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洋楽TOP > アーティストインデックス > アーティスト特集 > ノラ・ジョーンズ

Featured Artist Norah Jones ノラ・ジョーンズ

ナチュラルな時間が流れる― ノラ・ジョーンズ3年ぶり第3作『ノット・トゥ・レイト』

全曲オリジナル!シンガー・ソングライターとしての本領を発揮したアルバム!

Track List
New Album 『ノット・トゥ・レイト』
2007/01/24 Release
ダウンロード価格
アルバム \1,500(税込)
トラック 各\150(税込)
『ノット・トゥ・レイト』
01.
Wish I Could   >>試聴
あなたにいてほしい
02.
Sinkin' Soon   >>試聴
シンキン・スーン
03.
The Sun Doesn't Like You   >>試聴
ザ・サン・ダズント・ライク・ユー
04.
Until The End   >>試聴
アンティル・ジ・エンド
05.
Not My Friend   >>試聴
ノット・マイ・フレンド
06.
Thinking About You   >>試聴
シンキング・アバウト・ユー
07.
Broken   >>試聴
ブロークン
08.
My Dear Country   >>試聴
マイ・ディア・カントリー
09.
Wake Me Up   >>試聴
ウェイク・ミー・アップ
10.
Be My Somebody   >>試聴
ビー・マイ・サムバディ
11.
Little Room   >>試聴
リトル・ルーム
12.
Rosie's Lullaby   >>試聴
ロージーの子守歌
13.
Not Too Late   >>試聴
ノット・トゥ・レイト
Single「Thinking About You」
2007/01/15 Release
ダウンロード価格
トラック 各\150(税込)
「Thinking About You」
01. Thinking About You   >>試聴
02. 2 Men   >>試聴
03. Wish I Could   >>試聴
Links
ノラ・ジョーンズ・スペシャルサイト
Norah Jones Ofiicial Site
OnGenノラ・ジョーンズ特集
OnGenリトル・ウィリーズ特集
アーティスト詳細ページ
ノラ・ジョーンズ

団塊の世代といわれる、50歳代の男性音楽ファンからも熱い支持を集めるノラ・ジョーンズ。「ノラ・ジョーンズの声に癒される」のが一番の理由だと思うが、そのスモーキーなボーカル・スタイルは幅広いファン層に愛されてきた。ジャズの名門“ブルーノート”からのデビューであるが、ジャジーなテイストは勿論、カントリーやブルースなど、アメリカのルーツ音楽への深い愛情が、楽曲へオーガニックで芳醇な香りを与えている。デビュー・アルバム『ノラ・ジョーンズ(Come Away With Me)』は、 第45回グラミー賞で「最優秀アルバム賞」「最優秀新人賞」など主要4部門を独占し、ノミネート8部門すべて受賞するという快挙を成し遂げた。

前作『フィールズ・ライク・ホーム』の後、間にノラのサイド・プロジェクトでもあるリトル・ウィリーズのアルバムを挟みながら、ソロ・アルバムとしては3年振りの3作目となる『ノット・トゥ・レイト』が遂にリリースされた。この新作は全曲をノラのオリジナルで占め、ノラがシンガー・ソングライターとしての本領を発揮し、ゆっくりと時間をかけて熟成させたアルバムである。

「いつかアルバム1枚全てを自分の曲でまとめることができたらクールだわって、前から思っていたの」とノラが語るように、ツアー中に世界の各地で書いた曲や、ホームタウンであるマンハッタンに戻ってきてから書いた曲など、たまった曲をレコーディングしたら、結果的に全曲自作のアルバムに仕上がったのだそうだ。
「私は同じようなアルバムを繰り返し作りたくないの。だから新しいことを試したかったのよ。これ1枚でいろいろな場所にいけるアルバムになったわ」

今回のアルバムでは、ノラのパーソナルな部分をストーリー仕立てにした内容や、社会的な意識も歌詞に反映されている。そして、アレンジも凝っていて、これまでにないホーン・セクションやチェロを加えた曲もあり、ピアノを弾かずにギターだけで歌った曲も収録されている。これまでとは違ったアプローチの仕方が、作品の質を確実にレベルアップさせたといえる。まず最初に印象に残るのは、「あなたにいてほしい」での、ギターに絡むチェロの重く引きずるような音。真っ白な雪の上を一人で歩いていくような寂寞としたイメージは、k.d.ラングの「ベアフット」という曲を思い出させる。恋人を戦地へ送られた、残された者の気持ちが込められた曲だ。続く「シンキン・スーン」は、ノラ自身が明らかにしているが、トム・ウェイツの影響のもとに作られた曲で、トロンボーンの音色はトム独特の猥雑な雰囲気を醸し出している。ゆったりとしながら異次元を彷徨うような「ノット・マイ・フレンド」も、これまでになかったタイプの曲。

先行シングルとして既にPVも話題になっている「シンキング・アバウト・ユー」は、ノラがNYで最初に参加したワックス・ポエティック時代(99年頃)に書かれた曲。この曲をはじめ、しっとりした情感を滲ませるノラならではのスモーキー・バイブレーションは、「アンティル・ジ・エンド」や「ブロークン」「ウェイク・ミー・アップ」などでも味わえる。そして本作中、最も心に染み入る曲「ロージーの子守歌」はオーストラリアの海岸で作った曲だそう。続く「ノット・トゥ・レイト」もそうだが、このスローで漂うような感じは、ジョアンナ・ニューサムやジュリー・ドワロンなどの新世代フォーキー達と共通する感覚なのも面白い。そして、アメリカに対する政治的な言及も込めた「マイ・ディア・カントリー」では、トム・ウェイツ的な演劇性とノラの温もりが同居するストレンジだけど郷愁をそそる世界が広がる。

ドント・ノー・ホワイ」的なキラー・チューンは、「ロージーの子守歌」や「シンキング・アバウト・ユー」がその役目を果たすだろうし、アルバム全体を通して聴けば、ノラの持つ新たな可能性に音楽の未来が見えるはずだ。

(Text/遠藤哲夫)
Discography
Norah Jones『Come Away With Me』
2002 Release
Norah Jones『Feels Like Home』
2004 Release
“スモーキー&ハニーなナチュラル・ボイス”ということで、ヒーリング系の癒しとは一線を画す滋味豊かな“癒し”を感じとることができたノラのデビュー作。さすがにジェシー・ハリスが提供した「Don't Know Why」「Shoot The Moon」などは名曲。全世界で2000万枚、日本だけでも90万枚を売り上げた画期的アルバムであることは確か。
ハンサム・バンドを率いたライブでもザ・バンドのカバー曲などを披露していたが、アメリカ南部的なルーツ音楽へのアプローチが一層際立つセカンド。ノラとリー・アレキサンダーとのコンビによる「Sunrise」「Toes」「The Prettiest Thing」などがいい味を出している。トム・ウェイツ作の「The Long Way Home」はカントリー・アレンジ。
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The Little Willies 『The Little Willies』
2006 Release
Charlie Hunter『Songs From The Analog Playground』
2001 Release
NYのバー“リビング・ルーム”で、2003年頃よりライブ活動を続けていたリトル・ウィリーズが、やっとレコーディングの時間を見つけて発表したのが本作。リチャード・ジュリアンとノラの2人がリード・ボーカル、ハーモニーを取る。名前の由来でのあるウィリー・ネルソンのカバーをはじめとする、カントリー・ロック路線は趣味を超えた職人芸。
ジャム・バンド界の重鎮としても有名なチャーリー・ハンター(8弦ギターをプレイ)のアルバムにゲスト参加した時の記念すべきアルバム。ノラは2曲でリード・ボーカルを取っており、ロキシー・ミュージックの「More Than This」、ニック・ドレイクの「Day Is Done」という選曲も面白い。チャーリー・ハンターは他にも、ボブ・マーリーをカバーしたアルバム『ナッティ・ドレッド』などもリリースしている。
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ベイ・シュー Bei Xu『ロスト・イン・トランスレーション』
2007 Release
マデリン・ペルー Madeleine Peyroux『ハーフ・ザ・パーフェクト〜幸せになる12の方法』
2006 Release
ソフィー・ミルマン Sophie Milman『ソフィー・ミルマン』
2006 Release
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NYジャズ界に舞い降りた“アジアン・ビューティ”。この2作目は、ジョン・レジェンドやジェイムス・ブラントなどの最近のカバーから、「ラヴ・ミー・テンダー」や松任谷由実まで、時代や国境を越えた“永遠のラヴ・バラッズ集”。「タイム・アフター・タイム」は独自のアンニュイさが魅力。
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ノラ・ジョーンズと比較されることも多いが、こちらはフランスに移住していたせいか、ヨーロッパ的な香りもあるのが特色。ジェシー・ハリスとの共作や、トム・ウェイツのカバーが含まれる点もノラとの共通項だ。ノスタルジックで柔らかな歌声はす〜っと心に馴染む。「Smile」を名カバー!
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カナダ(ロシア生まれ)の女性ジャズ・シンガーとして、ダイアナ・クラールやホリー・コール級の素質を持った将来有望な23歳の新星。故郷の歌である「黒い瞳」やシャンソンの「バラ色の人生」といったレパートリーも面白い。ジャズ・スタンダードでは、伸びのあるゴージャスな歌声も聴かせる。
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ギリアン・ウェルチ Gillian Welch『Revival』
1996 Release
ショーン・コルヴィン Shawn Colvin『These Four Walls』
2006 Release
レジーナ・スペクター Regina Spektor『Begin To Hope』
2006 Release
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映画『オー・ブラザー!』のサントラ盤にも収録されていたナッシュビルの女性フォーキー。アパラチアン・トラッドの香り高きセピア調のオリジナル曲は、古臭いというより新感覚のフリー・フォーク的な魅力も詰まっている。ノラの全米ツアーの前座を務めたこともある。この味わい深さは格別。
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スザンヌ・ヴェガのヒット曲「ルカ」でのバック・ボーカルで名を知られ、89年のデビュー作『ステディ・オン』や96年の『ア・フュー・スモール・リペアーズ』でグラミー賞も獲っている。穏やかな曲調の中にも秘めた力強さを感じさせ、この5年ぶりの新作もさすがにいい曲が詰まっている。実力派健在である。
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旧ソ連出身でNY育ちの新世代シンガー・ソングライター。ビートルズ的なポップ・センスと、ピアノを中心にしたクラシカルな曲調が不思議な世界を作り上げている。細かい部分でプログレッシヴなアレンジが隠し味的に効いているのも凄い。ストロークスのジュリアンの元カノとしても一部では有名?
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ボニー・レイット Bonnie Raitt『Nick Of Time』
1989 Release
トビー・ライトマン Toby Lightman『Bird On A Wire』
2006 Release
トレイシー・ネルソン Tracy Nelson『Tracy Nelson』
1974 Release
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ブルース・ギタリストとしても一流の腕を持つ、アメリカを代表する女性シンガー。71年のデビュー以来、『ギブ・イット・アップ』『スイート・フォーギブネス』など数多くの名作を残してきたが、本作は89年のグラミー賞最優秀アルバムに輝く。AOR的な親しみやすさと豪放なR&B色が溶け合う傑作。
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ニュー・ジャージー出身の女性シンガー・ソングライターで2004年にデビュー。ビター・スイートで骨太な感じは、シェリル・クロウやボニー・レイットにかなり近い。“新世代ソウルフル・ロック・グルーヴ”というニックネームもあるようだが、ちょっと抑え気味のボーカルはすでにいぶし銀の味わい。
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マザー・アースという西海岸コミューン系スワンプ・ロック・グループのリード・ボーカルだった。ソロ独立後はナッシュビル〜テキサスを中心に現在も活躍中。本作は70年代のいわゆるシンガー・ソングライター色が濃い名盤。エリック・カズやビル・ウィザースの曲を、この人ならではの圧倒的歌唱力でカバー。
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ナタリー・マーチャント Natalie Merchant『Ophelia』
1998 Release
リッキー・リー・ジョーンズ Rickie Lee Jones『The Duchess Of Coolsville』
2005 Release
トレイシー・チャップマン Tracy Chapman『Tracy Chapman』
1988 Release
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カレッジ・チャートで人気のあった10,000マニアックスで活躍後、93年に『タイガーリリー』でソロ・デビュー。この2作目は、まずコスプレ・ジャケット(7つの人格を表現したコンセプト・アルバム)に目が行くが、深みを増した歌声と多彩なアレンジで、アーティスティックな完成度が高いアルバムだ。
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フォーキーな曲からジャズ・スタンダードまでを奔放に歌いこなし、ノラが最新作でその影響を露わにしている、トム・ウェイツと70年代からつるんでいたリッキー・リー。まさにノラの先輩格ともいえる存在だ。デビュー作『浪漫』も名曲揃いだが、クオリティ的には2作目『パイレーツ』が、バックの演奏も含め最高。
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88年に、英米でチャート1位となったアルバム『トレイシー・チャップマン』でデビューした、個性派シンガー・ソングライター。グラミー賞3部門を受賞し、労働者階級の現実を歌った衝撃的な曲「ファースト・カー」が話題に。スザンヌ・ヴェガと共に、ネオ・フォーキー・ブームの旗手となった。
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