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このアルバムは、何といっても「Real Love」につきる。名曲「Top Billin」をネタに、まったく別の曲に作り上げたプロダクションも見事だが、荒削りでやや一本調子ながら、パワー溢れるメアリーの歌いっぷりが、またループにうまくはまっていて何とも言えない高揚感を得ることが出来る。日本でも、AIのようなシンガーがライブでカバーしたり、オリジナルをDJがまわしていたりと、フロアーをロックさせるパワーをいまだ保ち続けているHip Hop Soulを代表する名曲だ。他に、彼女が敬愛するチャカ・カーン(ルーファス)のカバー「Sweet Thing」や、デイヴ“ジャム”ホールが手掛けたメロウ・チューン「Love No Limit」、「You Remind Me」といったシングル・ヒットも収録されている彼女の代表作といえるアルバムだ。
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前作のHip Hop Soulな流れを受け継いで制作された2nd。メリー・ジェーン・ガールズの「All Night Long」を引用した「Mary Jane(All Night Long)」や、バリー・ホワイトの「It's Ecstacy」を用いた「You Bring Me Joy」、更にはカーティス・メイフィールドの「Give Me Your Love」を拝借した「I'm The Only Woman」など、70年代ソウルをフィーチャーした楽曲が並ぶ。前作と比べるとやや地味な印象を受けるものの、シンガーとしては、R&B特有のタメを身に付けた歌いっぷりが印象的で、こちらのほうが、うまい!と感じる部分が多い(そういうプロダクションなんでしょうが…)。どことなく勢いで作った感じのする前作以上に、アルバムとしては完成度が高いと感じる充実した作品だ。
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最近のR&Bシンガーは、あまりライブ・アルバムをリリースすることはなく、アリシア・キーズのようなアンプラグドという形式がいくつかある程度なので、このアルバムは、ある意味、貴重な音源といえる。内容的には、今のアンプラグド的な流れの対極のゴージャスなバンド・サウンドのソウル・レビューといった内容で、中でもイントロから続く「Real Love」、「You Remind Me」、「Reminise」の1stアルバムからのヒット曲メドレーは圧巻だ。『Share My World』の次に制作された為、最近のヒット曲こそ収録されていないが、反対に「Missing You」他、このアルバムにしか収録されていないスタジオ録音のオリジナル曲も収録されていて、コレクターとしては是非抑えておきたい一枚でもある。
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アルバム・タイトルにファースト・ネームを用い、ジャケ写でも飾らない素顔を見せているように、かなりプライベートなムードの強いアルバムで、Hip Hop Soulの匂いはあまり感じられない作品だ。「Sexy」でのジェイダキス、「Deep Inside」でのエルトン・ジョン、そして元彼のK-Ciとのデュエット「Not Lookin'」、更には大御所アレサやクラプトンと、とにかくゲストが多彩でバラエティに富む曲が並ぶ。個人的には、ジョージ・マイケルとのデュエットでカバーした、スティーヴィーの名曲「As」が好きだ。この曲と共に、これまでになかった爽やかな雰囲気を醸し出しているのが、最大のゲストであるローリン・ヒルが手掛けた「All That I Can Say」で、新しいメアリーの魅力を引き出した彼女の手腕は素晴らしいの一言に尽きる。何をやらせても上手な人だと感心するばかり。
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1stの「Real Love」同様、彼女のキャリアを代表する曲である「Family Affair」が、このアルバムの最重要曲なのは間違いない。この頃から1曲、2曲という少ない単位でプロデュースを手掛けるようになったDr.ドレによるこの曲は、久々にHip Hop Soulといえる曲で、メアリーの健在ぶりをシーンに印象付けた。前半はこの曲のような黒っぽいサウンドが多いが、後半は一転して、前作の「All That I Can Say」のような爽やかな路線の曲が目立つ。中でも「Never Been」がいい。どこか懐かしい感じのする優しいサウンドを手掛けたのは、なんとミッシー・エリオットなのだから恐れ入る。ティンバランドと共に、チキチキ系とよばれる変則ビートを得意とする彼女がメアリーに用意したのは、オーソドックスなR&Bだったというのが面白い。CDながら、A面、B面があるような構成の作品。
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2nd以来となるP.ディディとのリユニオン曲でもある1stシングル「Love @ 1st Sight」は、これも久々となるメソッド・マンを迎えたHip Hop色が濃厚なフロア・ライクなアッパーだ。P.ディディは他にも数多くの曲を手掛けており、50セントを招き重厚なトラックに仕上げた「Let Me Be The 1」や、Hip Hop Classicといわれる名曲「I Got To Here」を引用した「Ooh!」などは1stの頃を思わせる曲で、リユニオン効果がはっきりと出ている。他には、前作の「Family Affair」に続きドレが手掛け、イヴを迎えた「Not Today」も、単純なループながらクールなサウンドで心地よい。前2作はやや地味だっただけに、これぞHip Hop Soulという全編派手な仕上がりで、ファンも多い作品だ。
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最近は少しなりを潜めている彼女だが、2002年には自身のシングル「Foolish」に、客演を務めたジャ・ルールの「Always On Time」と、ファット・ジョーの「What's Luv」の3曲を同時にチャート・インさせて話題となった。また、自身のデビュー前から、作家としてもJ.Loらに作品を提供しており、今後の動向が注目されるアーティストの1人だ。
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現在、新作を制作中という彼女も、MJBフォロアーとして注目される1人だ。1stアルバムからの「AM To PM」のヒットはもちろんだが、彼女の名を世界的に浸透させたのは、2nd『It's About Time』に納められた「Dip It Low」の大ヒットだ。世界各国でさまざまなアーティストをfeat.してリリースされたバージョンのおかげもあって、大成功を収めたこの曲に続く新曲が待たれる。 |
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| デビュー前から、ワイクリフやオール・ダーティー・バスタードらとの共演をしていた彼女は、デビュー後もJay-Zやブラック・ストリート、フォクシー・ブラウンら大物とのコラボを盛んに行っており、動向が注目されるアーティストの一人だ。そろそろ新作をリリースして欲しい。 |
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他の3人とは異なるが、UKを代表するソウル・ディーヴァと言えば彼女をおいて他にはいないだろう。毎年たった1作しか受賞することの出来ない、UKのグラミー賞といわれる“マーキュリー賞”を受賞した『A Little Deeper』をはじめ、本国での人気はMJBと同等の彼女。本格的な世界進出の待たれるアーティストだ。 |
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