ロック界の“L”とデスノートの“L”による超強力コラボとして話題沸騰中の新曲「アイル・ビー・ウェイティング」。いまやマツケンといえば松山ケンイチ!社会現象にもなった大ヒット映画『デスノート』のスピンオフ作品『L change the WorLd』の主題歌として、今後TV、ラジオからガンガン流れてくるであろう、その「アイル・ビー・ウェイティング」を収録した、レニー・クラヴィッツの約4年ぶりのニュー・アルバム『ラヴ・レヴォリューション』が日本先行でリリースとなった。
“黒いジョン・レノン”と呼ばれていただけに、ショーン・レノンが参加した「All I Ever Wanted」や「Stand By My Woman」にはっきりとジョンの影が見てとれる。フィリー・ソウルそのまま「It Ain't Over〜」や、カーティス・メイフィールドのエッセンスを取り込んだ「What Goes Around〜」など、レニーならではのバランス感覚で再構成。
「Are You Gonna Go My Way(自由への疾走)」の空気を切り裂くようなギターの音。レッド・ツェッペリン的なサウンドは、「Is There Any Love〜」でも顕著だが、いくらアナクロといわれようがここまで圧倒的な音で迫られたら降参である。バラードの「Believe」や「Heaven Help」などもひっくるめて、アルバム全体の陶酔感が最高。
前作のバンド・サウンド的な部分よりも、再びワンマン・プレイに戻ってシンプルかつタイトな作りのアルバム。ダークな曲が多いせいか本国ではセールス的に落ちたらしいが、「Rock and Roll Is Dead」「Can't Get You Off My Mind」といった忘れ難い名曲を含む。プリンスに近い曲もあり、内ジャケットのヌードも含めナルシスティックなアルバム?
『5』で試みたデジタル録音と、それまでのアナログ録音を折衷。できあがった音は、贅肉を削ぎ落としたヒリヒリするようなロック。銀行強盗に間違えられた体験を歌にした「Bank Robber Man」も痛快。ちょっとメランコリックな「Stillness of Heart」や「Dig In」「Yesterday Is Gone」あたりは王道アメリカン・ロックという感じでオヤジ殺し!
ゲス・フーのカバー「American Woman」には驚かされたが、見事なファンク・ロックにアップデイトされていた。全米アルバム・チャート2位に輝き、トリプル・プラチナを獲得したベスト。これさえあれば安心・・・、ですがあくまで入門用に。「Again」はこのベスト盤用の新曲で全米4位のヒットに。でもやっぱり「Are You Gonna Go My Way」が最高か!?
63年のデビューから現代に至るまで精力的に活動を続けるローリング・ストーンズのリード・シンガーとして知られるミック・ジャガー。冒頭からレニーとの共演作「God Gave Me Everything」で始まり、代表曲「Just Another Night」、ジョン・レノンが手掛けた「Too Many Cooks」など、ソロ活動30数年の歳月が鮮明に甦ってくる。