every Beat Of My Heart」をオススメする。他に、Tankとのミドル・バラッド「You Can Do Better」なども是非押えておきたい曲だが、個人的には「Sumthin'」が、彼女らしくて、好きだ。
前作のアルバムのテイストに近いという意味では、上記の「I'm Heat」以上にこの曲のほうがピッタリくるように思う。こういうメロウなミドルこそ彼女のヴォーカルが映えると思うのは、私だけだろうか?
それはともかく、多彩な共演者と共に、自身の懐の深さを見せつけた傑作を手にした彼女には今後、順風満帆なキャリアを過ごしてもらいたいと切に願う。
−次のアルバムは、もう少し早めのスパンでリリースして下さい。−(Text/鈴木栄治)

こんなのもおすすめ〜秋のR&B

Dwele『Subject』
デトロイト出身の彼が注目されるようになったのは、2000年にリリースされたバハマディアのアルバムで、数曲を手掛けた頃からだろう。
その後も地元デトロイト出身のアーティストを助ける傍らソロとしての活動も地道に続け、遂にリリースしたのが、このアルバム。70年代のニュー・ソウルやジャズを好み、ローズ・ピアノを愛用する彼は、鷺巣詩郎も絶賛する程、地元だけでなく、各国のミュージシャンから賞賛されている本格派だ。
Find A Waw  >>試聴
Money Don't Mean A Thing  >>試聴
Lady At Mahogany  >>試聴
I Think I Love U  >>試聴


アーティスト詳細はこちら
Simon Webb「Lay Your Hands」
UKの人気グループBlueのメンバー、サイモン・ウェッブのソロ・アルバム『Sanctuary』からのリード・シングルがこの曲。グループ本体でもソングライトを担当する彼だけに、曲の完成度はかなりのもの。彼自身が、アーバン・フォークと呼ぶ独自の路線は、USのR&B勢とは、また違ったアプローチを見せてくれている。

サイモン・ウェッブ・スペシャル・サイト(東芝EMI)
オープン!
Lay Your Hands  >>試聴
Lay Your Hands (Feat Savana Blacksmith Rub)
>>試聴


アーティスト詳細はこちら
Carl Thomas『Lets Talk About It』
昨年リリースされた、彼の2ndアルバム。いかにもバッド・ボーイ・レーベル的な、サーフィスの「Happy」使いの「She Is」では、L.L.クール・J.をフィーチャーしているが、他は、ゲストを招かず自身の歌をじっくりと聴かせる構成となっている。フィーチャリングが当たり前の昨今、中々見上げた心意気を感じさせる1枚だ。今回は、今の季節のBGMに相応しい、メロウでセンシティヴな曲をオススメに選んだ。
My First Love  >>試聴
Make It Alright  >>試聴
Let Me Know  >>試聴
Work It Out  >>試聴


アーティスト詳細はこちら
Mario Winans『Hurt No More』
元々は、プロデューサーとしてP.ディディの片腕的存在だった彼の最新作。コンテンポラリー・ゴスペル界の一大勢力、ワイナンズ・ファミリーの中では異端児と言われるが、その歌唱力には目を見張るべきものがある。その彼を一躍有名にしたのが、本作の「I Don't Wanna Know」だろう。エンヤをサンプリングする発想は、昔のヒット曲をうまく扱うバッド・ボーイ・レーベルの中でも異色だが、曲の完成度の高さに誰もが納得。
I Don't Wanna Know  >>試聴
You Knew  >>試聴
I Got You Babe  >>試聴
Turn Around  >>試聴


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