「伝統的英国音楽」に回帰した2作目『Modern Life Is Rubbish』で、いかにもイギリス的なひねくれたポップ感覚を押し出し、遂にこの『Parklife』で大ブレイク!オアシスと共にブリット・ポップの代表バンドとなった彼らの出世作である。どことなく初期のXTCを思わせるような「Girls & Boys」や、超名曲「End Of A Century」を収録し、全英チャート1位に輝く。デーモン・アルバーンのシニカルな個性が爆発!
古き良き時代のギター・ポップという感じだが、この圧倒的なポジティヴィティは貴重だ。ビートルズのようなポップ・センスがきらめく美メロに、爽やかなハーモニー。60年代風の懐古趣味に陥ることなく、飽きのこないアレンジでポップ職人ぶりを発揮。キンクスのように鄙びた感じでホロリとさせる「What Have I Done Wrong?」や泣きのメロディー「Grassman」 「Crossroads」といった曲もドッジーならでは。
全英ヒット・チャート初登場第1位、イギリスだけで120万枚を売り上げた『エンプロイメント』で、2005年のUKロックの顔となったカイザー・チーフス。60年代のモッズっぽい雰囲気はあるのだが、そのキャッチーなメロディー・ラインに、思わずつられて口ずさんでしまいそうな曲が並ぶ。「Everyday I Love You〜」「I Predict A Riot」「Na Na Na Na Naa」は“英国歌謡”と呼びたくなる程ポップ!