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洋楽TOP > アーティストインデックス > アーティスト特集 > マデリン・ペルー

Featured Artist Madeleine Peyroux マデリン・ペルー

恋するあなたを癒す“1ダースの恋愛短編集”

ノスタルジックで心に響くあたたかい歌声! 「21世紀のビリー・ホリデイ」「ジャジーなノラ・ジョーンズ」と称されるマデリン・ペルーの最新作!

Track List
Album 『ハーフ・ザ・パーフェクト〜幸せになる12の方法』
2006/10/25 Release
ダウンロード価格
アルバム \1,500(税込)
トラック 各\150(税込)
『ハーフ・ザ・パーフェクト〜幸せになる12の方法』
01.
I'm All Right   >>試聴
悲しみにさよなら
02.
The Summer Wind   >>試聴
ザ・サマー・ウィンド
03.
Blue Alert   >>試聴
ブルー・アラート
04.
Everybody's Talkin'   >>試聴
うわさの男
05.
River (Duet Featuring k.d. lang)   >>試聴
リヴァー
06.
A Little Bit   >>試聴
ア・リトル・ビット
07.
Once In A While   >>試聴
ワンス・イン・ア・ホワイル
08.
(Looking For) The Heart Of Saturday Night   >>試聴
土曜日の夜
09.
Half The Perfect World   >>試聴
ハーフ・ザ・パーフェクト・ワールド
10.
La Javanaise   >>試聴
ラ・ジャヴァネーズ
11.
California Rain
  >>試聴
カリフォルニア・レイン
12.
Smile   >>試聴
スマイル
Single「悲しみにさよなら」
2006/10/25 Release
ダウンロード価格
トラック 各\150(税込)
「悲しみにさよなら」
Links
マデリン・ペルー・レーベルサイト(ユニバーサルミュージック)
アーティスト詳細ページ

秋も深まってくると、女性ボーカルが恋しくなる。ジャジーなダイアナ・クラールホリー・コールカサンドラ・ウィルソンあたりもいいのだが、和み系のボーカルを求めるならノラ・ジョーンズやマデリン・ペルーがぴったりだ。日本では、ノラ・ジョーンズほどの知名度はまだないマデリン・ペルーであるが、10月にリリースした通算3作目となる『ハーフ・ザ・パーフェクト〜幸せになる12の方法』が、多方面で絶賛されている。

マデリン・ペルーは、1973年、アメリカのジョージア州生まれ。マデリンという名前は、フランス語の教師をしていたという母親が、フランス文化への憧れをこめて付けたものだという。13歳の時に母親と一緒にフランスのパリに移住し、15歳からパリのストリートで歌い始めた。父親がニューオーリンズ生まれだったこともあり、小さい頃からジャズに親しんでいたマデリンは、エディット・ピアフなどのフランスの歌手もよく聴いていたそうだ。やがて、ロスト・ワンダリング・ブルース&ジャズ・バンドという、古いジャズやシャンソンをレパートリーとしていたバンドに加わり、ヨーロッパ中を旅して回った。その頃にデビュー・アルバムのプロデューサーとなるイヴ・ボーヴェスに出会っている。

22歳でアメリカに帰国し、デビュー作『ドリーム・ランド』を96年にリリースした。サウンド面で大きな役割を担っているのは、トム・ウェイツのパートナーとしても有名なベーシスト/プロデューサーのグレッグ・コーエン。マデリンのストリートで培われた持ち味を損なわずに、ジャジーでありながら、どこかノスタルジックな響きを持ったサウンドは、確かにトム・ウェイツの大道芸のような世界にも通じるものがある。ベッシー・スミスやビリー・ホリデイのブルージーなジャズから、カントリーのパッツィ・クライン、エディット・ピアフまで、個性的なカバー曲を独自のスタイルで歌い上げている。

マデリンはこの後、何故か音楽シーンから姿を消して空白の8年間を送るが、2004年のカムバック作となる『ケアレス・ラヴ』が世界的に大ヒット。ジョニ・ミッチェルの元旦那でベーシスト、ラリー・クラインのプロデュースで、“古き良き時代”の匂いはそのままに、パリのカフェにも似合いそうなアンニュイさを付け加えている。この2作目の延長線上に、新作『ハーフ・ザ・パーフェクト〜』はあると言える。

本作は、前作に引き続きラリー・クラインがプロデュース。タイトル曲となっているレナード・コーエンの曲が重要な位置を占め、ジョニ・ミッチェルの「リヴァー」、フレッド・ニールの「うわさの男」(ニルソンのヒットで有名)、トム・ウェイツの「土曜日の夜」、セルジュ・ゲンスブールの「ラ・ジャヴァネーズ」といった多彩なカバー曲を収録。さらに、チャップリン作のスタンダード「スマイル」も大きな話題となるだろう。オリジナルでは、スティーリー・ダンのウォルター・ベッカーとの共作となる「悲しみにさよなら」のほか、前作で「ドント・ウェイト・トゥー・ロング」を共作していたジェシー・ハリス(ノラ・ジョーンズの「Don't Know Why」の作者)との曲も3曲入っている。歌の上手さや迫力で聴かせるのではなく、柔らかな感性とひたむきさ、どこか懐かしくて新しい感じが、軽やかに聴き手の心に入り込んでくる。カバー曲によせる絶対的な信頼という意味では、k.d.ラングの『ヒムズ・オブ・ザ・フォーティーナインス・パラレル』と並んで、一生ものの一枚である。

(Text/遠藤哲夫)
Discography
『Dreamland』
『Dreamland』
1996 Release
「古き良きアメリカ」を連想させる、セピア色の時間がゆったりと流れる。ジャズ・シンガーに分類されるのかもしれないが、アメリカのノスタルジックなブルースとフランスのアンニュイを同時に表現できる稀有なシンガー。往年のジョゼフィン・ベイカーを思い出したりもするが、現代の歌い手としての新しさも随所に散りばめている。k.d.ラングの愛唱歌でもあった「Walkin' After Midnight」の斬新なアレンジや、エディット・ピアフの「La Vie En Rose」で聴こえるマーク・リボーのギターとか・・・。ベッシー・スミスのレパトリーを3曲も取り上げているのは凄い。
おすすめトラック
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『Careless Love』
『Careless Love』
2004 Release
前作に引き続きベッシー・スミスの「ケアレス・ラヴ」、更にはジョセフィン・ベイカーの「二つの愛」に加え、ボブ・ディランやレナード・コーエンのカバーが印象的。フェアグラウンド・アトラクションにも近い、バスキング的なフォーキーさが全体をゆるく包んでいる。
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女性ボーカルおすすめ
Norah Jones ノラ・ジョーンズ 『Come Away With Me』
2002 Release
Joni Mitchell ジョニ・ミッチェル 『Blue』
1998 Release
k.d. lang  k.d.ラング 『Hymns of the 49th Parallel』
2004 Release
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リトル・ウィリーズでアメリカ・ルーツ音楽への深い造詣を覗かせたノラ・ジョーンズ。だが、日本の親父どもをイチコロにした、このデビュー・アルバムの素晴らしさは格別だ。成熟の一歩手前にあるようなスモーキーなボーカルが、ゆっくりと聴き手のなかで熟成してくる。
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ジャズに接近していく後年のジョニも素晴らしいのだが、アコ−スティックな質感を残しつつ、初期の繊細で透明感のある純朴さから、自己の内面を詩的世界へと昇華させた最高傑作が本作。何度聴いても新たな発見があり、そして泣けてくる。「River」はマデリン・ペルーが最新作でカバー。
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ニール・ヤング、ジョニ・ミッチェル、レナード・コーエン、ジェーン・シベリー、ブルース・コバーンなど、全てカナダのアーティストのカバー曲で構成された珠玉のアルバム。魂が浄化されるとは、このこと。タイトルの“北緯49度”とは、カナダとアメリカの国境線を指す。
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River   >>試聴
All I Want   >>試聴
A Case of You   >>試聴
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Judee Sill ジュディ・シル 『Judee Sill』
1971 Release
Kathryn Williams キャスリン・ウィリアムス 『Relations』
2004 Release
Eddi Reader エディ・リーダー 『Candyfloss and Medicine』
1996 Release
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79年にドラッグのオーバードーズで亡くなった伝説のシンガー・ソングライター。不幸な境遇の中で、祈りともいえる儚い夢のような曲を残した。時として賛美歌のように響いてくる歌声に、逆にこちらが救われる思いがする。発掘音源の『ドリームズ・カム・トゥルー』も素晴らしい。
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イギリスのノラ・ジョーンズと言い切ってしまうには、ちょっと無理があるが、独特な心地よさを持ったボーカルには親しみを覚える。本作はカバー・アルバムで、レナード・コーエンの「Hallelujah」は必聴。是非、k.d.ラングと聴きくらべを。ジャクソン・ブラウンの「These Days」も沁みます。
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「パーフェクト」のヒットで有名なフェアグラウンド・アトラクションの出身。ソロとなって3作目のアルバム。ストリート・ミュージシャン出身という部分ではマデリン・ペルーと共通する部分もあるが、エディの方がフワフワした感じ。最近はよりシンプルにフォーク色を純化させている。
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Diana Krall ダイアナ・クラール 『From This Moment On』
2006 Release
Diana Ross ダイアナ・ロス 『Blue』
2006 Release
Laura Fygi ローラ・フィジィ 『Bewitched』
1993 Release
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今やジャズ界にとどまらず、世界のスーパースターとなったダイアナ。グラミー受賞のジャズ・シンガーとしてノラ・ジョーンズの先輩格でもある。最新作はオーケストラをバックにゴージャスに贈るジャズ・スタンダード集。弾き語りスタイルの「Little Girl Blue」の熟し加減も見事。
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こちらはモータウンで一時代を築いたソウル歌手のダイアナ。本作は、72年の映画『ビリー・ホリディ物語』と同時期に録音されていながら未発表だったジャズ・スタンダード集。惜しくもアカデミー主演女優賞をライザ・ミネリにさらわれたのでお蔵入りになったという話しも・・・。
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オランダ出身の美人ジャズ・シンガー、『瞳のささやき』に次ぐ2作目のアルバム。こちらも大人の香りがムンムンのジャズ・スタンダードが並ぶ。このねっとりとした独特の気だるさが魅力でもあるが、エレガンスな感じ。ラテン・カバー集やミシェル・ルグラン集などもリリースしている。
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aika 『ai wo』
2006 Release
Holly Cole ホリー・コール 『The Best Of Holly Cole』
2000 Release
Silje Nergaard セリア 『At First Light』
2001 Release
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平原綾香の姉であり、バークリー音楽院卒業後は、アメリカを拠点にジャズ・シンガー&サックス・プレイヤーとして活躍(平原綾香のツアーにも参加)。このデビュー・アルバムからは、リード・トラックの「Orange Moon」がヒット中。ジョン・レノンの「Imagine」もナイス・カバー!
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カナダ出身のジャズ・シンガーなのはダイアナ・クラールと同じだが、こちらが一足先にエルヴィス・コステロをカバーしていた。「Alison」は絶品。『バグダッド・カフェ』でお馴染みの「Calling You」他、ロック/ポップス寄りのカバーが多いので、マデリンやノラのファンは必聴!
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90年にパット・メセニーのプロデュースによる「やさしい光につつまれて(Tell Me Where You're Going)」が日本でも大ヒットしたノルウェー出身の歌姫。99年の『Port Of Call』で再びワールドワイドに復帰し、透明感溢れるキュートな歌声は相変わらず魅力的。本作にはティル・ブレナーも参加!
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Imagine   >>試聴
Quiet   >>試聴
Orange Moon   >>試聴
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Cassandra Wilson カサンドラ・ウィルソン 『New Moon Daughter』
1995 Release
Malene Mortensen マレン・モ−テンセン 『Date With A Dream』
2005 Release
Caecilie Norby セシリア・ノービー 『MY CORNER OF THE SKY』
2004 Release
Miriam Aida ミリアム・アイーダ 『Pearls』
2006 Release
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ジョニ・ミッチェルやザ・バンドのカバーなどに聴ける独自の音楽センスと、天才的な歌唱力でジャズの枠を打ち破る孤高のシンガー。本作はグラミー受賞の名作で、他の追従を許さない。
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最近、リリースが増えている北欧ジャズ。その中でもデンマーク出身の美人系ジャズ・シンガーは注目である。美人度No.1ではマレン。ジョニ・ミッチェルの「All I want」にコロリ!
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こちらもデンマーク出身。クラシック声楽を学んでいたというだけあり、歌の上手さは抜群。ロック・バンドに在籍してヒットも放っている。そのキャリアからくる奥行きの深さは只者ではない。
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ブラジリアン・ユニット”A Bossa Electrica”のリード・ヴォーカリストとしても活躍するスウェーデン出身の歌姫。ラテン系のテイストが入ったヨーロピアン・ニュー・ジャズの新星!
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Tuck & Patti タック&パティ 『Chocolate Moment』
2002 Release
Emmylou Harris エミルー・ハリス 『Red Dirt Girl』
2000 Release
Carly Simon カーリー・サイモン 『Come Upstairs』
1980 Release
Rickie Lee Jones リッキー・リー・ジョーンズ 『Rickie Lee Jones』
1979 Release
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タック・アンドレスの超絶的なギター・プレイと、ソウルフルなパティ・キャスカートのボーカルによる夫婦デュオ。ジャンルを超えたエモーショナルで変幻自在のサウンドは、まさに驚き!
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ノラ・ジョーンズもカバーしているグラム・パーソンズの重要な音楽パートナーでもあったエミルー。カントリー/ポップスから、独自の浮遊性を持ったコズミック・ワールドを構築した名作。
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「うつろな愛」がジャネット・ジャクソンにサンプリングされて話題になったが、70年代から一貫したスタンスで活躍する女性シンガー・ソングライターの大御所。ジャズ・カバー集の『トーチ』も是非。
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トム・ウェイツとの交遊関係も取り沙汰されたLAの歌姫。自由奔放な性格が、そのまま歌に反映されているようで、どこか物憂げな感じも不思議な魅力。ジャジーな雰囲気はその後もずっと持ち続ける。
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