|
 |
 |
   |
 |
 |
大人気のミュージカルである『キャッツ』や『オペラ座の怪人』、クラシカル・クロスオーバーの分野で全世界で1500万枚以上のベストセラーとなった「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」、日本ではサッカー中継(テレビ朝日系)のテーマ曲としてお馴染みの「クエスチョン・オブ・オナー」など、どこかで必ず耳にしているはずのサラ・ブライトマンのソプラノ・ヴォイス。
最近では、TV番組『オーラの泉』のBGMにも結構使われていたりするように、どこかスピリチュアルで癒される透明感のある歌声は、ミュージカルやオペラでの輝かしいキャリア以上に、もっと身近に、心に響いてくるものを持っている。

“世界で一番美しい歌声”といわれ、クラシックからポップス・ファンまでを魅了する無垢なる天使のようなソプラノ・ヴォイスがサラの特徴であるが、ここ10年くらいは、エニグマの中心メンバーだったフランク・ピーターソンと一緒に仕事をするようになり、ワールド・ミュージックやクラブ音楽の要素も加えて、妖艶で、荘厳な神秘性も体現するようになった。

サラ・ブライトマンは1960年8月14日、イギリスのバークハムステッド生まれ。3歳からバレエを始め、13歳の時にロンドン・ピカデリー・シアターの『I and Albert』で劇場デビューを飾る。18歳の時に、サラ・ブライトマン&ザ・ホット・ゴシップ(後にザ・スターシップ・トゥルーパーズに改名)で、「I Lost My Heart to Starship Trooper」の全英6位となるヒット曲を放ち注目を集める。81年に、アンドリュー・ロイド・ウェバーの『キャッツ』のオーディションを受け、“ジェミマー”役として出演。ロイド・ウェバーとは1984年に結婚し、『レクイエム』や『オペラ座の怪人』といったヒット・ミュージカルで主役を務め、一躍トップ・スターとなる。『レクイエム』の劇中歌である「ピエ・イエス」がシングル・ヒットし、グラミ−賞の最優秀クラシカル新人賞にノミネートされるなど、クラシック歌手としても認められた。

90年には、サラとロイド・ウェバーは離婚。新たに音楽のパートナーとなったフランク・ピーターソンの元で、サラは新たな音楽の可能性を広げていく。93年の『DIVE』から始まり、95年の『FLY』、99年の『EDEN』、2000年の『LA LUNA』、03年の『HAREM』と続くクラシカル・クロスオーバーの世界は、ミュージカルの分野だけではない幅広いファンを獲得するに至る。96年のアンドレア・ボチェッリとの共演による「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」の世界的なヒットで、日本でも大ブレイクを果たした。

今回リリースとなる『輝けるディーヴァ〜ベスト・オブ・サラ・ブライトマン〜』は、レーベルの壁を越えてサラのシングル・ヒットを集めた究極のベスト盤である。2002年にベストセラーとなった『クラシックス』よりも幅広く、ポップスやミュージカルの楽曲も収録している。クラシカルな味付けで歌われる、プロコル・ハルムの |
|
|
|
|
「青い影」、クイーンの「リヴ・フォーエヴァー」、サイモン&ガーファンクルの「スカボロー・フェア」といったカバー曲も楽しみのひとつ。エンヤなどの癒し系とはまた違った、生身の歌声の凄さ。サラが与えてくれる感動は、大きな輪となって人の心をつないでいく。
(Text/遠藤哲夫) |
 |
 |

 |


 |
 |


ア・クエスチョン・オブ・オナー >>試聴
ハウ・キャン・ヘヴン・ラヴ・ミー >>試聴
ユー・テイク・マイ... >>試聴 |
ドイツ・ワールドカップに合わせたのか、「ア・クエスチョン・オブ・オナー」収録の『FLY』(95年)を元に、日本だけのボーナス・トラックを加えてスペシャル・リリースしたもの。入手困難な曲がここで聴けるのは嬉しい限りであるが、オリジナルのアルバムはロック色が強い、割とビートの効いた曲が並ぶ。
スティーナ・ノルデンスタムのカバー「マーダー・イン〜」は、ケイト・ブッシュを彷彿させる。
 |
|
|
|

 |
 |


What A Wonderful World
>>試聴
Arabian Nights >>試聴
The War Is Over >>試聴
|
アラビア/中近東ムード溢れる野心作であり、フランク・ピーターソン(エニグマ)と組んでからはワ−ルド・ビートも強調され、ポップスとして非常に完成度の高い作品。“蝶々夫人”の1節を取り入れた「It's A Beautiful Day」や、インドっぽい「The Journey Is Home」「Mysterious Days」などのエキゾチックなナンバーが、ゴージャスに繰り広げられる。ルイ・アームストロングの「What A Wonderful World」も名唱。
 |
|
|
|
|


 |
 |


Memory >>試聴
The Phantom Of The Opera >>試聴
Don't Cry For Me Argentina >>試聴 |
『Surrender (The Unexpected Songs) 』とかなり曲がだぶるが、ロイド・ウェバーの曲集としてはまとまりがいい。『オペラ座の怪人』の第一幕からの「The Phantom Of The Opera」はマイケル・クロフォードとのデュエット。
『キャッツ』からは、娼婦猫グリザベラが歌うクライマックスの名曲「Memory」。『エビータ』からの「Don't Cry For Me Argentina」 など古典的名作が並ぶ。後の2曲は英語バージョンである。
 |
|
|
|

 |
 |


Unexpected Song >>試聴
Pie Jesu >>試聴
Amigos Para Siempre >>試聴
|
『Sings The Music Of Andrew Lloyd Webber』の続編のような形でリリースされたものだが、これも結構、曲は重なっている。「Memory」はイタリア語、「Don't Cry For Me Argentina」はスペイン語で収録されている。
『レクイエム』からの「Pie Jesu」はボーイ・ソプラノとのデュエット、「Amigos Para Siempre」はバルセロナ・オリンピックの公式テーマ曲でもあり、ホセ・カレーラスとのデュエットである。
 |
|
|
|
|


 |
 |


Take My Life >>試聴
Love Changes Everything
>>試聴
Yesterday >>試聴
|
クラシカル・クロスオーバーではない、全くのポップス・アルバム。アバやオリビア・ニュートン・ジョンのファンにも受け入れられそう。
ロイド・ウェバーのミュージカル『アスペクツ・オブ・ラブ』からの「Love Changes Everything」もちゃっかり収録しているが、ロック・オペラ『ヘアー』でお馴染みの「Good Morning Starshine」や、エイミー・マンのカバーである「Yesterday」は面白いレパートリー。
 |
|
|
|
|
|
|
 |

 |
 |

 |
  |

|

| “世界でひとつのピュア・ヴォイス”、ヘイリーのベスト盤。日本ではTVドラマ『白い巨塔』の主題歌となった「Amazing Grace」が根強い人気を誇る。エンヤが映画『ロード・オブ・ザ・リング』のために書き下ろした「メイ・イット・ビー」や、「Never Say Goodbye」のポップな曲も美しすぎる。 |
|

|
 |
|
 |

 |
  |

|

| “北欧のクリスタル・ヴォイス”、シセルの新作『楽園にて』の前のアルバムにあたる。今やケルティック・ウーマンで日本中に浸透した「You Raise Me Up」は、シセルのバージョンの方が先に注目されている。サラ・ブライトマンも歌っている「Pie Jesu」や「Lascia Ch'io Pianga」は是非聞き比べを。 |
|

|
 |
|
 |

 |
  |

|

| 99年のデビュー作『リベラ・メ』が英クラシカル・チャートの1位となり、クラシカル・クロスオーバー/ヒーリングの分野で注目されたイジー。トラディショナルな楽曲でのナチュラルな佇まいは郷愁をそそる。サラ・ブライトマンも取り上げた「The Last Rose Of Summer」は断然、イジーの方が心に沁みる。 |
|

|
 |
|
|
|
 |

 |
  |

|

| 英ミュージカル界の期待の星として、『メリー・ポピンズ』や『マイ・フェア・レディー』で主役を演じ注目を浴びた、ローラ・ミッシェル・ケリー。このデビュー作は、サラ・ブライトマンを更にオーガニックにしたような味わいがある。キーンの「Somewhere Only We Know」を取り上げるセンスもさすが。 |
|

|
 |
|
 |

 |
  |

|

一時は結婚式ソングとして定番だった、母性本能に優しく包まれるような超名曲「All I Have」を含む、ベス・ニールセン・チャップマンのデビュー作。この切々とした歌声、メロディに、感情を揺さぶられない人はいないであろう。
ロウソクの明かりのもとで聴きたい音楽ですが、前向きです。 |
|

|
 |
|
 |

 |
  |

|

| イギリスの国民的エンターテイナーで、トム・ジョーンズが男性代表とすれば、女性代表は間違いなくシャーリー・バッシー。もうかなりのお年になるが、映画『007シリーズ』から「ダイヤモンドは永遠に」がカニエ・ウェストにカバーされるなど、現在も熱いリスペクトを浴びる。このウェバー・カバー集も必聴。 |
|

|
 |
|
|
|
 |

 |
  |

|

| ノルウェー出身のラルフ・ラヴランドとアイルランド出身のフィンヌーラ・シェリーによる、元祖癒し系といえる人気ユニット。本作は4作目にあたり、名曲「You Raise Me Up」のオリジナルを収録。ボーカルを取るのはブライアン・ケネディ。「Greenwaves」ではカパーケリーのカレン・マシスンが参加。 |
|

|
 |
|
 |

 |
  |

|

| 2000年頃のホンダ「アコードワゴン」のCM曲で流れていた、プッチーニの「私のお父さん(O Mio Babbino Caro)」を歌っていたのが、ニュージーランド出身のオペラの女王、キリ・テ・カナワである。本作は『ウェスト・サイド物語』の「Tonight」など、スタンダード・ナンバーも多く取り上げたベスト盤。 |
|

|
 |
|
 |

 |
  |

|

クラシカル・ヒーリング・シーンの先駆者、スラヴァ。旧ソ連のベラルーシ生まれで、妖しいまでのカウンターテナーが魅力。
現在、シャープの“アクオス”CMで「G線上のアリア」が流れているが、このスラヴァのバージョンこそ聴いてほしい。カッチーニの「アヴェ・マリア」も素晴らしい。 |
|

|
 |
|
|
|
 |

 |
  |

|

| イタリア、トスカーナ地方生まれの盲目のテノール歌手。サラ・ブライトマンとのデュエット「Time To Say Goodbye」を含む本作は、世界で2000万枚のセールスをあげる大ヒットとなった。その曲のソロ・バージョン「Con Te Partiro」も収録。「Vivere」「Caruso」なども是非聴いておきたい名曲だ。 |
|

|
 |
|
 |

 |
  |

|

| “英国が生んだ黄金の歌声”、ラッセル・ワトソンのベスト盤。オペラ・アリアの名曲からカンツォーネ、ポップ・ナンバーまで、多彩な選曲が魅力。フレディー・マーキュリーの「バルセロナ」、プレスリーの「好きにならずにいられない」などの親しみ易さに加え、「You Raise Me Up」の熱唱も聴きもの。 |
|

|
 |
|
 |

 |
  |

|

『アリーmyラブ』に出演して歌っていたジョッシュ・グローバンを覚えているだろうか?17歳でデヴィッド・フォスターに見出されてデビュー。この2作目には、最高の「You Raise Me Up」を収録。
サラの『ラ・ルーナ・ライヴ・イン・コンサート』では、「ゼア・フォー・ミー」をデュエットしている。 |
|

|
 |
|
|
|
|
 |

 |
 |
 |
 |
 |
 |
| 81年のオリジナル・ロンドン・キャスト版。主役のグリザベラを演じるのは、エレイン・ペイジ。サラは「Memory」を歌っている。ソロ・アルバムにも何度か収録している。 |
|
 |
 |
|
 |
 |
 |
| 87年のオリジナル・ロンドン・キャスト版。主役のクリスティーヌ役は、やはりサラに勝る者はいない。「ミュージック・オブ・ザ・ナイト」は、91年の紅白歌合戦でも披露。 |
|
 |
 |
|
 |
 |
 |
| 71年初演のロック・ミュージカルの金字塔。ノーマン・ジュイスン監督で映画化もされた。「私はイエスが分らない」はヘレン・レディやイヴォンヌ・エリマンでヒットした。 |
|
 |
 |
|
 |
 |
 |
| アルゼンチン大統領夫人、エヴァ・ペロンの生涯を綴った傑作ミュージカルであり、マドンナ主演で映画化もされた。「アルゼンチンよ泣かないで」には数多くのカバーがある。 |
|
 |
 |
|
|
 |
 |
 |
 |
 |
| 脚本家ティム・ライスとの初のコラボレーションとして65年に書かれたものらしいが、2005年に初演(?)。本作は、そのオリジナル・ロンドン・キャスト版でCD2枚組み。 |
|
 |
 |
|
 |
 |
 |
デビッド・ガーネットの小説をもとに、89年にミュージカル化したもの。
劇団四季でもお馴染みのラブ・ストーリーで、曲では「Love Changes Everything」が有名。 |
|
 |
 |
|
 |
 |
 |
| ビリー・ワイルダーの映画で有名な『サンセット大通り』。本作は93年のオリジナル・ロンドン・キャスト版でパティ・ルポンが主演(ブロードウェイ版はグレン・クロース)。 |
|
 |
 |
|
 |
 |
 |
| 68年のティム・ライスとの第2作目。旧約聖書の創世記を題材にしたもので、本作は1991年のロンドン・リバイバル・キャスト版。ジェイソン・ドノヴァンも出演している。 |
|
 |
 |
|
|
|
|
 |
 |
 |
 |