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2007 Release ダウンロード価格 アルバム \2,400(税込) トラック 各\150(税込)
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レゲエのビート感を巧みに取り入れたシングル「Roxanne」を掲げて登場したときから、ザ・ポリスはすでに“選ばれた”バンドだった。
彼らがデビューした1978年といえば、ロンドンにパンク・ムーヴメントが吹き荒れていた時代だ。あのころは刺激的なバンドが次々と姿を現したが、それでもポリスの説得力は別ものだった。
なぜなら、そこには圧倒的なオリジナリティが備わっていたから。
スチュワート・コープランドが叩き出すタイトなリズム、アンディ・サマーズのシャープなギター・カッティング、そしてスティングの弾けるベースとヴォーカルが絡みあったとき、パンクの枠に収まりきらない唯一無二の個性が生み出されたのである。
「Message In A Bottle」「Walking On The Moon」等のクラシックスを生んだ『白いレガッタ』には、痛快なまでの初期衝動が貫かれていた。
日本語ヴァージョンまで発売されたヒット・シングル「De Do Do Do, De Da Da Da」収録の『ゼニヤッタ・モンダッタ』では、ポップとコアの間で絶妙なバランス感覚を見せた。
シングル「Every Little Thing She Does Is Magic」が大ヒットした『ゴースト・イン・ザ・マシーン』では、クリエイティヴィティがさらに進化した。
続く『シンクロニシティ』ではその路線を踏襲しながらも、さらなる高みへ登り詰めることに成功した。
と、1986年の解散時までに彼らが残した作品はどれもが高品質で、寸分の狂いも存在しなかったのだ。
そしてさらに、語るべきことがもうひとつ。
才能豊かなポリスを語るにあたって、最も見逃すことのできない男がスティングについてである。『ブルー・タートルの夢』でソロ・デビューしたとき、彼がバンドの一員という立場を超えた可能性を備えていることを、誰しもが実感したはずだ。
「If You Love Somebody Set Them Free」や「Englishman In New York」「All This Time」などの相次ぐヒット・シングルに充満したキャッチーな感性、「When We Dance」「Fields Of Gold」のゆるやかさに垣間見える余裕、さらに「If I Ever Lose My Faith In You」に顕著なタフネスなど、彼はアーティストが備えるべきすべての要素を持っていえる男だといえる。
まずはポリスからスティングへ。
もしくはスティングからポリスへ。
順序はどちらでもかまわないが、音楽を純粋に愛せる人なら、それぞれ異なる両者の持ち味を一度でも試してみるべきだ。
きっと、一度では終わらなくなるだろうから。
(text:Steve Johnston a.k.a.Propmaster Sweet)