今回紹介するのは、ロッドの初期の音源を集めたマーキュリー時代のベスト盤『Reason To Believe: The Complete Mercury Recordings』と、活動の場をイギリスからアメリカに移した75年から90年代にかけてのワーナー時代のベスト盤『The Story So Far』である。マーキュリー時代にも「マギー・メイ」という、いかにも英国の哀愁が漂ってくるような名曲を英米で1位にしているが、一般的に人気が出るのは、「アイム・セクシー」の爆発的ヒットからだろう。日本でも79年、81年、84年と人気絶頂の時に来日公演を行っている。意外と、あなたのお母さんもコンサートに行っているかも・・・、というくらい人気が高かった。しかし、それと反比例するかのように、良心的ロック・ファン(?)はロッドから離れていくのである。