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 洋楽TOP > アーティストインデックス > 洋楽アーティスト特集 > ノラ・ジョーンズ
人肌のぬくもり、ノラ・ジョーンズ
“スモーキー&ハニー”なナチュラル・ボイスが世界を魅了する  Norah Jones ノラ・ジョーンズ
 全世界で1800万枚ものセールスを記録したデビュー作『カム・アウェイ・ウィズ・ミー』。グラミー賞8部門獲得という驚異的な記録も打ち立てた。アルバム、シングル曲「Don't Know Why」共にその年の“最優秀アルバム賞”と“最優秀レコード賞”に輝くという新人としてはまさしく異例の存在だった。ジャズの名門ブルーノートからデビューしているが、ジャズ・ボーカルの範疇を超えたナチュラルな“スモーキー・ボイス”が、しなやかな情感をともなって聴き手の心を包み込むように癒していく。

 ノラ・ジョーンズは1979年、ニューヨーク生まれ。インドの有名なシタール奏者ラヴィ・シャンカール(ジョージ・ハリスンにシタールを教えた)の娘でもあるのだが、両親はすぐに離婚したらしくノラが4歳の時にテキサスに移り住む。ジャズが好きだった母親の影響で、16歳の時の初ライブではビリー・ホリデイを歌った。高校在学中に“ダウンビート学生音楽賞”を受賞し、すでに頭角を現していたが、大学3年の時にニューヨークに旅行に行き、そこでジェシー・ハリス、ベースのリー・アレクサンダー、ドラムスのドン・ライザーと出会いバンドを結成する。2000年に『ファースト・セッションズ』というデモ・テープを録音し、これがブルーノートの社長の耳に止まり、契約に結びつく。そして2002年2月、ノラが22歳の時にアルバム・デビューを果たす。

 彼等は意欲的にツアーをこなし、バンド・メンバーの息のあったプレイをそのままスタジオに持ち込んで録音されたのが、2作目『フィールズ・ライク・ホーム』(04年)だ。バンドの勢いが、ゆったりとしたジャジーなサウンドから、南部のルーツ音楽を消化した芳醇さを加え、よりヴィヴィッドな音を聴かせるようになった。ライブでは、ザ・バンドやグラム・パーソンズの曲もレパートリーにしており、アルバムでカヴァーしていたハンク・ウィリアムズやJ.D.ラウダーミルク、タウンズ・ヴァン・ザントといった先達の作品と合わせ、ジャズには収まりきらない広いバック・グラウンドを持っていることがわかる。レイ・チャールズとの共演を果たした『ジーニアス・ラヴ〜永遠の愛』に収録された「ヒア・ウィ・ゴー・アゲイン」がグラミー賞のレコード・オブ・ザ・イヤーに輝いたのも、その証しであろう。

 『フィールズ・ライク・ホーム』は、全米ヒット・チャートで6週連続1位となり、既に全世界で1000万枚以上のセールスを記録、日本でも40万枚を売り上げているという。今年4月の来日公演も即ソールド・アウトという人気の高さを誇っているノラ・ジョーンズ。前作に感じられたちょっとクールな質感も、人肌を感じさせる温かいぬくもりへと変わってきているような気がする。こんなところが、疲れた心と身体をやさしく潤してくれる、癒しの音楽としても多くのファンを魅了している理由だろう。(Text/遠藤哲夫)
TrackList
 
Album『Feels Like Home』2004/02/04 Release ダウンロード価格 アルバム \1,500(税込)トラック  各\150(税込) Album 『Feels Like Home』 第47回グラミー賞1部門受賞作品
アルバムをショッピングカートに入れる
 
01. Sunrise >>試聴
02. What Am I To You? >>試聴
03. Those Sweet Words >>試聴
04. Carnival Town >>試聴
05. In The Morning >>試聴
06. Be Here To Love Me >>試聴
07. Creepin’In >>試聴
08. Toes  >>試聴
09. Humble Me  >>試聴
10. Above Ground  >>試聴
11. The Long Way Home  >>試聴
12. The Prettiest Thing >>試聴
13. Don't Miss You At All >>試聴
デビュー・アルバム同様、アリフ・マーディンのプロデュースで基本的なサウンドは変わりないが、ジャジーなレイド・バック感覚よりも南部的なルーツっぽさが強まった感じ。それはザ・バンドのレヴォン・ヘルムとガース・ハドソンが参加した「What Am I To You?」やテキサス(ノラの出身地でもある)の伝説的なシンガー・ソングライター、タウンズ・ヴァン・ザントのカヴァー「Be Here To Love Me」などで顕著だ。ドリー・パートンがゲスト・ボーカルを取る「Creepin’In」もスウィンギーなカントリー・チューンで面白い。ノラとリー・アレクサンダーの共作が増え、シングルになった「Sunrise」や「Toes」といった名曲を残している。
 
 
Album『Come Away With Me』2002/04/11 Release ダウンロード価格 アルバム \1,500(税込)トラック  各\150(税込) Album『Come Away With Me』 第45回グラミー賞8部門受賞作品
アルバムをショッピングカートに入れる
 
01. Don't Know Why >>試聴
02. Seven Years >>試聴
03. Cold Cold Heart >>試聴
04. Feelin' the Same Way >>試聴
05. Come Away With Me >>試聴
06. Shoot the Moon >>試聴
07. Turn Me On >>試聴
08. Lone Star >>試聴
09. I've Got to See You Again >>試聴
10. Painter Song >>試聴
11. One Flight Down >>試聴
12. Nightingale >>試聴
13. The Long Day Is Over >>試聴
14. Nearness of You >>試聴
バンドのギタリストでもあるジェシー・ハリス(元ワンス・ブルー)が書いた「Don't Know Why」の素晴らしさは勿論だが、ベースのリー・アレクサンダーもいい曲を書いていて、フォーク調の「Seven Years」や「Feelin' The Same Way」、カントリー・テイストがいい味を出している「Lone Star」などは特に印象的。ボニー・レイットを思わせる「Shoot the Moon」やR&Bカヴァーの「Turn Me On」、サザン・ソウル的な味わいのある「One Flight Down」などの落ち着いたルーツ感覚も、そのスモーキー・ボイスと相俟って堪らない魅力を放っている。最後にジャズ・スタンダードの「Nearness of You」を持ってくるあたりも憎い。
 
Single
Single『Don't Know Why (Original Demo Version) 』
Don't Know Why
   (Original Demo Version)  >>試聴
Lonestar  >>試聴
Peace  >>試聴
Single『Come Away With Me』
Come Away With Me  >>試聴
Turn Me On (Live)  >>試聴
Cold, Cold Heart (Live)  >>試聴
 
Track Norah Jones & The Handsome Band  「Sleepless Nights」
Sleepless Nights >>試聴
 
Track Ray Charles with Norah Jones 「Here We Go Again」 第47ラオグラミー賞 2部門受賞作品
Here We Go Again >>試聴
 
Links
アーティスト詳細ページ
大人の女性ボーカル
Album Holly Cole 『The Best Of Holly Cole』2000年Release
カナダ出身のジャズ・シンガーで、90年にホリー・コール・トリオでデビュー。ブルーノートのレーベル“Manhattan”から91年に『Blame It On My Youth』をリリースし、人気を不動のものとした。ジャズ・スタンダードをお洒落にモノクロームな雰囲気で聴かせるが、ロックやポップスのカヴァーも多い。「Alison」はエルヴィス・コステロ、「Calling You」は映画「バグダッド・カフェ」の主題歌として有名。
おすすめトラック
Alison >>試聴
Calling You >>試聴
Blame It On My Youth >>試聴
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Album Cassandra Wilson『Belly Of The Sun』2002年Release
天才的な表現力でジャンルを超越したジャズ・シンガー、カサンドラ・ウィルソン。ブルーノート移籍後は、自らのルーツ探訪といった激シブの選曲がボーダーレスな世界を作り上げている。ミシシッピー生まれだけにブルースへの深い愛情が感じられ、ザ・バンドの「The Weight」や、ストーンズのカヴァーで有名な「You Gotta Move」がまず凄い。ジェイムス・テイラーやジョビンのカヴァーも新鮮な驚き。
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The Weight >>試聴
Wichita Lineman >>試聴
Only A Dream In Rio >>試聴
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Album Sam Phillips『Fan Dance』2001年Release
あまりに趣味が良すぎて通受けしてしまっているサム・フィリップスであるが、名プロデューサーのT・ボーン・バーネットの奥さんでもあり、ノンサッチに移籍しての本作は、ギリアン・ウェルチとかの作品にも近づいたオーガニックな大傑作!モノトーンな世界の中にしっかりと物語性を持たせ、独特(ちょっとひしゃげたような)のボーカルに引き込まれる。まずは「Five Colors」を。
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Five Colors >>試聴
How to Dream >>試聴
Love Is Everywhere I Go >>試聴
詳細はこちら
 
 
Album Keri Noble 『Fearess』2004年Release
ノラ・ジョーンズを手掛けた重鎮アルフ・マーディンがプロデュースを買って出た26才のシンガー・ソングライター、ケリ・ノーブル。キャロル・キングやベス・ニールセン・チャップマンの系譜に連なるピアノ弾き語りが魅力だが、日本ではTVドラマ『離婚弁護士II』に使われた「夢がかなうまで」で有名か。「About Me」のストレートなロックは好感度大!「Honest」はアルバム未収録のバラード。
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About Me >>試聴
I Won't >>試聴
Honest >>試聴
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Album Anita Baker『Rapture』1986年Relesase
ソウル・グループのチャプター8での活動を皮切りに、83年にソロ・デビュー。エレクトラに移籍して『ラプチャー』を発表したのが86年。600万枚以上を売上げ、シングル「Sweet Love」はトップ10入り、グラミー賞も2部門受賞した。ジャジーなサウンドは“クワイエット・ストームの女王”とも呼ばれた。「Caught Up〜」の芳醇な香りは今聴いても素晴らしい。 次作に収録の「Giving You The Best〜」はNo.1ヒットに。
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Caught Up In The Rapture >>試聴
Watch Your Step >>試聴
Mystery >>試聴
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Album Carole King 『In Concert』1994 Release
ノラ・ジョーンズの声に癒されるとしたら、曲の魅力自体で30年以上も多くのリスナーに愛され続けているキャロル・キングの『タペストリー』は元祖“癒し系”と言えるアルバムかもしれない。そのキャロルが皮のパンツで飛び回ったライブ盤。勿論、ピアノ弾き語りの名曲も収録。永遠のスタンダード「You've Got A Friend(君のともだち)」や振り絞るように歌う「Natural Woman」はやはり泣ける。
おすすめトラック
You've Got A Friend
Natural Woman
Will You Love Me Tomorrow
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野良ジョーンズ オフィシャルサイト(レーベル) ノラ・ジョーンズ 海外オフィシャルサイト アーティスト詳細ページ




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