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洋楽TOP > アーティストインデックス > アーティスト特集 > パティ・スミス

Featured Artist : Patti Smith パティ・スミス

ニューヨーク・パンクの女王!

ヘイリーによる日本のポップス・カバー集!

Track List

Album『Original Album Classics』

2008/06/16 Release

ダウンロード価格
アルバム ¥3,000(税込)
トラック 各¥150(税込)

[ジャケット画像]

『Horses』
01.
Gloria試聴
02.
Redondo Beach試聴
03.
Birdland試聴
04.
Free Money試聴
05.
Kimberly試聴
06.
Break It Up試聴
07.
Land試聴
08.
Elegie試聴
09.
My Generation [Bonus Track]試聴
『Radio Ethiopia』
01.
Ask the Angels試聴
02.
Ain't It Strange試聴
03.
Poppies試聴
04.
Pissing In A River試聴
05.
Pumping試聴
06.
Distant Fingers試聴
07.
Radio Ethiopia試聴
08.
Abyssinia試聴
09.
Chiklets [Bonus Track]試聴
『Easter』
01.
Till Victory試聴
02.
Space Monkey試聴
03.
Because The Night試聴
04.
Ghost Dance試聴
05.
Babelogue試聴
06.
Rock N Roll Nigger試聴
07.
Privilege (Set Me Free)試聴
08.
We Three試聴
09.
25th Floor試聴
10.
High On Rebellion試聴
11.
Easter試聴
12.
Godspeed [Bonus Track]試聴
『Wave』
01.
Frederick試聴
02.
Dancing Barefoot試聴
03.
So You Want To Be試聴
04.
Hymn試聴
05.
Revenge試聴
06.
Citizen Ship試聴
07.
Seven Ways Of Going試聴
08.
Broken Flag試聴
09.
Wave試聴
10.
Fire Of Unknown Origin [Bonus Track]試聴
11.
54321/Wave [Bonus Track]試聴
『Dream of Life』
01.
People Have The Power試聴
02.
Up There Down There試聴
03.
Paths That Cross試聴
04.
Dream Of Life試聴
05.
Where Duty Calls試聴
06.
Going Under試聴
07.
Looking For You (I Was)試聴
08.
The Jackson Song試聴
09.
As The Night Goes By [Bonus Track]試聴
10.
Wild Leaves [Bonus Track]試聴
 

Links

 

75年に発表されたパティ・スミスのデビュー・アルバム『ホーセス』は中身もジャケットも衝撃的だった。アルチュール・ランボーやビートニク詩人からの影響をうけた文学的な歌詞と、ヒリヒリするようなロックンロール。そして、ロバート・メイプルソープが撮ったモノクロのポートレートに写る、まるで少年のような体つきのパティと、カメラを見据える意志の強そうな眼差し。“ニューヨーク・アンダーグラウンド・パンクの女王”としてカリスマ的な人気を得ていたパティが、メインストリームで注目され、新たな時代の流れを作った記念すべきアルバムである。

パティ・スミスは、1946年12月30日シカゴに生まれ、ニュージャージー州で育った。ランボーの詩やボブ・ディラン、ローリング・ストーンズジミ・ヘンドリックスなどの音楽に熱中しながら町工場で働いていた日々の心境は、74年に自主制作でリリースされたデビュー・シングル「Hey Joe」のB面「Piss Factry」のなかで歌われている。そして、わずか16ドルを手にニューヨークに出てきた彼女は、アート・スクールに通い、ロバート・メイプルソープと知り合い、恋人同士となる。69年にチェルシー・ホテルに移り住んだ二人は、アンディ・ウォーホールやサム・シェパードと交流を持ち、パティのポエトリー・リーディングのパフォーマンスが評判を呼ぶようになる。

74年に、メイプルソープの出資で制作されたシングル盤には、テレヴィジョンのトム・ヴァーレインも参加(当時、二人は同棲していた)し、ニューヨーク・パンク勃興の原動力ともなった。その後、アリスタと契約し『ホーセス』をリリース。「グローリア」「バードランド」に代表される過剰な言葉と引き攣るようなボーカルが強い印象を残し、さらにロックのダイナミズムを加えたセカンド・アルバム『ラジオ・エチオピア』では、“パンク・ロックの女王”としての座を揺ぎ無きものにした。3作目となる『イースター』では、ブルース・スプリングスティーンと共作した「ビコーズ・ザ・ナイト」が大ヒットとなり、力強い演奏のなかにも独特の柔軟性が感じられるようになる。

MC5のギタリスト、フレッド・スミスとの出会いは、パティに女性的な優しさや穏やかさをもたらした。フレッドへのラブ・ソングである「フレデリック」をはじめ、バラエティに富むナンバーを収録した『ウェイヴ』はトッド・ラングレンのプロデュースによるものだった。このアルバムを最後に、パティはフレッドとの愛の生活を優先させ、音楽活動を止めてしまう。フレッドとの間に二人の子供をもうけたパティのポジティブなエネルギーは、約9年ぶりのアルバムとなる、88年の『ドリーム・オブ・ライフ』となって結晶化する。「ピープル・ハヴ・ザ・パワー」での人々への慈しみに満ちたメッセージは鮮烈だった。

パティの人生はこの後、苦難と試練の道を辿る。89年に盟友ロバート・メイプルソープをエイズで失い、94年には最愛の夫であるフレッド・スミスが心不全にて急死してしまう。さらに実弟のトッドや、パティ・スミス・グループのキーボード奏者リチャード・ソウルと、次々に親しい者を失う不幸に見舞われる。しかし、パティは苦悩の末に、また音楽の世界に戻ってきた。暗い断崖に立ちながらも、崩れ落ちることなく、さらに力強い女性、ロッカーとして戻ってきた。96年に、死の影をたたえながらも、そこから飛翔していく『ゴーン・アゲイン』を発表。日本においては、97年の初来日を経て、2001年、2002年と2年続けてフジロックで見せた圧倒的なパフォーマンスは今では伝説となっている。

今回、配信開始となる『Original Album Classics』は、パティ・スミスのファースト・アルバム『ホーセス』から5作目『ドリーム・オブ・ライフ』までを収めたCDボックスである。リマスター時にボーナス・トラックとして各アルバムに追加された曲も収録されている。先鋭的でエキセントリックな叫びから、柔らかな母性を感じさせるものまで、パティの人生が刻まれている。現在のパティも、怒りのパワーやスピリチュアルな感性を持ち続けたまま、我々の前に毅然とした姿で立っている。

(Text/遠藤哲夫)

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Selected Discography

 

[ジャケット画像]

Album
『Horses』

1975 Release

ヴェルヴェット・アンダーグラウンドのジョン・ケイルをプロデューサーに迎えて制作されたデビュー・アルバム。ヴァン・モリソンの有名曲を引用した「Gloria」の繊細かつアヴァンギャルドな展開は衝撃だった。ボブ・ディラン風の「Birdland」や、「Free Money」や「Elegie」の突き刺さるような美しさも素晴らしい。アラン・レイニア(ブルー・オイスター・カルト)やトム・ヴァーラインも参加。

おすすめトラック

Gloria 試聴
Break It Up 試聴

[ジャケット画像]

Album
『Radio Ethiopia』

1976 Release

デビュー作のサウンドがカー・ラジオで聞くには脆弱すぎると不満だったらしいパティが、バンド形態をとりロック色を強めて発表したセカンド・アルバム。プロデュースはエアロスミスなどを手掛けたジャック・ダグラス。「Ask the Angels」のソリッドなロックンロールから、10分にも及ぶフリーキーな「Radio Ethiopia」まで、強力なエネルギーが渦巻いている。「Pissing In A River」は初期の名曲のひとつ。

おすすめトラック

Ask the Angels 試聴
Pissing In A River 試聴
 
 

[ジャケット画像]

Album
『Easter』

1978 Release

アナーキーな色気を感じさせる印象的なジャケット。全米13位のヒットになったブルース・スプリングスティーンと共作による「Because The Night」や、「Rock N Roll Nigger」といった代表曲を収録していることからパティの最高作にあげる人も多い。サウンドにも柔軟性がでてきてポップな味わいも。“イースター”というタイトルにも明らかだが、宗教的な匂いを感じさせる曲も多く、独自の世界観を持つ。

おすすめトラック

Because The Night 試聴
Rock N Roll Nigger 試聴

[ジャケット画像]

Album
『Wave』

1979 Release

夫となるフレッド・スミス(元祖パンク・バンドMC5のギタリスト)への愛に満ちたアルバム。トッド・ラングレンのプロデュースで優しく丸みを帯びたサウンドが、パティの変化を物語る。純なラブソング「Frederick」、シャーマニックな「Dancing Barefoot」、バーズのカバー「So You Want To Be(A Rock'n'Roll Star)」などの曲が並び、黙示録的な語りによる「Wave」を最後にパティは長い活動休止に入る。

おすすめトラック

Frederick 試聴
Dancing Barefoot 試聴
 
 

[ジャケット画像]

Album
『Dream of Life』

1988 Release

9年の沈黙を経て発表された復活作で、フレッド・スミスとジミー・アイオヴィンの共同プロデュース。ジャケットに写るパティの眼差しが全てを物語っているようだ。鋭さよりも、慈しみや希望を見据えているように思える。穏やかさの中に力強さを感じる「Dream Of Life」や「Paths That Cross」といったバラードは深く胸に刺さる。中東戦争を題材にした「Where Duty Calls」の静かに燃え盛る反骨精神もパティらしい。

おすすめトラック

People Have The Power 試聴
Dream Of Life 試聴

[ジャケット画像]

Album
『Gone Again』

1996 Release

[ジャケット画像]

Album
『Peace and Noise』

1997 Release

[ジャケット画像]

Album
『Gung Ho』

2000 Release

[ジャケット画像]

Album
『Trampin'』

2000 Release

 
 

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ニューヨーク・パンクおすすめ

 

[ジャケット画像]

Television
『Marquee Moon』

1977 Release

74年にトム・ヴァーレイン、リチャード・ロイド、リチャード・ヘル、ビリー・フィッカによって結成された、ニューヨーク・パンクの異端児ともいえるテレヴィジョン。ヘルは途中で脱退するが、氷のように研ぎ澄まされたギターの絡みが官能的に響き、クールで文学的な個性を浮き彫りにする。

おすすめトラック

Elevation 試聴
Venus 試聴

[ジャケット画像]

The Velvet Underground
『The Velvet Underground』

1969 Release

67年から70年にかけて4枚のオリジナル・スタジオ盤を残したヴェルヴェット・アンダーグラウンド。アンディ・ウォーホールによる‘バナナ・ジャケット’のデビューアルバムはあまりにも有名。退廃や倒錯が滲むルー・リードの楽曲は、この3作目ではアコースティックな静謐感をともなってより美しい。

おすすめトラック

Pale Blue Eyes 試聴
I'm Set Free 試聴

[ジャケット画像]

Lou Reed
『Original Album Classics』

2008 Release

ヴェルヴェット時代からの、人間の暗部をえぐるような歌はそのままソロ時代へとつながる。72年のソロ・デビュー作『ロックの幻想』から、『トランスフォーマー』『ベルリン』の歴史的傑作を経て、76年の『コニー・アイランド・ベイビー』まで5枚のアルバムをパッケージ。

おすすめトラック

Satellite Of Love 試聴
Walk On The Wild Side 試聴
 
 

革ジャン、Tシャツ、ジーンズのいでたちで、3分間にも満たない高速ロックンロールをぶちかます。ラモーンズの登場は、ワン・パターンの美学で世界に衝撃を与えた。「Blitzkrieg Bop(電撃バップ)」は永遠のパンク・キッズ・アンセム。本作は2ndアルバムのエクスパンド・バージョンでRoxyでのライブを追加収録。

おすすめトラック

Blitzkrieg Bop 試聴
I Wanna Be Your Boyfriend 試聴

[ジャケット画像]

Blondie
『Blondie』

1976 Release

金髪の美女デボラ・ハリーは、元々はニューヨーク・ドールズの取り巻きだったという。ニューヨークのアンダーグラウンド・シーンから出現したブロンディも、デボラのルックスや60年代ポップの影響を受けたサウンドで、78年の「ハート・オブ・グラス」で一気にメジャーに浮上。このファーストにはかすかにパンクの匂いが・・・。

おすすめトラック

X Offender 試聴
In The Flesh 試聴

[ジャケット画像]

Talking Heads
『Sand In The Vaseline』

1992 Release

75年にアート・スクールの同級生達で結成されたトーキング・ヘッズ。バンドのフロントマンであるデヴィッド・バーンの個性もあり知的な匂いのするバンドだったが、ブライアン・イーノがプロデュースを担当してからは、ファンクやブラジル音楽の要素も取り入れてポスト・パンクの方向へ向かう。

おすすめトラック

Psycho Killer 試聴
No Compassion 試聴
 
 

[ジャケット画像]

The Stooges
『The Stooges [Deluxe Edition]』

2005 Release

パンクの源流となったイギー・ポップ率いるストゥージズの、69年8月発表のデビュー・アルバム。プロデュースはヴェルヴェット・アンダーグラウンドを辞めたばかりのジョン・ケイル。内面のフラストレーションが爆発していく破壊的なサウンドがカオスのように渦巻く。

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No Fun 試聴
I Wanna Be Your Dog 試聴

[ジャケット画像]

MC5
『Kick Out the Jams』

1969 Release

ストゥージスと同じくデトロイト出身で、政治色が強く、カウンター・カルチャーの象徴的なバンドとして歴史に名を残す。69年2月にエレクトラからリリースされた本作は強烈なアジテーションを随所に入れ込んだライブ録音(68年)で、破壊衝動が全開。リアル・パンクの原点。

おすすめトラック

Kick Out The Jams 試聴
Rocket Reducer No. 62 試聴

ボーカルのアラン・ヴェガとエレクトロニクス担当のマーティン・レヴの二人組みスイサイド。チープなエレクトロ・ポップ風のサウンドが展開する中、狂気を宿したボーカルが切り込んでくる。77年のデビュー・アルバムは突然変異的な奇怪さに満ちていた。本作のボーナス・トラックでその片鱗がうかがえる。

おすすめトラック

Harlem 試聴
Into My Eyes 試聴
 
 

[ジャケット画像]

New York Dolls
『Rock 'N Roll』

1994 Release

デヴィッド・ヨハンセンやジョニー・サンダースが在籍していたことでも知られるグラマラスで暴力的なロックンロール・バンド。73年にデビューし、2枚のアルバムを残して解散。早すぎたパンクともいわれるが「Personality Crisis(人格の危機)」や 「Trash」など、ニューヨーク・パンクの連中にも大きな影響を与えた。

おすすめトラック

Personality Crisis 試聴
Trash 試聴

[ジャケット画像]

Richard Hell & The Voidoids
『Blank Generation』

1977 Release

ニューヨーク・パンクの原点のひとつ、ネオン・ボーイズを高校時代の友人トム・ヴァーレインと結成したのが71年の終わり。テレヴィジョンのオリジナル・メンバー〜ジョニー・サンダースとのハートブレイカーズを経て、ヴォイドイズ結成に至る。焦燥感に満ちた刃物のような切れ味の1枚。

おすすめトラック

Blank Generation 試聴
Walking On The Water 試聴

[ジャケット画像]

Dead Boys